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千葉北フィールド(CKF)サバイバルゲーム フィールドレビュー

2010/6/18 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

千葉北フィールド CKF

2010年5月にオープンした新フィールド、千葉北フィールド(CKF / http://ck-f.jp/)に行ってきたのでレポートしておきたい。場所は千葉北インターから数分の国道16号沿いにあり、千葉のフィールドでは最もアクセスが良い。目印としては「千葉脳神経外科病院」の近くになるが、インター出口から16号に出て反対車線に回りこむ必要がある。

今回は7名で参加。現在、平日プランであれば、貸し切り参加5名から受付けと、敷居が低く設定されており、気軽に遊びにいけそうだ。

ファシリティ
・セーフティエリアは32人分以上の椅子があり、広々としている。
・別の建物に受付と、しっかりした女性更衣室がある。
・受付には、カップ麺など簡易な食料がある。

フィールド
・広さは実質約50mx30m程度。
・フィールドの片隅がシューティングレンジになっている。
・恐らく20人ぐらいまでが丁度良い人数とは思われる。

フィールドマップ
CKF map 2011.04版

特徴としては、遮蔽物が非常に多く設置されており、ハンドガンでスピーディに立ち回るような動きやゲームを設定すると面白いのではないだろうか。なお、さすがに16号線沿いだけあって、フィールドの隣には、フットサル場や中古車販売店などがあるため、上空への発砲をしないよう、注意しなければならない。

CKF 動画1 奥のホイッスルから手前(セーフティ側)のホイッスルまでツアー

実施したテストゲーム

1. フラッグx殲滅戦 フルオート [3×4/ 1HP/ 300発]
※テストを兼ねてG&G F2000を投入、こちらは別途レポートしたい。

2. フラッグx殲滅戦 ハンドガンセミオート [3×4/ 1HP/ 2マグ] ※1マグ25発前後

3. ターミネーター戦1 [1×6/ ターミネーターはフルオート、背中に風船/ レジスタンス 1HP 1マグ]

4. 大将討伐戦(護衛+1) [2×5/ 1HP/ 1マグ]

5. フラッグx殲滅戦 ハンドガンセミオート [3×4/ 1HP/ 1マグ]

6. フラッグx殲滅戦 ハンドガンセミオート [3×4/ 2HP/ 1マグ] ※1回のみ仲間1タッチで復活可

7. ターミネーター戦2 [1×6/ ターミネーターはハンドガン2挺、背中に風船/ レジスタンス 1HP 1マグ]
※8mmリボルバー(6発)コルト・アナコンダで挑戦。背中をとって確実に風船に当たる距離(5mぐらい)まで近づく動きを心がけ、最後の最後まで生き残ったものの、1人陽動作戦が失敗し、あえなく撃沈。ベストポジションを取るために動きまわったので、約15分の間に1発しか撃っていないが、ターミネーターさながらの緊張感を楽しめた。

総括
今回は、[6]の1マグ2HPぐらいが丁度バランスがとれて面白いゲームとなった。2マンセルで声を掛け合って挟み込んだり、陽動したりして、仲間が2ヒットで倒れたら、他のセルに加勢するなど、色々と動いてみた。

このフィールドでは、7人でも会敵する機会がかなり多く、隠れる場所も多いため、身軽に動き回ると非常に面白い。ライフルで遠距離を狙える位置も無くは無いが、動きやすく射程の短いハンドガンで戦うことをお勧めしたい。建物や遮蔽物をうまく使って、何とかして敵の後ろをとるような隠密行動が、昼間でもやりやすいのが特長といえるかもしれない。また、屋外と屋内のバランスがマッチして、今までに無かった、面白いフィールドに仕上がっている。

CKF動画2 セーフティから中間までツアー

CKF動画3 中間から奥のホイッスルまで ツアー


トリガートーク インドア サバイバルゲーム フィールド レビュー

2010/2/27 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

トリガートーク インドア サバイバルゲームフィールド

トリガートーク インドア サバイバルゲームフィールド マップ

トリガートーク (http://trigger-talk.com/)は、2009年に埼玉県三芳(所沢IC付近)にオープンしたインドア サバイバルゲームフィールドである。以前から気になっていたインドアフィールドなので、とりあえずは行ってみた。今回ゲームはしなかったが、フィールドの大きさや雰囲気、ショップの様子など、ゆっくり見ることが出来たのでレポートしておきたい。

トリガートーク サバイバルゲームフィールド

30人規模のゲームが可能な広さ
事前にHPで見てなんとなく、非常に狭いフィールドを想像していたが、実際に見るとずっと広く、建物を2棟使っていることもあって、意外に多くの人数で楽しめるようになっている。

