2013/2/05
By: maxi
カテゴリー: モデルガン

コクサイ コルト パイソン 357マグナム 3インチ (コンバットパイソン)
金属製モデルガン
スペック
全長:226mm
重量:820g
材質:亜鉛ダイキャスト、真鍮、24Kフィニッシュ
使用火薬:7mmキャップ
メーカー希望小売価格:28,000円
基本的に私は、エアソフトガンやサバイバルゲームを楽しんでいるものの、時々モデルガンの世界にも入ってみたりする。現在モデルガンは、意外にもコンスタントに新製品・再生産品が発売されており、かつてないサバイバルゲームブームにある中でも、ゲームをしない、弾を撃ちたいわけでもない、というファンの方も多いようで、モデルガンも一時期より活況を取り戻した印象がある。
今回は、現行モデルのコクサイ コルトパイソン 金属モデルを紹介したい。
▼個人的には、特にハンマーとトリガーの鈍い輝きと硬質感がたまらない。

金属製モデルガンの魅力とは
モデルガンは弾は出ないが、リアルな金属カートリッジを使って火薬キャップで発火を楽しめるという特長がある。中でも金属製モデルは、作動や発火以上に大きな魅力があると思っている。
それは一言で言えば、金属素材そのものの質感と、金属同士の触れ合う音だ。

金属製モデルガン、とくにリボルバーは、金属ならではのズッシリとした重さ、冷たい質感、何か動かすたびにチャキチャキ鳴る作動音が楽しい。もうそれだけで充分満足できてしまう、「静」の世界である。
アクションのキレも素晴らしいが、カラ撃ちを嫌って、トリガーを引くときはついハンマーに手をそえてしまう。
▼付属のカートリッジは.357-MAGNUMと銘打たれているが、同社.38-SPECIALより短い。フルメタルシリンダーの安全対策で、インサートが一層厚くなっているためだ。このカートリッジを装填するときのチャキンという音は他では味わえない。

実は15年ほど前にも、コクサイ パイソン 4インチ金属モデルを所有していたが、当時のものよりも現行モデルのほうが、アクションが確実になっている。シングル・ダブルアクションともキッチリ作動して、非常に気持ち良い。
▼標準でパックマイヤー・ラバーグリップが付属。滑りにくいため、820gという重さをしっかりと手で支えることができる。木製グリップも別途注文中なので、届いたら写真を追加したい。

モデルガンは、時々取り出して眺めたり触ったりするだけのものだが、心に安らぎとイマジネーションをもたらしてくれる、男のアイテムと言っても良いのではないだろうか。
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2013/2/04
By: maxi
カテゴリー: ライフル

KSC H&K HK53A2 SFPD
2ウェイ エアーコッキングシステム 電動ガン
スペック
全長:782mm
重量:2,785g
装弾数:80発
初速:77.6m/s – 0.2g (0.60J) ~ 82m/s (フルオート時)
メーカー希望小売価格:39,900円
・メタルレシーバー標準
装着パーツ
・東京マルイ MP5/G3 ローマウントベース
・G&P MP5用 LEDフラッシュライト付きハンドガード
← KSC HK53SFPD 前回のレビュー記事 (vol.1)
KSC HK33/HK53シリーズは、東京マルイや中華電動ガンの影に隠れながらも、ひっそりと(?)再生産されている。いまだに電動ガンの中では最高の撃ち味を誇り、エアーコッキングでも遊べるというのは素晴らしいメカニズムだと思う。ゲームでどう活用するか別としても、手放せないコレクションの一つである。一度撃ってみればわかるが、その独特な射撃感覚は、面白くて病みつきになってしまう。
ノーマルのハンドガードはMP5のものを後ろに少し延長したデザインだが、あまり気に入っていなかったので、今回はG&PのMP5用ライト付ハンドガードを装着してみた。
装着に際しては、ハンドガード内側サイドのリブ山を削る必要があるが、平ヤスリ一本で出来てしまうので、それほどの作業ではない。
▼ノーマルの先細ハンドガードよりも断然カッコイイ気がする。

