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東京マルイ AK105 (vol.2) 〜 カスタムパーツ研究 6.1mm ルーズバレルの効能

2009/5/21 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ AK105 カスタム
東京マルイ AK105
次世代電動ガン AK74MN ベースカスタム

スペック
全長:833mm
装弾数:74発/ オプション480発
実測初速:93m/s – 0.2gエクセル (0.87J)
※HOP解除/適正時とも同じ値、ノーマル比+4m/s

装着品
・ZEN AK105 フロントキット
・アングス 6.1mm アルティメイトテフロンバレル

←東京マルイ AK105 前回のレビュー記事 (vol.1)

久々のインナーバレルチェンジ
AK105 にルーズバレルの組込みを実施。20年以上前からエアーガンで遊んでいながらも、ノーマルよりルーズな方向にインナーバレルを変更するという試みはしたことが無かった。唯一アングスがそのようなパーツを販売しており、気になっていたため、興味本位で試してみることにした。

■インナーバレル: アングス アルティメイト テフロンバレル 6.1mm (365mm-M4用)
■ホップラバークッション換装: ビッグアウト Hホップ (黒)

ルーズバレルのメリット
・理屈では、より多くのエアーを「BB弾の前方」に送ることになり、エアの流れの中に弾を乗せられる(?)
・理屈では、内径に余裕があるため、接触回数および接触面積(乱回転要素)が少ない(?)
・遠距離での命中精度が上がる(?)
・弾を選ばない(?)
・振動の影響を受けにくい(?)
・初速が上がらなくてすむ (× ノーマルカット6.08×370より上がったので何とも言えず)

AK74M のフルサイズシリンダーに365mm程度のバレルではエアー量が過多な状態と思われるが、ルーズバレルの利用により多少なりとも適正化+命中精度向上が図れるのでは?という興味もあり、テストをしてみることにした。しかし、上記の”理屈”2点は調査のしようもないため、想像の世界でしかない。なおチューンナップといえば昔から「タイトな精密バレル」が一般的だが、経験的に初速が上がる以外の効能は見出せていないうえ、すぐに汚れて性能が低下するような副作用や、安定性に欠ける印象があるため、基本的にノーマルバレルを好んで使っていた現状がある。

東京マルイ AK105 カスタム

テスト結果 1 【屋外30m】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
河原で屋外テストを実施。約5m/s〜という強風にもかかわらず、なかなか高い安定性と飛距離を確認した。※(カッコ内)の記号は上記の疑問符に対して体感できたかどうかを示す

>・遠距離での命中精度が上がる(?)
弾速が安定維持され、非常に素直でストレスの無い飛び方をする。何というか「丁寧」に弾が撃ち出される様子であり、ボールに例えると、足で蹴りだす感じではなく、腕で投げられているような印象とでも言おうか。その飛び方を見た感じではG36Cスナイパーver.よりも安定しているように見受けられ、到達距離にも目を見張るものがあった(ただし強風の影響も考えられる)。短いバレルにもかかわらずM14と同等またはそれ以上の集弾性能を持っているように見えた。

>・弾を選ばない(○)
エクセル0.2g弾とマルイ0.2g弾(ともにバイオ)をそれぞれ試したところ、ホップの調整が不要であった。タイトバレルでは弾・ホップシステムともにシビアなセッティングを要求されるが、こちらは確かに弾を選ばず安定した飛びを発揮するようである。(ただしバレルだけではなく、Hホップの影響も考えられる)

・振動の影響を受けにくい(?)
感覚的なものではあるが、次世代電動ガン特有の振動の影響を受けにくいように見受けられた。

内部のテフロンコーティングも功奏しているかもしれないが、何となくうたい文句どおりの効果がありそうな気はする。バレルの交換だけでは最終的に体感できる部分は少ないだろうが、BB弾の種類や状態変化への許容が大きいのは確かと言えそうであり、安定性に優れているように見受けられた。ノーマルの設計思想に通ずるかもしれないが、シビアなセッティングをせずとも、安定した性能を発揮する、というのは戦いにおいては非常に重要なポイントといえる。
今回は風の影響が大きかったため、試し撃ち程度に終わってしまったが、また風の無い日に詳細なテストを実施したい。今回は風が強いにもかかわらず、着弾点が安定していたような気はする。ゲーム実戦では風が強いこともままあるわけで、その他どんな条件下でも安定するなら尚良いと思う。

東京マルイ AK105 カスタム

コラム:「ルーズクリアランス」で思い出すこと
「AK47」と「1911ガバメント」は軍用銃で「ハンパなく」成功した2挺だが、共通しているのはパーツ同士がスカスカ(ルーズ・クリアランス)に設計されており、何よりも「確実な作動」を重要視している点である。それが銃である以上、いかなる場合でも撃てなければ意味が無い、という実に原点に即したものである。その結果、泥に突っ込もうが、砂をまぶそうが確実に発射できるという「銃としての信頼性」を勝ち得ている。何となく、今回のルーズバレルにも共通したものを感じた。

「弾のうち出しかた」
今回のテストで、もう一点思いだしたことがある。それはBB弾へのエネルギーの貯められ方で、このルーズバレルにおいては、弾にエネルギーがじっくり貯められる印象がある。つまり、弾が落下する地点まで、弾速や安定感が比較的維持されるという意味になる。
ビリヤードで例えると、勢いよく弾いた玉は他の玉に当たると一瞬でエネルギーを失って(伝えきって)止まってしまうが、逆にそろっと押し出した玉は、他の玉を蹴散らしながら進み続ける。ガスガンなど一気に高圧をかける場合は前者の状態、スプリングでゼロから順にエアを圧縮する方法は後者に例えられる。後者の中でも、とりわけフルサイズシリンダー+適度なルーズバレルがエネルギーの保管には向いている=安定するということになるのだろうか?

→東京マルイ AK105 次のレビュー記事 (vol.3)

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