緊張感満点のCQBフィールド AとBの2フィールドの趣向
Aは、多数の小部屋・ドアエントリー・迷路・階段・シンプルな2Fを使って色々と緊張感あふれるゲームが楽しめそうだ。
Bは、小さな街並みのイメージで、迷路のような路地+小さな家(部屋)、車なども置かれていて雰囲気が抜群である。ライティングの調整次第では、昼間でも夜を演出することができる。

A、Bそれぞれ、20人(10対10)ぐらいまでなら相当に楽しめそうだ。さらに全面使用であれば、この2つをつなげて使うこともできる。また、いずれにしても会敵距離は非常に近いと思われるので、特にフェイスマスクなどの防御装備はしっかりして行ったほうがよいだろう。なお、前回行って楽しかった「まる鯖」に比べても、設備状況やシチュエーションなど全くひけをとらなかった。

トリガートーク セーフティ

併設のショップ+カスタム工房
最初に2Fの受付兼ショップに入って驚いたのは、EnRouteのリポバッテリー「EnLipo」とそれに関するオプション(EnRouteの充電器、延長ケーブル、コネクター類)がほぼ全種類そろっていたことであった。LipoはどのGUNショップでもほとんど取り扱われていないため、これはリポを愛用している方、これから使いたいという方にはかなりうれしい品揃えといえる。何より、実装して試したり、オーナーのノウハウを聞いたりできるというのは、実店舗ならではのメリットだ。

リポバッテリーは、安全を謳われているリフェ(LiFe)に比べて、電圧が高くて小型で、何より価格が安いというメリットがある。さらに電動ガンに使えば、セミ・フルともにレスポンスが格段に向上し、このバッテリーだけで絶対に電動ガンは見違えるものになる。扱いが難しい、破裂が怖いなどといわれているが、それはニッケル水素も同様である。特性を理解して専用のバランス充電器で管理を行えば、それほど臆することではない。Lipoバッテリーはノートパソコンや携帯電話に使われているものと同様であり、間違った管理を行わなければ、問題はないはずである。

Lipoに関しては、トリガートークのブログでも何度か紹介されていたが、コンパクト電動ガンへのリポ実装が非常に有効という所で共通点があったので、しばらく談義が盛り上がった。オーナーもMAC10がお好みのようで、色々と試されているようだ。

あとはショップ隣に、中華エアガンのカスタム工房 ガンスミス・バトン が併設されており、なかなか気になるアイテムを取り扱っている。この工房には、フィールドの一部を活用した35mの無風テストレンジがあって、テストしながらセッティングができるという非常に良い環境が作られており、羨ましい限りであった。

なお今回は、フィールドの充分な広さと、作りこみの面白さが確認できたので、GUN道場PROJECT の16戦ラリーにも盛り込みたいと思う。


バトルシティーユニオン サバイバルゲーム フィールドレビュー

2007/4/22 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー
バトルシティーユニオン

近代戦を求める人のための最高のフィールド
数あるサバゲーフィールドの中でも、現代の市街地戦を楽しめるのが「バトルシティーユニオン」である。今回、貸切で遊びにいってみたのでレビューしておきたい。

千葉県佐倉ICから降りて 楽しい道中
まず現地までの道のりについて。高速を降りてから、それほど遠くはないこともあり車でのアクセスはさほど難しくは無いと思う。HPに掲載のアクセスマップどおりだが、途中で建物が何もない森の細道を通るので少し不安にはなった。しかし、気持ちの良い森林の間を抜けると、広大なフィールドにたどり着く。何だか到着しただけでも高揚する、壮大な市街地フィールドだった。
駐車場も余裕があり、事務所となるログハウスといい、ちょっとしたリゾートに遊びに来たかのようだ。朝はやく行ったこともあり、とても気分がよかったのがまず印象的だった。駐車場わきにはいかにも、といったリアルなシューティングレンジが設置されており、テスト射撃も存分に楽しめる。なお定例会では、ゲームの時間外なら使用できるというルールになっている。

バトルシティーのフィールドマップはこちら
バトルシティ フィールドマップ

さて、フィールド(今回はB)に入ってみる。下の写真は入り口にある”見物台”からとった写真である。貸切の10~20人なら十分に広大なフィールドだ。オーナーによると、ショップ主催のフリー参加(全面使用)では100~190名も集まるという。さすがに全員同時の戦闘となると、隠れる場所がなくなったりして厳しいかもしれないが、いずれはそんな激しい戦闘にも参加してみたいと思う。これほど大きく「市街地」をモチーフにしたフィールドは他になく、いま注目度No.1のフィールドであることは間違いない。

