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KSC HK53A2 SFPD (vol.2) ~ ハンドガード変更カスタム

2013/2/04 By: maxi カテゴリー: ライフル


KSC HK53 SFPD

KSC H&K HK53A2 SFPD
2ウェイ エアーコッキングシステム 電動ガン

スペック
全長:782mm
重量:2,785g
装弾数:80発
初速:77.6m/s – 0.2g (0.60J) ~ 82m/s (フルオート時)
メーカー希望小売価格:39,900円
・メタルレシーバー標準

装着パーツ
・東京マルイ MP5/G3 ローマウントベース
G&P MP5用 LEDフラッシュライト付きハンドガード

← KSC HK53SFPD 前回のレビュー記事 (vol.1)

KSC HK33/HK53シリーズは、東京マルイや中華電動ガンの影に隠れながらも、ひっそりと(?)再生産されている。いまだに電動ガンの中では最高の撃ち味を誇り、エアーコッキングでも遊べるというのは素晴らしいメカニズムだと思う。ゲームでどう活用するか別としても、手放せないコレクションの一つである。一度撃ってみればわかるが、その独特な射撃感覚は、面白くて病みつきになってしまう。

ノーマルのハンドガードはMP5のものを後ろに少し延長したデザインだが、あまり気に入っていなかったので、今回はG&PのMP5用ライト付ハンドガードを装着してみた。
装着に際しては、ハンドガード内側サイドのリブ山を削る必要があるが、平ヤスリ一本で出来てしまうので、それほどの作業ではない。

▼ノーマルの先細ハンドガードよりも断然カッコイイ気がする。
KSC HK53 ライト&ハンドガード

▼HK53は、MP5に程近い。マガジンを抜いたらMP5A4と殆ど見分けがつかない。
HK53SFPD-HG3

▼ノーマルマガジンの装弾数は80発。もし多弾マグのひとつでもあれば、ゲームでの活用性が格段に上がり、もっと人気が出るのではないだろうか。自作している方も見かけるが、なかなか工作が大変そうだ。
HK53SFPD-HG4

KSC HK53は、東京マルイ電動ガンに比べて射程距離や集弾性が少し劣るため、ゲームで活かすにはインドアや市街地フィールドなどCQBや、セミオート戦、あるいはシューティングマッチに限られてくる。取り立ててアドバンテージは無いものの、撃ってみるとセミオートのキレやフルオートのリコイルが非常に楽しく、MP5とは違うという部分が楽しめれば良いのではないかと思う。

KSC HK53 ライト&ハンドガード

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マルシン M586 4インチ (vol.1) ~ Xカートリッジでリニューアル

2012/12/26 By: maxi カテゴリー: リボルバー


M586-XC
マルシン S&W M586 4インチ Xカートリッジ
ガスリボルバー

スペック
全長:244mm
重量:490g(ABS)
装弾数:Xカートリッジ式 6発 6mmBB
初速:49.7m/s – 0.2g (0.24J/12月計測) ~ 適温加熱時 67.0m/s(0.44J)
・シングル/ダブルアクション
・固定ホップアップシステム

マルシンからXカートリッジ式ガスリボルバーの新作 S&W M586 が発売となった。かなり前からアナウンスのあったものだが、突然の発売に驚いた。M586はコンバットマグナムM19が強化されたモデルで、コルトでいうパイソンと同等のスペックをもったリボルバーだ。かつてのTVドラマ「あぶない刑事」で登場していたのを覚えている方も多いことだろう。その当時も、同社からプラスチックカート仕様でM586のガスリボルバーが発売されていたのだが、実に20年ぶりぐらいの復活ではないだろうか。

▼当時あこがれたデイビスタイプのグリップを付けてくるあたり、狙っている。プラスチック製だが、デザインや握り心地が優れていて実用性は高い。
M586-XC02

Xカートは新サイズ。同社チーフスペシャル用(Xカートスペック一覧表)に近いが、こちらは357マグナムを模したのであろう、直径9mm、長さ43mmと少し長くなっている。また、HKS M586用スピードローダーにセットできたが、リムが厚いせいかロックすると若干先細りになってしまう。これは以前レビューしたチーフスペシャルと同じ理由なので、ローダーのツメを少し削れば解消する。

参考までに実銃ではよく、357マグナムリボルバーに38スペシャル弾が使われるという話があるが、このM586においてはM36チーフ用の38スペシャルXカートは装填できない。38SPのほうが径が1mmほど大きいため全く入らないのである。もし入れたとしても、BB弾からフォーシングコーンまでの間に大きな隙間が出来てしまい、実射はできないだろう。

実射性能
ホップアップに関してメーカーすらも情報を出していないが、固定ホップ機能が実装されている。しかしホップが弱すぎて全くかかっておらず、飛距離が出ないという残念な状態だ。
初速に関しても、M29クラシックと比べるとかなり抑え目である。恐らく、昔発売されていたものと何も変わっていないのだろう。