▼HK53は、MP5に程近い。マガジンを抜いたらMP5A4と殆ど見分けがつかない。

▼ノーマルマガジンの装弾数は80発。もし多弾マグのひとつでもあれば、ゲームでの活用性が格段に上がり、もっと人気が出るのではないだろうか。自作している方も見かけるが、なかなか工作が大変そうだ。

KSC HK53は、東京マルイ電動ガンに比べて射程距離や集弾性が少し劣るため、ゲームで活かすにはインドアや市街地フィールドなどCQBや、セミオート戦、あるいはシューティングマッチに限られてくる。取り立ててアドバンテージは無いものの、撃ってみるとセミオートのキレやフルオートのリコイルが非常に楽しく、MP5とは違うという部分が楽しめれば良いのではないかと思う。

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2012/12/26
By: maxi
カテゴリー: リボルバー

マルシン S&W M586 4インチ Xカートリッジ
ガスリボルバー
スペック
全長:244mm
重量:490g(ABS)
装弾数:Xカートリッジ式 6発 6mmBB
初速:49.7m/s – 0.2g (0.24J/12月計測) ~ 適温加熱時 67.0m/s(0.44J)
・シングル/ダブルアクション
・固定ホップアップシステム
マルシンからXカートリッジ式ガスリボルバーの新作 S&W M586 が発売となった。かなり前からアナウンスのあったものだが、突然の発売に驚いた。M586はコンバットマグナムM19が強化されたモデルで、コルトでいうパイソンと同等のスペックをもったリボルバーだ。かつてのTVドラマ「あぶない刑事」で登場していたのを覚えている方も多いことだろう。その当時も、同社からプラスチックカート仕様でM586のガスリボルバーが発売されていたのだが、実に20年ぶりぐらいの復活ではないだろうか。
▼当時あこがれたデイビスタイプのグリップを付けてくるあたり、狙っている。プラスチック製だが、デザインや握り心地が優れていて実用性は高い。

Xカートは新サイズ。同社チーフスペシャル用(Xカートスペック一覧表)に近いが、こちらは357マグナムを模したのであろう、直径9mm、長さ43mmと少し長くなっている。また、HKS M586用スピードローダーにセットできたが、リムが厚いせいかロックすると若干先細りになってしまう。これは以前レビューしたチーフスペシャルと同じ理由なので、ローダーのツメを少し削れば解消する。
参考までに実銃ではよく、357マグナムリボルバーに38スペシャル弾が使われるという話があるが、このM586においてはM36チーフ用の38スペシャルXカートは装填できない。38SPのほうが径が1mmほど大きいため全く入らないのである。もし入れたとしても、BB弾からフォーシングコーンまでの間に大きな隙間が出来てしまい、実射はできないだろう。
実射性能
ホップアップに関してメーカーすらも情報を出していないが、固定ホップ機能が実装されている。しかしホップが弱すぎて全くかかっておらず、飛距離が出ないという残念な状態だ。
初速に関しても、M29クラシックと比べるとかなり抑え目である。恐らく、昔発売されていたものと何も変わっていないのだろう。

インナーバレルの分解は、バレル下のイモネジを外して、チャンバー側から前にグッと押し込むだけで前方のスリーブごと抜ける構造。
ホップ機構を確認するとラバーパッキンがはまっているだけで、テンションはかなり弱い。調整するような穴が設けられているので、可変ホップ化するのを途中で投げ出した感じが否めない。
調整用であろう穴位置が、センターからオフセットされているのが気になるが、イモネジあるいは単にプラ板挟みこみなどでパッキンに圧を加えてやれば、簡単に適正ホップは得られそうである。
その他、フォーシングゴーンを後ろに押し付けるスプリングが無駄に強すぎる気がする。トリガープルにもろに影響する部分なので、そのあたりもチューニングしたいところだ。

こういったリボルバーは通常のサバイバルゲームには全く不利だが、ワンメイク・ゲームにすればかなり面白い。いずれまたリボルバー戦を企画したいと思う。
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