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー

よく作りこまれたフィールド・ストラクチャー
数多くの建物(壁)やケーブルリール(木製)、ドラム缶、コンテナ、ドアを開閉できる車など、数々のオブジェには目を見張る。これだけの遮蔽物と広さがあれば、かなり色々なゲームができるだろう。今まで、さまざまな場所でゲームをやってきたが、このバトルシティは、索敵した先にリアルな建物の風景があったり、車のドアを開いて敵の弾幕を回避するなど(リアルかどうかは別として)、映画さながらの雰囲気が味わえるので、初心者からベテランまで本当に楽しめるに違いない。
まずは行ってみて、一度は体験していただきたい。なお、現在グループ予約は約2ヶ月待ち、ショップやフィールド開催の定例会なら随時予約が可能となっている。

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー

ゲームレビュー
さて、ゲームをより楽しく盛り上げるのは、ゲームルールである。10~20名程度で出来るゲームを事前に考えていたが、現場で調整を行いながら、実際やってみたレビューもしておきたい。
今回、4月ということで、季節的にだいぶ暖かくなったこともあって、やっとガスガンが快調に動くようになったので、お気に入りのWAミニウージーを持ち込んだ。相変わらず、激しいブローバックアクションが楽しい。ホップアップを改善して以降、初めてのゲーム投入となったが、風が強かったことや気温がまだ20℃程度ということも含め、弾は比較的水平に飛びながらも結構散るようだった。どうしても電動ガンより安定性に欠けるのはやむを得ない。それでも20~25mくらいの対人命中精度を持ち、ゲームには問題なさそうだ。

今回行ったゲームメニュー
最初の2戦はウォーミングアップとして、一般的なチーム殲滅戦(ハンドガン戦/電動フルオート可の2タイプ)を行った。初めて行ったフィールドなら、地形の把握のためにも、最初はこのような簡単なゲームを、準備運動を兼ねて行うと良いだろう。

【1】HEAT
かつて話題になった映画「ヒート」を久々にみて思いついたゲーム。逃げる犯人をポリスが追い、逃亡を阻止する、単純なシナリオゲームである。
■チーム分け: 犯人役 3名 x ポリス役 9名
■ウェポン: ※弾数制限は特に無し
 犯人役…フルオート
 ポリス役…セミオート(ハンドガンorショットガン)      
■ヒットポイント: 全員1で設定
■勝敗条件・・・バッグを持った犯人が1人でも逃げ切りorどちらかの全滅で勝敗

強盗側のスタート地点はBゾ-ン奥の「やぐら」とし、そこから脱出ポイント「セフティゾーン近くのスペース」までを自由な作戦で移動する。そして適度な大きさと重さのスポーツバッグ1個(ホイッスルを結びつけておく)をスタートからゴール地点まで持ち込む。(ゴール地点でホイッスルを鳴らす) その間、多勢側 (ポリス/セミオートのみ) は捜索や待ち伏せをして阻止するということになる。
【楽しかった点】
・犯人役3人は、1ゲーム終了ごとにローテーションさせるが、チームにより囮作戦や、バッグのリレー作戦など、動きが違ってくるのが面白い。
・ポリス側は映画さながらに車のドアを遮蔽物にしてハンドガンやショットガンで応戦できるのが楽しい。
・犯人役で作戦や連携を考えたり、フルオートで撃ちまくるのが楽しい。
【今後の課題】
・多人数のポリス側の連携が難しい

【2】24 – オーバーライド争奪戦 –
オーバーライドといえば24-twenty four-のシーズン4にでてきた重要アイテムである。オーバーライド(今回はHEATで使ったバッグを使用した)をどこかの建物に隠して守るテロチームと、奪回して陣地に持ち帰るCTUチームに分かれる。制限時間10分、ウェポンカテゴリを分けて2戦。

■チーム分け:テロリストチーム6xCTUチーム6
■ウェポン・・・フリー/ハンドガン限定
■ヒットポイント:全員1で設定

【楽しかった点】
・最初は上記のルールで行ったが、2回目は真ん中に一つ重いバッグをおいて争奪しあうルール(センターフラッグ)のほうが面白そうだということでそちらに変更した。バッグを確保した直後に撃たれて奪われたり、搬送中にやられたりと、なかなか難しいがその争奪乱戦が面白かった。
【今後の課題】
・アイテム位置は最初全員知らないほうが、捜索という手順が増えて面白いと思うので、それが出来るようにしたい。(オーナーの手を借りる?)

【3】缶フラッグ戦
遠くから狙撃して倒すことが可能な空き缶を数箇所にセットして、先に相手の缶全てを倒したほうが勝ち、というゲーム。
通常のフラッグ戦では、往々にしてアタッカーがフラッグをゲットすることが多いが、フラッグを「缶」という的にすると、スナイパーが活躍する。物陰から缶を狙撃するというのは、それだけでも楽しいが、普段主力にはなりにくいスナイパーが主役になれるという、一風変わったゲームだ。

今回はこんなシチュエーションゲームばかりやってみたが、それほど難しいルールではなく、なかなか楽しめたので、皆さんにも色々工夫してみていただきたいと思う。