[コラム] 2022年を迎えて

サバイバルゲーム

2021年のGUN道場アイデア…BB弾と赤外線を同時発射するユニット

昨年は、サバゲーにおけるヒット判定サポートの目的で「BB発射と赤外線を同時に発するユニット」
というものを考えたことがあった。BB弾と赤外線を併用する考え方の商品はあってもよさそうなものだが今のところ無い。
しかし下記の致命的な問題に行きついて中断している。

致命的な問題
・BB弾と赤外線の精度が違いすぎる
・赤外線は全身ヒット判定が実現できない
・サポート用品だとしても、専用器具を追加するのは面倒

また逆にこういう物が出来てしまうと、失う事のほうが大きいようにも感じた。それは例えば、サバゲーが声やジェスチャーのヒット合図だけで成立するという「コミュニケーション」や「シンプルさ」が失われるという点。アナログに撃ち合うからこその、人間くささもサバゲーの魅力ではないかと、改めて思ったのだった。
しかしこういうサポートシステムが1つくらいあっても良いとは思うので、いずれ誰かが作ってくれると期待している。

子供たちとサバゲーの未来

コロナ渦で、多くの子供たちの遊び場がメタバース(仮想空間)に移ったように感じた。いまやフォートナイトやAPEX, マインドクラフトなどが「近所の公園」であり、ゲームインフラを通して、身近なリアル友達から遠くの知らないフレンドまで簡単につながれるうえ、対戦や共闘, 制作などさまざまな遊び方ができる。例えばフォートナイトは、本当に公園のような場所(パーティロイヤル)や、イベントとして音楽コンサートが開催されるなど、ゲームを超えたコンテンツも楽しめる。
そしてこういったゲームが、未来のサバゲーマーのルーツになると期待している。

10年後はどうなる?
この10年でサバゲーのスタイルも多様化したが、色々なジャンルやスタイルがあって幅広く楽しめるというのは大事なことだ。例えばインドアや市街地(CQB)フィールドならカジュアル系でもいけるし、森林フィールドはミリタリー系が有利かもしれない、など同じサバゲーでもずいぶん幅がある。それぞれが住み分けしても良いし、しなくても良い。
今の子供たちを見るに10年後はもっと幅広く、ユルく楽しむ層が増えるように思う。

GUN道場の活動

サバゲーフィールドHQを立ち上げてから8年, GUN道場はサバゲーの啓蒙という立ち位置で僅かながら活動してきた。しかしながら、どうしても精神論に近いものになり、通じない人間も多いことに限界を感じ、上記のヒット判定ユニットの考案にも至った次第である。今後は, 違うアプローチで啓蒙を進めていくべきにも思う。
しかし本来GUN道場は、銃やエアガンがとにかく好きで、色々と楽しくて面白いという事を伝えたいだけのブログだったはずである。2021年もワクワクする製品が幾多も発売された。
2022年は、そんな原点に帰りつつ、出来ることなら現在計画中の新フィールドを立ち上げたいと思っている。