WA ベレッタ M1934 オールシルバー ~ 飽きのこない 繊細な美しさ
ウエスタンアームズ ベレッタ M1934 オールシルバーモデル
ガスブローバック
スペック
全長:150mm
重量:595g
装弾数:20+1発
参考初速:61m/s (0.37J)
・ヘビーウエイト樹脂製
・固定ホップアップ
飽きのこない、繊細な美しさ
イタリア・ベレッタ社が初めて開発したピストル「M1915」から、M1919、M1922、M1923と進化・改良を重ね、1934年に完成したのが ベレッタ M1934 である。故障も少なく扱いやすかったことから、イタリア軍の制式ピストルとして長らく愛用されたようだ。
ベレッタ M1934 はこれまで、トイガン(モデルガン)としても多数のメーカーがリリースしてきており、人気の高さが伺える。おそらく、ベレッタ M1934 のもっている美しさに惹かれるからだろう。機械の美しさというのはなかなか言葉で語れるものではないが、所々の曲線とパーツデザインには、見ても触っても全く飽きのこない深さがある。WAのガスガンも、余すところなくその不思議な魅力と感動を再現している。
コンパクトボディーに収められたマグナブローバックや、メタルパーツを随所に使用したM1934は、撃っても眺めても楽しませてくれるというコレクター必携のアイテムだ。
このハンドガンの魅力は、サバイバルゲームで発揮されるものとは異なるかもしれない。戦いに向いていない気がするのである。たぶん、部屋で撃ったり、芸術品的に眺めたりするほうが合っている。そういう意味での作りこみは完璧で、色あせない魅力を放ちつづけるに違いない。
射撃性能としては、固定ホップアップにして有効射程距離は15~20mと短めで、パワーも低めである。そのためアウトドアでは頼りなさ過ぎて、あまり使う気にはならないだろう。片手では操作できないマガジンキャッチも、実戦では不便である。だが、なにぶん元が古い銃でもあり、絶対的性能を求めるものではないところにも愛着を感じる。
しかし、インドアのハンドガン限定戦であれば M1934 が活躍する場も多いに違いない。撃ち味はシャープで心地よいので、撃っていて楽しい点は間違いなく、近距離戦でのバックアップにしたり、スパイ戦などを行うには好適かもしれない。もしも M1934 をサバイバルゲームで使うなら、インドアや市街地で、シチュエーションを練ったゲームで活躍させたい所である。
※2011年9月には「WA ベレッタ M1934 ノワール DXエディション」というモデルが数量限定で販売された。
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