東京マルイ USP 電動ハンドガン
スペック
全長:194mm
重量:702g
装弾数:30発 / オプション 100発
実測初速:67.7m/s(0.46J)
電動ハンドガンの第3弾となる、H&K USPモデル。正直、電動ハンドガンはグロックだろうがベレッタだろうが形が違うだけで、中身というか性能はほぼ同じである。第3弾 USPの美点といえばニッケル水素バッテリーが標準化されたことぐらいだろうか、多少は内部メカがバージョンアップしているのかもしれないが、性能に違いはない。しかし電動ハンドガンの魅力は、他の部分にある。
・季節を問わない、卓越した射撃性能
・環境に負荷を与えないパワーソース
電動ハンドガンを購入する場合、この2点に着目すべきである。現状、ガスガンではフルオロカーボン134aや152aを使用するが、これらはもともと「大気放出」を前提とされていないうえ、放出すると二酸化炭素(CO2)の1300〜3100倍もの温室効果があるとされている。我々はとんでもない温暖化貢献をしていることになる。
これを問題と感じたとき、「ブローバックガスガンの面白さ」を捨てねばならないかもしれないと危惧するわけである。同時に、バッテリーシステムでブローバックする面白いハンドガンが早く実現してくれないかと願ったりもする。マルイは電動ブローバックハンドガンで既にその道への布石を打っているが、充分なパワーと手ごたえのあるモデルはまだ日の目を見ない。
さて…随分と話はそれてしまったが、今回はUSPである。
撃ち味は、一昔まえの固定スライド・ガスハンドガンより少し下回っている。ハンマーやシアーが無いため、TVゲームの光線銃に似て「撃ちごたえ」はほとんど無きに等しく、純粋に弾を撃ちだすだけの道具である点は否めない。だが、真冬でも30mヘッドショットの精度で連射ができ、ましてフルオートまで出来るという点が、電動ハンドガンの最大の魅力といえる。
これはどんな他のハンドガンも凌駕する性能であり、季節も問わない点で、ある意味最強のゲーム用ハンドガンとも捉えられる。ガスガンがまだ使える以上、夏は性能よりもギミック=ブローバックを楽しみたい向きが出てしまうが、冬のゲームの為にこの電動ハンドガンを1挺持っておいてもよいだろう。
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