東京マルイ ベアリングバイオBB弾 〜集弾性は上々!マルイ電動ガンに最適
東京マルイ パーフェクトヒット ベアリングバイオBB弾 0.2g
1600発入/1000円
直径5.95mm/ 精度±10ミクロン
先日、フォレストユニオンの貸切ゲームで、マルイのベアリングバイオ弾0.2gを使ってみた。今までもマルイバイオ弾は使用してきたが、バージョンアップした弾を、ようやく使用に至ったのでレポートしておきたい。
品質の安定を目指した遮光バッグ そして乾燥剤
生分解バイオBB弾は、水分や日光によって品質が低下してしまう。だからこその「生分解」ではあるが、エアガンで撃つ前に分解されてしまっては、価値が無い。とくに旧タイプはショップの保管環境により、買ったときすでに劣化しているものもあった。例えば、表面のワックスがベトベトになっていて、使用するとホップアップがかからず(射程が伸びず)、バレルやチャンバーパッキンも汚れるという、残念づくしの結果になってしまう。
マルイ ベアリングバイオ弾では、ようやくそのあたりも配慮され、密封・遮光の袋に、乾燥剤と一緒に入っている。もっとも、袋を開けた後は早めに使い切るか、密封して乾燥剤を入れておかないと、劣化は免れないだろう。あとは車内など高温になる場所への保管は要注意だ。
ボトルからサラサラ流れ出る平滑性
ボトルに移しかえて多弾マガジンに流し込んだとき、早速、違いが実感できた。弾がまるで砂時計のように、気持ちよくサラサラと流れ出てくる。表面の研磨加工が効いているのが分かる。
色はやや濃い目のクリーム色(タンカラーというべきか)で、エクセルバイオの0.25gと似た感じの色合いになっている。撃った時、着弾地点では見難くなるものの、弾道は充分見えるレベルだ。
マルイの弾は各種BB弾の中でもサイズが一番大きめなので、タイトバレルなどが入っている場合は初速や弾詰まりに要注意だ。逆にエクセル弾は一番小さめの仕様で、弾詰まりの心配は皆無だが、集弾性にはやや劣る。
集弾性は上々!
今回は、使い古したマルイUZIと、グロック17カスタム、M3ショーティに、ベアリングバイオ弾を使用。銃は全てノーマルだ。とくにM3ショーティはマルイの弾サイズでないと故障を起こしがちなため、注意したほうが良い。
屋外フィールドのシューティングレンジでは、風があったものの、非常にきれいに弾道が伸び、エクセルバイオ弾に比べるとずいぶん弾がまとまる印象があった。30m〜35m先のスチールターゲットに高い率でヒットでき、実際のゲームでも思ったように弾が飛んでくれて、楽しく射撃できる。ここまで良く当たってくれれば、ムダ弾も抑えられるというものだ。次世代電動ガンで使ったら、かなりの射程が期待できそうである。
ミクロ観察
発売直後の色々なレビューを拝見すると、パーティングラインがそのまま残っていたり、部分的に陥没していたりと、品質を危ぶむ声もある。今回購入したものも、目をこらして良く見ると、弾によっては生産時のゲート跡(点)や、僅かにキズが入っているものがある。(写真中央)
このベアリングバイオ弾は Made in Taiwan(台湾生産)のようだが、もう一歩の品質の追い込みが足りていないのかもしれない。
とはいうもの、とりあえず今回使用した弾で、発射に不具合が出るものは無かった。むしろ基本的な集弾性の高さのほうが上回っていたので、この程度なら心配する程でもないかと思う。
熱による軟化・変形に注意
マルイベアリングバイオBBに限ったことではないのかもしれないが、熱には弱いようで、炎天下の車内、冬場のマガジンウォーマー(食器乾燥機)に入れると、簡単に変形してしまう。ガスガンのマガジンに入っていようものなら、圧力のかかっている部分が平坦になる。もっとも、これは説明書きに「50℃以上の場所に放置すると変形するので、必ず常温保管」と記載されていることなので、しっかり守ったほうが良い。
総括
品質のバラツキなどはしばらく使ってみないと分からないが、東京マルイのノーマル電動ガンに使う限り、この弾は最高のポテンシャルを引き出せるように見受けられる。東京マルイのノーマル銃と純正弾の組み合わせは、かなり高いレベルにあり、これを基準として覚えておくと、後々チューニングなどで役に立つに違いない。
わずかに値段が高めかもしれないが、前述のとおり、良く当たる弾というのはムダ弾の消費が抑えられたりするので、一概に高いとは言い切れないものになるだろう。
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