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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.3) ~ ゲーム実戦投入編

2006/8/17 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI インプレ vol.3
ウエスタンアームズ ミニUZI ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

← WA ミニUZI 前回のレビュー記事 (vol.2)

インドア戦に初投入!
早速、WA ミニUZI をインドアバトルに投入してみたので、インプレッションを記しておきたい。率直な感想としては、インドアでの激しい戦闘では、ストックを伸ばして照準をつけているヒマはなかった。ほとんど折りたたみ状態で、ストックをフォアグリップとして使うか片手撃ちで、数発をバースト(多くても10発)する戦闘になった。

WA ミニUZI インプレ vol.3

実際、フルオート射撃はこの夏場でも10~15発で息をついてしまう。また、可変HOPは最弱でも鬼ホップなのが相変わらず だが、10発程度までの制圧力が高いので(初弾立ち上がりが鋭い)近接でバラまけば、なんとかヒットが可能である。
あまりに動作が激しいため、ジャムを心配していたが一度も起こらなかったのは素晴らしい。ローディング部分の設計は完璧である。ただし、セミオートポジションでは2-3バーストになる場合が多かった。これは、トリガーの引き方によるものらしい。スパッと引き切る(悪く言えばガク引きする)クセをつけないとシアがナメてしまう可能性もあるので注意したほうが良いようだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

ストレス解消?にも最高のサブマシンガン
ミニUZI の総評としては、とにかく撃って楽しいというのが第一印象だ!ハデな音と、強烈な反動を伴ってバリバリ撃てるのは、ストレス解消そのもので、今までに、こんなに撃ち応えと反動のあるSMGはなかった。
ゲームにおいても、ヒットうんぬんよりも、バラまく楽しさのほうが圧倒している。KSC の イングラム M11A1 のほうが回転スピードは速いが、暴れ具合は ミニウージー が上である。銃が暴れて照準が定まらないなどとは、初めての経験でとても楽しかった。ちなみに、超夏日(32~35℃)で弾速は0.2g – 85m/s前後と比較的パワーも出ている。まさに今が旬といえよう。

WA ミニUZI インプレ vol.3

弱点はガスの消費量か
しかしガス燃費は良いとは感じられず、ガスガンにはベストな条件(気温35℃)であってもフルチャージで50~60発ほどしか撃てない。これは、2ロード(38×2)を撃ち切れない計算だ。1ターン撃ち尽くしたら、セフティーゾーンで、ガスを注入する作業が必要だった。これを少ないととるか、充分ととるか。。このサイズで5~60発も撃てるなら充分で、燃費も良いほうだという見方もある。ただ、連射スピードが速く、あっという間に撃ち尽してしまうので、足りないと感じてしまうのかもしれない。どちらにせよ長期戦となる場合は、ガス缶も装備していったほうが良さそうだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

スペアマガジンの携行方法
さて、マガジンは全部で3本持っていったが、さすがに重い。2連以上のマグポーチを使うなら肩掛けが良いと感じた。このマガジンはおそらく、今ある他のどんなガスガンよりも重い。私はマルゼンの3連ベルト止めタイプ(10年以上前のシロモノだが…)をちょっと改造して肩掛けにして使用した。ベルト止めのポウチではスペア2本は重過ぎ、体の荷重バランスが悪くなる。3連マグポーチで、2本のスペアと、もう1つはBBローダーを入れてバトルしたが、短時間の実戦ではなかなか好都合だった。
マルゼン製マガジンポウチ 肩掛け版
WA ミニUZI マグポウチ
↑ベルトクリップを廃し、手軽にパラコードで輪っかをつくってスリングをクリップ止め。写真は裏側の図になるが、実戦では表のカバーをめくって、常時オープン状態で装備する。インドア戦では伏せ撃ちなどの機会がほとんど無いため(人によるが・・)、落下等の心配はなかった。他に、KSCイングラムM11やマルゼンMP5Kのマガジンにも使用できるだろう。

WA ミニUZI の最大の魅力はリアリティ
さて・・・あなたがゲームで「勝つ」ことが目的なら、残念ながらこの ミニUZI は戦力として100点は与えられない。いかなるときでも弾を確実に発射して命中する必要があるなら、電動ガンを使用するべきだ。しかし、勝つことだけがすべてではないと思われるなら、このWA ミニUZI は一度手にしていただきたい銃である。電動ガンとの大きな違いは、その「リアリティー」「音」「反動」の迫力に痺れながらゲームを楽しめる、といういわば贅沢な側面をもっていることである。オープンボルト独特の操作手順や手ごたえ、必ず必要となる戦闘中のマグチェンジ、など、ほとんど実銃と同じ操作を要求される。それを楽しむのも一興であろう。

→ WA ミニUZI 次のレビュー記事 (vol.4)

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