GUN道場レビュー

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WA ミニUZI (vol.5) ~ ガスブローバック復活の季節!

2007/4/01 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI UZI 兄弟
ウエスタンアームズ ミニUZI
ブローバックガスガン

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)
※トップ写真は マルシン UZI (モデルガン)と WA ミニUZI

←WA ミニUZI 前回のレビュー記事 (vol.4)

ホップアップ・チューニング
長かった冬も終わり、ようやく気温が20℃前後まで上がるようになった。前回ゲームからさほどブランクもないが、ミニゲーム&春夏物テストを行った。その中で WA ミニUZI について進展があったのでレポートしておきたい。
去年の夏、初の完全版 ミニウージー 発売に心躍り、予約までして購入したが、恐ろしく舞い上がるホップアップに驚きの色を隠せなかった。しかも情報によるとこれは ファーストロットの仕様(設計ミス?)であり、セカンドロットは改良されているという…。
これほど悔しいことはないので調査してみた結果、意外に簡単に修正が効くことがわかった。ホップアップパーツは非常に簡単に取り外しができ、テンショナーを少し削るだけでまともなホップアップに改良できるというのである。早速実践してみた。

▼まずアウターバレル固定のネジとボルトカバーは外しておく。アウターを引き抜いたあと、かた指でボルトを下げつつ、テンショナーを写真矢印の方向に引き抜く。少し抵抗感があるが指2本で取り外しができる。
wa ミニUZI ホップチューニング

▼テンショナーをインナーバレル先端まで持ってくるとOリングが引っかかるので、Oリングは外しておく。
wa ミニUZI ホップチューニング

▼テンショナーの矢印部分、横から見て円のようになってる上半分を小さめの平ヤスリで平坦に削る。その後、元通り組み付ける。
wa ミニUZI ホップチューニング

以上でチューニングは終わってしまった。
ためしにインナーバレル先端からBB弾を入れて、棒で押し込んでみると明らかに抜弾抵抗が減ったので、成功と言えるだろう。調整はアウターの固定ネジを隙間3mm程度まで緩めるとホップは弱く、締めると強くなるという、分かりやすいものになった。実践投入は次回からになるが、今年の夏はこの「使える」 ミニUZI でゲームを楽しんでみたい。

屋外テスト~ホップアップ改修成功!
後日ホップアップを改修した ミニUZI を屋外テストし、フロントのナットをゆるめた状態で0.2g弾を使用して、ホップ効果がほぼゼロであることを確認できた。ナットをいっぱいまで締めれば、弾は跳ね上がるので、微妙な調整をすればベストポジションに持っていけるだろう。それから別件になるが、セミオート時にバーストになりがちな時は、シア部分のオイルを除去して、トリガーを一瞬で引ききる撃ち方をすると、しっかりとセミを撃つことができる。ただし周辺の作動部分は逆にグリスが必要なので難しい所である。

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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.4) ~ 悦に入るリアルな分解メンテナンス

2006/8/25 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI インプレ vol.4
ウエスタンアームズ ミニUZI
フル・セミオート ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

← WA ミニUZI 前回のレビュー記事 (vol.3)

リアルな分解メンテナンス
インドアゲームでかなり撃ちまくったこともあって、メンテナンスを行ってみることにした。WA ミニUZI は、実銃と同様にカンタンな構造で、上のカバーをレバー一本で外して、中のボルトを後退させつつ上に持ち上げると、そっくりボルト周りが外れる。そして、フロントに位置するシアーや、大径のシリンダーを確かめながらグリスアップしていく。擦れる部分は粉っぽいダストがオイルと共に付着しており、きれいにぬぐってから動作部にはシリコングリスを薄めに、シリンダー内はサラサラのシリコンスプレーを少量吹き付ける。
こういった、実銃と同様であろうリアルなメンテ作業工程は、それだけでドキドキさせてくれるし、この上なく楽しい時間でもある。電動ガンとは明らかに違うリアルなメンテナンスだ。電動ガンを初心者向けと考えるなら、これは中・上級者でこそ楽しめるサブマシンガンに違いない。

WA ミニUZI インプレ vol.4

ホップシステムの点検
さて、メンテをしてひとつ気づいたことがあった。それはホップシステムで、スプリングのテンションがフロント方向にかかっており、そのパーツを後ろ向きに押すとホップが強くなるような仕組みになっている。これは説明書にある、反時計回りに回してネジを緩めるとホップが強くなる、という説明に矛盾しているのだ。緩めていくとテンションがはずれ、ホップのテンショナーから離れていってしまう。テンショナーまで分解していないのでまだ確かなことはいえないが、フルに締めこんで2mm緩めたところが最弱ということはテンショナーが凹形状になっている可能性もある。そして調整範囲が意外に狭いのではないかということ。どうも説明書の内容と、実際の鬼ホップ状態に納得がいかないので、今度はこのあたりもよく見て調整してみようと思う。バレルから覗いた分にはホップラバーが突き出ない状態まで引っ込むようなので、もしかしたら鬼ホップという事態は間違いなのかもしれない。

とりあえずメンテを終えたところで、動作は箱出しよりもスムーズ感を増し、さらなる激しいブローバックが期待できそうである。次回のゲームがまた楽しみだ!

