2022.10.18 SAIKOYA スパス12 ソフト弾 ショットガン風おもちゃ銃

SPAS12

スパス12 排莢式ショットガンが登場!AMAZONで人気の中華スポンジソフト弾シリーズ

2021年頃から一部マニア界隈(?)に絶賛を浴びていた、中華ソフト弾シリーズ。ナーフのようでナーフではない、しかもその多くがカート排莢式というマニアックなエアーソフトガンである。
このシリーズは、ショットガンだけみても ベネリM1014風をはじめ、マグプルM870風や 上下二連、水平二連など、BBエアソフトでは販売されていないものも多く、昔ながらのエアガンファンが大喜びのモデルが勢ぞろいしている。そんな中、ついに待望の排莢式スパス12が発売された。


デカくてゴツくてカッコいい「フランキ スパス12」は実銃デビューが1979年(43年前)で、2000年頃には生産を終了してしまっている。
デザインが個性的で、一度みたら印象に残るショットガンという所からか、映画やゲームなどにも非常に多く登場している。


HQトラッドのレンジで実射テスト。初速は24m/s前後、到達(着地)距離で2~10m程度だった。
ソフト弾はシェルとの抜弾抵抗しだいで飛びが大きく変わってしまう。しかしエアガンであるため気密も重要で、安定させるのが難しいところに見える。
一方、排莢のシェルはしっかり飛び、装填も含めて、操作するのがとても楽しい。

ところでスポンジ製のダーツとオモリを「紙」で作れば、生分解バイオ化できるうえ 初速も安定するに違いない、というアイデアを昨年思いついたが、どなたかに商品化してほしい。
シェルの回収はまだしも、ダーツを拾い集めるのはなかなか大変な作業である。今年は紙ストロー時代に入ったこともあり、材料も豊富ではないかと思うのだ。

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シェルはチューブに5発+チャンバーに1発装填でき、6連射可能ということになる。装填や動作は快調だった。エキストラクターのツメが金属製なのは良いが、反対側の突き出し(エジェクター)が赤いプラパーツなので摩耗してしまいそうである。ちなみにマグプル870風は金属棒(亜鉛ダイキャスト?)のエジェクターとなっていた。


スパス12という、やる気アイテムが出てしまったからにはサバゲーを企画するしかないということで、11/6(日)に埼玉県日高市 HQリロード
12/25(日)に岐阜県各務原市 HQトラッドSHOT11 排莢ショットガン戦を開催予定。
ソフト弾の威力は低いためヒット判定に難ありだが、サバゲーとして成立させるために新しいアイデアを思い付いたところである。それは当日のお楽しみとして頂きたい。


↑ レミントン仕様シェル(金属リム型)は最高の撮影アイテムだが、排莢が全く飛ばないので調査が必要である。動かして遊ぶならひとまず純正の赤シェルが調子良い。
※後日調査で、レミントン仕様のノズル側パッキンがきつすぎることが判明。ノズルの抜き差しがスムーズになるようパッキンを調整すれば, シェル飛びは改善した。

↓ スパス12のシリンダーヘッド(エキストラクター)は、以前に壊れた下記のM1014と同じ赤色タイプで、同じく破損が懸念される。そのため補修パーツの製作を検討している。

↓ マルイ スパス12とのストック比較。付け根の幅はどちらも39mmだが、軸やストッパーの位置、太さが少し違っているので互換性はなさそうである。

シェルが排莢できるスパス12は過去に製品化されておらず, それだけでもコレクションしたくなってしまう。もしBB化カスタマイズをしてもサバゲーでの実用性は厳しい所であろうが, 昔ながらの夢のある商品として, 所有の満足度は高い。お座敷・部屋撃ちのコレクションアイテムとしては最高の逸品ではないだろうか。

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