東京マルイ シグ ザウエル P226R (vol.1) ~ 軽快な撃ち味、最高の集弾性
東京マルイ シグ ザウエル P226レイル
ブローバックガスガン
スペック
全長:196mm
重量:797g
装弾数:25+1発
参考初速:69.2m/s (0.48J)
信頼性の高い中型拳銃
SIG P226 は、シグザウエル社がP220の後継として1984年に開発したモデルである。この年、米軍の次期制式拳銃採用試験に参加し、ベレッタM92Fにその座を奪われたが、性能やコストにおいて遜色は無かったとされている。信頼性の高い拳銃という事で評価され、各国の軍隊、アメリカ海軍SEALs、イギリス陸軍SAS、法的執行機関など、予算に余裕のある機関や特殊部隊で多く採用されている。
軽快な撃ち味、最高の集弾性
東京マルイ シグザウエル P226R は、現在販売されているハンドガンの中では、屈指の性能を誇るパーフェクトなブローバックガスガンと言える。命中性能に関しては、15~30mのピンポイント射撃が可能である点や、デザートイーグルなどの大型拳銃よりも抑え目で鋭いブローバックは、実用的で撃ちやすく、人間工学に基づいたグリップの握りやすさも完璧だ。ゲームで使うブローバックハンドガンを、1挺だけ選ぶなら、1-2位を争えるかもしれない。
しかし「完璧な実用性能」をもったシグザウエル P226R も、なんとなくチープに仕上がっている外観は残念である。オールつや消しブラック塗装で、持っていて何か”軽い”というか「重厚感」が全く足りない。特にプラ丸出しのアウターバレル、チャンバー周辺はいただけない。表面仕上げや材質をもっと良くすれば格は上がるだろう。また、わざわざ2分割組み付けを再現したマガジンは、長期使用においてまれに、ガス漏れなども起こってしまうようだ。しかし P226R は、店によっては1万少々で購入でき、安い部類なので、値段の割には良く出来ているとも評価できる。動作不良などはまったくおきないし、狙って撃てば難なく当たる。メンテもほとんど不要で手間がかからない。これが車なら、言わばトヨタ車的な感覚だ。ソツはないが刺激は弱く、深い愛着には至らない。あくまで道具としてクールに接するのが正しい使い方なのかもしれない。
…ということで、一丁もっておくと非常に重宝することには違いない。ゲームでの実射性能は、パーフェクトの領域なのだから。東京マルイのブローバックガスガンシリーズは、今後も ガバメント や グロック17 などの選択肢が追加されていくようなので、楽しみなシリーズといえよう。
チューニングパーツ
マルイ製のエアガンだけに、チューニングパーツはあらゆるものが出ている。
P226R に関して、個人的にはその中でも、メタルアウターバレルがオススメである。何よりこれひとつでプラ丸だしから一歩抜け出し、ちょっとした高級感が手に入る。銃を持ち上げた瞬間から初弾装填時の、チャキン!という高音質な響きが心地よいのだ。本体とセットで買っても、WAのガン(マグナテック以外)と同等の価格で収まるし、不足している”外観”を補ってくれるパーツである。
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