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東京マルイ VSR-10 プロスナイパー (vol.2) ~ ボルトアクション の存在価値とは?

2007/3/17 By: maxi カテゴリー: ライフル


山猫は眠らない(1993)
東京マルイ VSR-10 プロスナイパー
ボルトアクションライフル

スペック
全長:1075mm
重量:1995g
装弾数:30発
参考初速:90.5m/s(0.82J)

←東京マルイ VSR-10 前回のレビュー記事 (vol.1)

東京マルイ VSR-10 の存在価値とは何か?
VSR-10 はエアーコッキング ボルトアクション スナイパーライフル としては非常にコストパフォーマンスが高いモデルである。ただしそれは、同じジャンルの他メーカーライフル本体と比べてであり、カスタムアップの前提や、エアソフトガン全体で見れば それほど安価なわけではない。
本体は スタンダード電動ガン とほぼ同じ価格であるが、当然 火力では全く電動にはかなわない。ソースが不要というのも、今やほとんどソース不要に近い電動ガンからみればナンセンスであろう。有効射程 や 集弾性能もほとんど変わらず、一体何に価値があるのかと切り捨てる人もいるかもしれない。

しかし、このオーソドックスなスタイルと、静かで確実な発射システム、軽さと剛性感の両立、度々各部を操作する必要性など、電動ガンが何挺あっても得がたい、別の価値を備えている。弾をバラ撒くのではなく、たった一発で仕留める楽しみ というのもまた、サバイバルゲームの世界なのである。カスタムの方向性も、電動ガンとは異なり、社外品の木製ストックでも換装すれば、重量感も適度でしっくりとくるため、M14のそれよりも木の感触をじっくり楽しむ”余裕”があり、何より撃つ度に必ずボルトに触れなくてはならないので、愛着がわくのが魅力である。
最大限、ゲームで活躍させてみたいなら、エアガンスナイパー戦術を磨いて挑んでみるか、コッキングオンリー戦・狐狩り・缶フラッグ戦などの、VSR-10を活かせるゲームをしてみるのが良いのではないだろうか。

インドアでの意外な活躍
VSR-10 を電動ガン戦に交えて使う人は今のところあまり見ないが、先日インドア戦(U-BOX)で、自分で使ってみて高い有効性が確認できたので、記しておきたい。インドアなのでハンドガン戦が主であったが、相手がハンドガンとなると途端にアドバンテージが増す。5発で5人倒す勢いで、ハンドガンの射程外からバッタバッタとヒットを取れたのには正直驚き、楽しかった。しかもインドアでは相手から見えない位置につきやすく、発射音が静かで反撃をうけないことも大きなメリットとなった。またフルオートを交えたバトルでも、インドアでは反撃を受けにくいことが項を奏して、活躍できた。インドアは確実に壁や暗がりに隠れられることが多いため、狙撃のチャンスも多いといえるだろう。

逆に、アウトドアで少しでも優位に立つには、発射位置がばれにくいことを最大限に生かして、「動かない」戦法と、極力「自然と一体化する」カモフラージュが一つのポイントであろう。その観点なら、プローン(伏せ撃ち)で相手から見えない位置から撃ち込むのが理想である。しかし逆にアクティブな狙撃手として動く方法もあり、その時は「狙う敵を選ぶ」ということも考えられる。例えば砦や要塞に篭った敵は、ほんの一部が見え隠れていることが多いので、ピンポイントで狙撃することもできるはずだ。スコープを活用し、敵にみつからない位置からピンポイント狙撃を仕掛ける。私がフラグアタックを行う時はよく、近くのスナイパーに指示をだしている。どうしても自分がアイアンサイトで狙撃できない敵を、スナイパーに倒してもらってから、前進するという手法を使うことは多い。
電動ガンばかりでなく、スナイパーライフルという遊び方も是非楽しんでみて欲しいと思う。

→東京マルイ VSR-10 次のレビュー記事 (vol.3)

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