M586-B01

インナーバレルの分解は、バレル下のイモネジを外して、チャンバー側から前にグッと押し込むだけで前方のスリーブごと抜ける構造。
ホップ機構を確認するとラバーパッキンがはまっているだけで、テンションはかなり弱い。調整するような穴が設けられているので、可変ホップ化するのを途中で投げ出した感じが否めない。
調整用であろう穴位置が、センターからオフセットされているのが気になるが、イモネジあるいは単にプラ板挟みこみなどでパッキンに圧を加えてやれば、簡単に適正ホップは得られそうである。
その他、フォーシングゴーンを後ろに押し付けるスプリングが無駄に強すぎる気がする。トリガープルにもろに影響する部分なので、そのあたりもチューニングしたいところだ。

M586-B02

こういったリボルバーは通常のサバイバルゲームには全く不利だが、ワンメイク・ゲームにすればかなり面白い。いずれまたリボルバー戦を企画したいと思う。

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マルゼン CA870 MCSカスタム (vol.5) ~ 新スタイル&久々の実戦投入

2012/12/11 By: maxi カテゴリー: ショットガン



マルゼン CA870
エアーコッキング・ショットガン

スペック (ベースモデル)
全長:555mm
重量:1300g
装弾数:40発/22発
参考初速:93.5m/s – 0.2g (0.87J)
・シングルショット(単発発射)

前回のレビュー記事 CA870 ソードオフカスタム (vol.4)

マルゼン CA870 は、かなり久々のレビュー登場である。最近またパーツを追加購入して、ゲーム実戦にも投入してみたので、紹介しておきたい。CA870 は随分長いつきあいになるが、実銃のレミントン870MCSを参考に、コツコツと集めたパーツ類で色々組み替えて遊べるようにしてある。トップ写真の各パーツの概要は以下のとおり。

未装着部品
ストック…CA870ストック (マルゼン純正)
アウターバレル…アルミアウターバレルロングタイプ 310mm (アングス)
エクステンションチューブ…M1100用をロングバレルに合わせてカット調整 (マルゼン純正)
コッキングハンドル…LA870ユース用 コッキングハンドル (ブラック/マルゼン純正)

装着部品
グリップ・・・LA870ユース用 グリップ(マルゼン純正)
コッキングハンドル・・・CA870用 フィンガーレストタイプ コッキングハンドル (KM企画)
アウターバレル…M1100ディフェンダー用バレル (マルゼン純正)
マウントベース…M870/CA870用 CQBマウントベース 短くカット調整 (マルゼン純正)
ドットサイト…S-POINT レッドドットサイト (STAR)

その他チューニングパーツ
インナーバレル…あたりめバレル(ファイヤフライ)
ホップアップパッキン…くらげホップパッキン(ファイヤフライ/固定ホップ)
ショートマガジン…22連ショートマガジン(G&P)

一覧にしてみると、我ながらよくこんなに集めたものだと思った・・・。一体何の情熱だろうか(笑) それぞれ比較的に値段が安くて、手に入れやすかったということもあるだろう。しかし今なお、レミントン870MCSのコッキングハンドルと、パックマイヤーのグリップは気になってしょうがない。グリップは過去にマルゼンが出していたショットガン「ブルドック」にも採用されていたものだが、今は殆ど見当たらないのである。これぐらいのパーツであれば、GUN道場PRODUCTSで開発してしまおうかと、ふと思った。

▼レミントン870-MCSのカタログ。

さて、久々に森林フィールドのゲームで使ってみた感想だが、やはりショットガンを使った立ち回りは面白い。自分と相手の射程距離や、弾数、立ち位置、仲間の位置を計算しながら相手を翻弄するような動きで動き回る。まあ疲れるのは確かだが、楽しい。電動ガン相手では、どうしてもディフェンス寄りになるが、相手が減れば勝機も見えてくる。なお、この時は電動ハンドガンG18Cを制圧射撃用に、CA870を狙撃・牽制用に、持ち変えながら使っていたが、それが一番良い組み合わせに思えた。

性能面に関して、初速は恐らくあたりめバレル(内径6.03)のおかげでやや高めの数値。マルイバイオBB弾0.2gを使用。しかし、くらげホップパッキンのテンションまたは柔軟性が若干落ちたのか、有効射程は今ひとつ伸びなかった。だいたい30mくらいだろうか、弾道自体は素直だが、組み込み当初に見たようなストレートで伸びのある弾道は見られなかった。後日、メンテのために分解してみると、くらげパッキンが若干斜めに向いてしまっていたので、それも一因かもしれない。

→ 次のレビュー記事 CA870-MCS (vol.6)

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