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ハンドガン の記事一覧

東京マルイ H&K SOCOM Mk.23 (エアーコッキング) ~ 作動条件無用のファイナルウェポン

2011/1/28 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ H&K ソーコム Mk23
東京マルイ H&K SOCOM Mk.23
エアーコッキング HOPUP 18歳以上用

スペック
全長:244mm
重量:485g
装弾数:26発
初速:66.5m/s 0.44J
※L.A.M.とサイレンサーはガスガンから移植

魅力の 東京マルイ エアコキシリーズ
マルイ エアーコッキングシリーズ はいつの間にか幾つも所有してしまう エアソフトガン である。実売2000円台と安いこともあるが、性能の高さや安定性、軽さに惹かれる部分が大きい。また、ガスブローバックではモデルアップされていないような機種も取り揃えているのが特徴だ。

東京マルイ エアコキ ハンドガン
S&W PC356 – スタームルガー KP85
ベレッタ M8000クーガーG – H&K USP – コルト M1911A1ガバメント
ベレッタ M92F (全て18歳以上用HOP付)

そして今回、「冬の夜戦」向けにと SOCOM Mk.23 を追加した。ソーコム の 固定スライドガスガン も所有していて、充分役に立つ存在ではあるが、さらに手軽で確実なエアガンを求めると エアコキ という選択肢もあるのだ。中でも SOCOM Mk.23 は 東京マルイ のエアコキシリーズの中でも、最も高い完成度と、射撃性能 を持っていると言って良い。スライドの引きやすさ、大きめのサイトの見易さなど、総合バランスに優れた一挺であり、間違いなくお勧めできる。ちなみに、実銃ではその大きさと重さが弱点となったが、このエアコキは、実銃の弱点を克服している・・・つまり非常に軽くて扱い易い!!
エアコキ HG (ハイグレード) シリーズは、ショートリコイルも再現し、ガスガンと同様に フィールドストリッピング が簡単に出来る所も楽しい。それから、 SOCOM Mk.23 の ガスガン と エアコキ では、「スライド」「フレーム」に互換性があるのは有名なところで、とりあえず ガスガン用の サイレンサー がそのまま付くのは魅力だ。 エアーコッキング でこれが出来る(サイレンサーがポン付けできる)モデルは他に無かったと思う。消音(減音)効果はガスガンには及ばないものの、充分に 減音効果 は発揮される。なお エアコキモデル は、 アウターバレル が プラスチック製 のため、ぶつけたりすると簡単に折れてしまうので、取扱いには気をつけなければならない。

東京マルイ H&K ソーコム Mk23

気温0℃でも安定射撃が可能。作動条件無用のファイナルウェポン
電動ガン が標準となった今では、驚くことではないが、気温に関係なくソースも不要で使えるエアソフトガンは、コッキングエアーガンが唯一である。軽いので、サブウェポンにしても良いし、隠密行動が可能な夜戦などでは、非常に有効に使えるものだと思う。 SOCOM はスライドが大きく、数あるシリーズの中でもコッキングしやすいのが特長である。

↓もちろんガスガン用のケースにもピッタリ収まる。専用ケースは何故か男心をくすぐるものがある。
東京マルイ H&K ソーコム Mk23

特筆すべきはトリガープルの軽さ
SOCOM ガスガン に比べて、エアコキ にはアドバンテージがある。一つはシングルアクション時のトリガーの軽さだ。コッキングのため、実質的にシングルアクションしか存在しないが、ガスガンよりも トリガーの引き味が格段に良く、ブレずに射撃することができる。ガスガン でも、グリップの大きさと トリガープルの重さ が災いして、20m離れた場所からダブルアクションで当てるのは難しいものだ。一撃必殺の隠密行動を取るなら、エアコキもありだと思うわけである。もちろん2発目がすぐに発射できないため、ヒット&アウェイという行動も重要にはなってくる。

東京マルイ H&K SOCOM Mk23

取扱いの注意点
上記のメリットはあるものの、所詮2000円そこそこのエアガンであり、フレームやアウターバレルの剛性の低さには要注意である。ライトモジュールをつけようものなら、若干フレームがよれて下がってきてしまう有様だし、あまり欲張ってオプションをつけるものではない。何も付けないほうが一番安心かもしれない。

東京マルイ H&K ソーコム Mk23

マルイ エアコキシリーズのBB弾の相性
HOP付き18歳以上用のマルイエアコキは、ホップアップ設定が0.25gとなっている。
そのため、0.2g弾を使用すると強めにかかってしまうが、簡単な対策方法が色々ある。