→ WA ミニUZI 次のレビュー記事 (vol.5)

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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.3) ~ ゲーム実戦投入編

2006/8/17 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI インプレ vol.3
ウエスタンアームズ ミニUZI ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

← WA ミニUZI 前回のレビュー記事 (vol.2)

インドア戦に初投入!
早速、WA ミニUZI をインドアバトルに投入してみたので、インプレッションを記しておきたい。率直な感想としては、インドアでの激しい戦闘では、ストックを伸ばして照準をつけているヒマはなかった。ほとんど折りたたみ状態で、ストックをフォアグリップとして使うか片手撃ちで、数発をバースト(多くても10発)する戦闘になった。

WA ミニUZI インプレ vol.3

実際、フルオート射撃はこの夏場でも10~15発で息をついてしまう。また、可変HOPは最弱でも鬼ホップなのが相変わらず だが、10発程度までの制圧力が高いので(初弾立ち上がりが鋭い)近接でバラまけば、なんとかヒットが可能である。
あまりに動作が激しいため、ジャムを心配していたが一度も起こらなかったのは素晴らしい。ローディング部分の設計は完璧である。ただし、セミオートポジションでは2-3バーストになる場合が多かった。これは、トリガーの引き方によるものらしい。スパッと引き切る(悪く言えばガク引きする)クセをつけないとシアがナメてしまう可能性もあるので注意したほうが良いようだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

ストレス解消?にも最高のサブマシンガン
ミニUZI の総評としては、とにかく撃って楽しいというのが第一印象だ!ハデな音と、強烈な反動を伴ってバリバリ撃てるのは、ストレス解消そのもので、今までに、こんなに撃ち応えと反動のあるSMGはなかった。
ゲームにおいても、ヒットうんぬんよりも、バラまく楽しさのほうが圧倒している。KSC の イングラム M11A1 のほうが回転スピードは速いが、暴れ具合は ミニウージー が上である。銃が暴れて照準が定まらないなどとは、初めての経験でとても楽しかった。ちなみに、超夏日(32~35℃)で弾速は0.2g – 85m/s前後と比較的パワーも出ている。まさに今が旬といえよう。

WA ミニUZI インプレ vol.3

弱点はガスの消費量か
しかしガス燃費は良いとは感じられず、ガスガンにはベストな条件(気温35℃)であってもフルチャージで50~60発ほどしか撃てない。これは、2ロード(38×2)を撃ち切れない計算だ。1ターン撃ち尽くしたら、セフティーゾーンで、ガスを注入する作業が必要だった。これを少ないととるか、充分ととるか。。このサイズで5~60発も撃てるなら充分で、燃費も良いほうだという見方もある。ただ、連射スピードが速く、あっという間に撃ち尽してしまうので、足りないと感じてしまうのかもしれない。どちらにせよ長期戦となる場合は、ガス缶も装備していったほうが良さそうだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

スペアマガジンの携行方法
さて、マガジンは全部で3本持っていったが、さすがに重い。2連以上のマグポーチを使うなら肩掛けが良いと感じた。このマガジンはおそらく、今ある他のどんなガスガンよりも重い。私はマルゼンの3連ベルト止めタイプ(10年以上前のシロモノだが…)をちょっと改造して肩掛けにして使用した。ベルト止めのポウチではスペア2本は重過ぎ、体の荷重バランスが悪くなる。3連マグポーチで、2本のスペアと、もう1つはBBローダーを入れてバトルしたが、短時間の実戦ではなかなか好都合だった。
マルゼン製マガジンポウチ 肩掛け版
WA ミニUZI マグポウチ
↑ベルトクリップを廃し、手軽にパラコードで輪っかをつくってスリングをクリップ止め。写真は裏側の図になるが、実戦では表のカバーをめくって、常時オープン状態で装備する。インドア戦では伏せ撃ちなどの機会がほとんど無いため(人によるが・・)、落下等の心配はなかった。他に、KSCイングラムM11やマルゼンMP5Kのマガジンにも使用できるだろう。

WA ミニUZI の最大の魅力はリアリティ
さて・・・あなたがゲームで「勝つ」ことが目的なら、残念ながらこの ミニUZI は戦力として100点は与えられない。いかなるときでも弾を確実に発射して命中する必要があるなら、電動ガンを使用するべきだ。しかし、勝つことだけがすべてではないと思われるなら、このWA ミニUZI は一度手にしていただきたい銃である。電動ガンとの大きな違いは、その「リアリティー」「音」「反動」の迫力に痺れながらゲームを楽しめる、といういわば贅沢な側面をもっていることである。オープンボルト独特の操作手順や手ごたえ、必ず必要となる戦闘中のマグチェンジ、など、ほとんど実銃と同じ操作を要求される。それを楽しむのも一興であろう。

→ WA ミニUZI 次のレビュー記事 (vol.4)

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