KSC グロック19 (vol.1) ~ プロツールの真骨頂を垣間見る..シンプル イズ ベスト
KSC グロック19 (HW)
ブローバックガスガン
スライドディープブルー・フレームHWモデル
スペック
全長:186mm
重量:740g
装弾数:20発
参考初速:75m/s (0.56J)
・可変ホップアップシステム
プロツールの真骨頂 ~シンプル イズ ベスト~
実銃のグロックシリーズは世界でも有名な銃であり、映画などでも見ないことはない程である。どうみても真っ黒で角ばっていながら、のっぺりとしたハンドガンで、映像的に映えるとは思えないのだが、携行性や軽量化を含めて、現場の意見を徹底的に反映した結果だとうたわれており、映画に登場させるのも一つのリアリティなのであろう。外部にハンマーもなく、操作部品は、スライド、トリガー、スライドストップ、マガジンキャッチだけとなっている。初弾装填をして、あとは撃つだけと非常に単純な上、軽量で携行性も高い。そして、出現した当初よりも年々評価が上がっているというレポートもある。確かに、常に持ち歩くプロからみたら、軽くて滑らかなデザインは歓迎されるに違いない。
それらの数々のメリットや経緯、大成功のシナリオは KSC Gシリーズの取説にも詳細に書かれているので、是非手にとっていただきたい。まさか映画ダイハードで聞いたあの台詞が、外国製品の排除運動の一環で、無名だったグロックを逆に有名にしてしまったというあたりのオチも興味深い。
KSCのグロックシリーズ、正確にはGシリーズだが、かなり高いレベルでグロックを再現しているのではないだろうか。まずやはり「美しく」仕上げられている点が素晴らしい。重量感も抜群で、持ったときの適度な重さがたまらない。トリガー自体をインジケーター(撃発準備の目印)としているところも生きている。
グロック19 の 撃ち味は非常に軽快で、大きめの発射サウンドが非常に良い。ブローバック時にスライドから無駄な音が出ない点は実に心地よく、システム的にはマルイと似ているが、使っている素材(HWフレーム)やスライドの表面仕上げ、握ったときの質や充実感は断然KSCのほうが上である。さらに、メタルアウターバレルを装着してさらに質感をアップさせ、ゲームで愛用している。
ところで、東京マルイからもようやく グロック17 が登場したようだ..
ショップで マルイ グロック17 を触ってみたが、特にコメントできることは無い。ブローバック性能がこれまでで一番良いのもうなずけるし、表面仕上げが今までどおり80点なのも変わらない。刻印がちゃんと入っている点も嬉しい点だが、とくに目新しいところはなく、最高の命中精度を発揮できる点や、選択肢が増えた点を喜ぶべきなのだろう。これで、ベレッタ92F,ガバメント,グロック17,シグP226,デザートイーグルとハンドガンの王者ラインナップが揃ったわけで、KSCとも相当かぶってはいるが(しかもKSCは次にシグP226Rが予定されている)、古くなったハンドガンを相互にリプレイスするのも面白いかもしれない。
グロック19 は、トイガン唯一のモデルアップであり、今のところKSC以外の選択肢はない。さすがにロングセラーなだけあって、充分に満足のいく外観、質感、射撃性能を得ていると思うので、お勧めできるハンドガンだ。
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