1. エクセルなど、小径のBB弾を使用する。
2. 大量に撃って、パッキンをへたらせる。
3. お湯などにつけて強制的に変形させる。

もちろん手っ取り早くてお勧めなのは1だ。撃ちこんでいってホップの効きが悪くなってきたら、マルイのBB弾などに変更すれば良い。

東京マルイ の エアコキシリーズ は、射撃性能の高さはもとより、造りに関しても完成の域に達している。昔ながらのリーズナブルな価格で、出来ること(技術)を全て注ぎ込んでおり、日本の エアソフトガン の底力を感じる所でもある。
ちなみに・・・ サバイバルゲーム は エアコキ ワンメイク で行うのが 一番面白かったりするので、一度試してみていただきたい。

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KTW フリントロック ピストル (vol.2) ~ 癒し系の何か

2010/6/10 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KTW フリントロック ピストル
KTW フリントロック ピストル
エアーコッキング

スペック
全長:360mm
重量:740g
装弾数:12発
初速:65m/s – 0.2g (0.42J)
・ハンマー式エアコッキング
・可変ホップアップ

←KTW フリントロック ピストル 前回のレビュー記事 (vol.1)

優雅なスタイル+面倒な操作+ロマン = 癒し系
2010年も半分が過ぎようとしているが、この フリントロック 銃は、かつてない傑作エアガンの一つになるかもしれない。美しいエングレーブ(彫り込み模様)と、発射操作の面倒くささは、エアガンとして他に例をみないものだが フリントロック という古代銃をある意味具現化しているのであろう。何しろ、ハンマーをコッキングして、さらにわざわざ「当たり金」の操作による装填が必要になるという仕様だ。

▼ハンマーでコッキング後、写真右の当たり金を後ろに倒して装填。
KTW フリントロック ピストル

もちろん、サバゲーで戦力を発揮できるシロモノではないかもしれない。しかし、こういった効率の悪いエアガンこそ、面白いゲームが展開できるのも事実である。昨今ではサバゲー大会に出場していると、つい「高性能」とか「勝ち」にのめりこんでしまったりするが、そんなことに疲れたら是非この一本をオススメしたい。トイガンやサバゲーという趣味を長く楽しむには、そういったメリハリも必要ではないだろうか。

さすがに、これが「火縄銃」だったらサバゲーというより「戦国ゲー」になって戸惑いそうだが、 フリントロック 銃であれば、海賊という意外に身近なエンターテイメントテーマがあるため、またユニークなゲームプランを組めるに違いない。

GUN道場PROJECT リボルバー戦 定期開催中!

2011年、KTWでは何とエアソフトガン「タネガシマ」を開発中らしい。…外観は火縄銃、中身はイサカM37で、装弾数が100発ちかくあり、連射がききます。火縄銃を再現するだけでなく、ゲームにも使える設計…

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KTW フリントロック ピストル (vol.1) ~ パイレーツ・オブ・カリビアン?!

2010/5/23 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KTW フリントロック ピストル
KTW フリントロック ピストル
エアーコッキング

スペック
全長:360mm
重量:740g
装弾数:12発
初速:65m/s – 0.2g (0.42J)
・ハンマー式エアコッキング
・可変ホップアップ
KTW メーカー商品ページ

パイレーツ・オブ・カリビアン の銃?!
ちょっと気になっていた、 KTW の フリントロック ピストル がようやく発売となった。発売予告から随分かかったが、今までにないエアガンの境地に胸が躍った。その予告のけっこう前に、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をみて、ジャック・スパロー が乱射してる銃でサバゲーをやったら、全員がスキだらけで、ある意味面白いのではないかと想像して、エアガンが発売されていないかひそかに探したものであった。結果、フリントロック ピストル は装飾品(美術品)としては大量に出回っているが、エアガンというのはさすがに無かったのだ。

しかし フリントロック というのは、いわゆる「火打石」式である。銃の進化の流れ的には、火縄銃(マッチロック)→火打石銃(フリントロック)→管打ち銃(パーカッション)となっていて、火縄銃の次に位置している。大航海時代、18世紀を中心にフリントロック銃の時代が100年以上続いたそうだが、そんなロマン溢れる昔の銃撃戦を再現できるアイテムが出来てしまったわけというわけだ。何だか楽しみが増えた気がした。戦闘スタイルはやっぱり「マヌケな海賊風」にしたいところ。インドアで、銀ダン戦ならぬフリントロック限定戦のようなイベントをやったら盛り上がるに違いない。

▼2010.07 CAWから木製ストックが発売された
フリントロック ピストル 木製ストック

…ということで、こういった「オールドガン」や「リボルバー」をメインに使った、サバゲーイベントを企画!押入れに仕舞われている乙銃たちを、ぜひとも磨いておいてほしい。
GUN道場PROJECT リボルバー戦

→KTW フリントロック ピストル 次のレビュー記事 (vol.2)

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