東京マルイの次世代電動ガン2020年の新作としてAK47ベースのカスタムモデル, AK STORM が発売となった。
これまでスタンダードAK47の派生モデルとしてβスペツナズ, AK47HCがあったが, 今回は外装を徹底的にカスタマイズした, 趣旨の異なるモデルである。次世代AK47はエアガンとして完成された素晴らしい製品だが, こういったゲーム向きのショートモデルを待ち望んだ人も多いのではないだろうか。
実際にゲームでも, 標準AK47より格段に使いやすく, 拡張の自由度が高いので非常に重宝する。
そもそもAK47は60年以上前のレトロなモデルであり, アメリカでいえばM16, いやAR10以前に作られた非常に古いデザインなのである。
東京マルイ AKストームの特徴
1. AKストーム専用パーツ：現代の戦闘に対応した, きめ細かなパーツ設定
セレイテッドグリップ, 伸縮トランスフォームストック, タクティカルマグウェル, 小型フラッシュハイダー, ラージセレクタ－,リアサイトレイル
2. シュート＆リコイルエンジン：撃ちごたえ最高のボルト作動と反動
3. オートストップシステム/ボルトリリース機構：マガジンが空になると作動ストップ, ボルトハンドルを引いて解除するリアルな操作手順
4. M-LOKレイルシステム：ハンドガードの両側面には最新のレイルシステム「M-LOK（エム-ロック）」を採用。
5. 各種マズルオプション対応：銃口には14mm逆ネジ仕様のオプションを取り付け可能
欲をいえばAK74系, AK102やAKS-74U(クリンコフ)に撃ち切りストップシステムを搭載してほしいところだ。
ストップシステムがあるかないかでゲーム運用の幅は大きく異なる。弾数無制限で撃ち続ける運用はどの電動ガンでもできるが, もはや面白くない。
システム搭載のAK47なら, リアカン30発設定で撃ち切ってマガジンチェンジ, ボルトリロード, 再射撃という流れを作ることができ, そのリアリティがものすごく楽しいのである。ガスブロも同じ流れにはなるが, 常に全弾を撃ち切れるかどうか, 重すぎるガスマガジンなど課題は多い。
いずれにしても新作AKストームは, 個性的なデザインとあらゆるゲームに幅広く対応できる傑作モデルであり, レトロなAK47を敬遠していた方には断然お勧めできる。是非この機会に, 撃ち切りボルト解除のリアルアクションを楽しんで頂きたい。
