サバゲーの極意


■パワーバランス。勝てなければ面白くないだろうか?
時々力量バランスが悪いから組み合わせを変えてほしいという声があるが、サバゲーはオンラインゲームとは違う。
負けっぱなしだと思ったら頭脳とチームワークで、自力で詰めて頂きたいところである。
負ける方は、苦しい戦いの中で協力プレーを余儀なくされるだろうが、学べる部分は多い。それこそが面白いのに、と思うのである。
最終的には勝ち負けではないが、例えば取られ続けていたフラッグをなんとか防衛出来たというような、試行錯誤もゲームとしての醍醐味ではないだろうか。

■申告者にも問題
サバゲーは冷静さを欠くと成立しない、危うい部分がある。
たかだかコンマ数グラムのBB弾、かつ判定が相手任せのゲームである以上、ヒットコールが無ければ、それは当たっていないと考えるしかない。
かつて自身の剣道経験でも「今のは完璧な打突だった」つもりが、審判に無効とされることがある。審判3人が満場一致の判定を出すのは、本当のクリティカルヒット時のみである。

着弾ヒットは常に冷静な判断で、正直に申告するのが前提である。それが出来ていないゾンビ行為は、装備/特徴を確認してスタッフに申告するべきと思う。しかし実際に確認すると「当たっていない」「知らなかった」という回答が殆どである。
また時々「相手がヒット判定してくれないので、こちらが撃たれても撃ち続けるしかない」という告白もある。
互いに冷静な判定を仰いでいくしかない。何度も繰り返されるようなら、装備のパージ、冷却期間(出場停止)など段階を経て解決していく必要がある。

■最高の休日をつくる
初見のいわば信用できない人達(グループ)とコミュニケーションできるだろうか?
知った顔同士で、安心のぬるま湯に漬かっていると、対戦相手には文句しか出てこない。
しかし実は相手も同じことを感じていたりする。相手の立場を踏まえ、受け入れて信頼を構築する。そこからしか未来はひらけない。
相互理解は簡単にはいかないだろう。価値観が違うかもしれない。だが目指したい。