2024.09 タナカ 3インチ コンバットリボルバー大集合

S&W M19

先日HQトラッドのリボルバー交流会で、初めて30m決闘をやりました。
リボルバー戦をやろうという熱い思いを実現した14年前のこんな企画から早14年
まさか30mで決闘できる時代がくるとは驚きでしたね。(それは果たして決闘と呼べるのか??)

遠い…遠いけど3インチでも当たる時代に…

つまり電動ガンやガス・オートにも対抗できるレベルまで上がってきたということです。
エアガンとしてのポテンシャルが上がった嬉しさがある反面、昔みたいに5~10mで撃っては外すオモシロな戦いの時代が終わってしまったような寂しさもあります。

さて本題、
昔から3インチリボルバーに惹かれ、夢見たコレクションがついに出揃いました!

いやーイイですね…味わい深すぎる。3インチあれば44マグナム系も仲間入り。4機種も揃うと満腹感があります。

コンバット=闘争,近接格闘, 撲滅のために戦う…確かに3インチ、そんな雰囲気?

[3インチ リボルバーの魅力]
・絶妙なデザインバランス。大抵のリボルバーに似合う
・パワーと集弾性能を発揮できるギリギリの長さ
・実銃と同じく、携行性と実射性能の両立

[各個別のインプレ]
すべてタナカワークス製のペガサスリボルバー。ノーマルHOPは少々弱めということも共通であり、少し手を入れると見違える弾道になる。(後述)
3インチモデルはフレームサイズや材質を問わず軽く、特に市街戦系のゲームで扱いやすいうえ、携行して良し、飾って良しとイイことづくめ!?

S&W M19 3inch K-Comp ヘビーウエイト
・グリップはアルタモントのKフレーム/ブーツ-スムース G10を木目調に塗装
・冬場は実力を発揮しにくい
初速82m/s (0.2g/32℃/ノーマルシリンダー) インナーバレル66mm

COLT PYTHON 3inch Nickel-ABS
・50m/A3ターゲット命中のポテンシャルあり
・冬場は実力を発揮しにくい
初速82m/s (0.2g/32℃/カスタムシリンダー) インナーバレル68mm

S&W M629PC 3inch Flat-side ABS
・4インチも十分取り回しやすいが、3インチのコンバット感も捨てがたい
・気温差によるパワー変動を見越してか初速は抑え気味
初速72m/s (0.2g/32℃/ノーマルシリンダー) インナーバレル68mm

RUGER スーパーレッドホーク (アラスカン) ABS
・発射音がかなり爆音、そういえばマルシンのアラスカンも爆音
初速78m/s (0.2g/32℃/カスタムシリンダー) インナーバレル56mm(KM6.01mm)

[最近やっているリボルバー・チューニング Ver3, Rモデル]

・シリンダーにはファイヤフライのゲボスケ (を入れた方が安定する)
 シリンダー周辺はパワーの最適化やパッキンの柔軟化で、殆どチューニングの必要がなくなった。
 発射サウンドも大きめで撃つのが楽しく、サバゲーでは撃たれた側も反応しやすい。

・トリガーやハンマーは摺動面を研磨してよりスムーズにしておく
 ノーマルでも充分スムーズだが、磨くととんでもなく滑らかになる。
 シリンダーストップも磨けばシリンダーに傷がつきにくくなる

・固定ホップは、パッキン上にマスキング(紙)テープなどを1~3枚載せて調整
 現行パッキンの形状は非常に秀逸だと思うので、かさ上げしか行っていない。全体を下に押しつける感じにする。
 初速80以上でるものは、0.25g弾で調整すると40~50m程まで有効射程圏内になる。
 M29など最近はチャンバー(バレルハウジング)に調整用の真鍮板(部品図に無い)が入っている事があるので要注意、ハウジング(D形状)の右上にオイルでくっついている。

・インナーバレル入口/内側テーパー加工のエッジを落とす
 エッジにBB弾の痕跡が見える場合がある。リューター/ラバー砥石などで軽く均したあとコンパウンド。
 これにより遠距離での弾道荒れが収まる


▲ サバゲー用として「適度に小さめのグリップ」にこだわっているが、あまり選択肢が無いのが難点。
実銃のような反動がない以上、握りやすくブレにくいのが一番だと考える。

▲ Kフレーム用のグリップアダプターを削って装着している為、フレームにピッタリ合わせるのは難しい。
M28やM27をリリースした今、Nフレーム用のアダプターも販売してほしいところ。

▲ 実銃をしのぐかもしれない30mの命中安定性。反動がないためサイティングの仕方は工夫した方が当てやすい。
いつもリアサイトより上にフロントサイト(レッドランプ)を置いてターゲットを捉える狙い方をしている。

リボルバーはロマン?
それを言うならば「超効率的なBB弾の発射装置」にリアルな外装を被せた「電動ガン」だってロマンじゃないかな?と思います。
エアガンとサバゲーの世界はぜんぶ非現実&ロマンであって楽しい!
全てのエアガン・モデルガンに通じて「実銃への憧れ」があったり、あるいはサバゲーに「戦い・死闘への憧れ」もあったりして、
没入できる癒しのひとときは持ったもの勝ちです??それはさておき、ほどほどに楽しくサバゲーやりましょう!