WA S&W ショーティ40 SCW (vol.3) 復活&グレードアップ
スペック
全長:180mm
装弾数:22+1発
参考初速:70.2m/s(0.49J/Rタイプ)
・6.03mm精密インナーバレル
・固定式ホップアップ機構
・Wスプリング仕様のリコイルスプリング
・2006.12 再販
←WA S&W ショーティ40 前回のレビュー記事 (vol.2)
グレードアップしたSHORTY.40
あの美しいショーティフォーティが生まれ変わった。今回の再販の目玉は固定ホップ化で、これにより前作よりも遠距離性能が上がってゲームでも活躍してくれることを期待したい。
外観は、色気のあるデザインで、USPやグロックのような”武骨”とは対極にある。細かい段差やセレーションなどの造形も非常に美しく、テレビや映画で映えるのもうなずける。リボルバーのM66なども画映えするが、スミスアンドウェッソンのデザイン力は素晴らしいと思う。
さて、残念なことにこんな真冬での発売のため、外でガンガン連射することは難しいが、とりあえず室内テストを行ってみた。まずは、リコイルバッファーによりブローバックの感触がマイルドで、反動としては弱く感じる、これは前作と同じである。他とは違う、独特のキック感を持っている。試しに0.2g弾を5mの距離から撃ってみるが、6〜7cmの集弾となり、かなり散ってしまった気がする。素性は悪くないはずなので、いくらか弾を変えてみたり、次回バトルまで慣らしと練習もしておきたい所である。
屋外射撃テスト 2007.01
雪のちらついた真冬ではあったが、屋外フィールドでゲームのついでにテストを行った。マガジンは手でかなり暖めないと動作は鈍いが、驚いたのはその射程距離だ。0.25g弾を使用すれば、かつての可変ホップとは比べ物にならないほどの長射程を実現している。距離だけみれば電動ガン並に飛んでいく。もちろん弾速や精度はライフルにかなわないが、これはかなり使えるハンドガンになったと思う。
マグナお得意のハードなブローバックに、この飛距離と精度がでているなら、使わない手は無い。今から、春夏のゲームでの活躍に期待が膨らむ!
ゲーム実戦投入(2007.04)
バトルシティユニオンで投入したが、他のハンドガンに比べても有効射程・精度に何ら遜色はなく、充分活躍した。たかだかホップ1つの違いかもしれないが、先代から大きく進化したといえる。
気になる問題点、未改良部分
ところで、スライドストップには若干問題がある。
ストップのかかる位置がギリギリで、ちゃんと止まりはするものの、大きな力がスライド側にかかって、切りかき部分がすぐに変形してしまう兆候があった。
原因は2重のバッファー構造にあり、基本的にスプリングのバッファを設けているのに、さらに2〜3mm厚のラバーバッファを挟み込んでいるので、はっきり言ってこれは動きを阻害している。かなり強い力で後退させないと、スライドストップ位置まで持っていけないのである。
思うにこのラバーは外してしまったほうが良いだろう。キック感もシャープになり、スライドストップにも優しく、ストレス無くブローバックするようになる。往復スピードもこちらのほうが上に感じた。
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