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夏到来。 ガスブローバック ワンメイク戦のススメ

2009/6/28 By: maxi カテゴリー: サバイバルゲーム


KSC MP7A1 GBB

2009年07月、KSCから H&K MP7A1 のガスブローバックモデルが登場となる。KSCならではの精巧な作りや、システム7による撃ち味の迫力には、かなりの期待が持てるところだ。また、近代的なモデルであることもうれしい。
ここ数年で、長モノのブローバックガスガンが非常に充実してきた点も踏まえ、ここではガスブローバック・ワンメイク戦の特徴や、そのススメを記しておきたい。電動ガンと比べてしまうと、燃費や不安定性という弱点はあるが、撃つ楽しさはトイガンとしてこれ以上ないものである。コッキングやリローディング、激しいリコイルという一連のリアルな動作は、ガンファンを虜にしてやまない。

WA ミニUZI インプレ vol.3

ガスブローバック SMG / ライフル ワンメイクゲームのススメ
・爆音サウンドとリアリティ (電動と比較にならない、音による緊迫感)
・ガンスキル(慣れ具合)が勝敗を喫する点 (操作が多い分、慣れていないとモタモタしてヤラれる)
・リアルカウント戦寄り (マグチェンジ必須/難易度高め)
・マガジンが重いため、装備が重くなりがち (しっかりした装備が必要)
・遠距離射撃は安定しないため、近接戦となる
・タマ切れ、ガス切れによる緊迫感と、攻撃のチャンス
・撃ち味の面白さ=プレイヤーの満足感
・旬のシーズンは4〜10月(関東圏/アウトドア)

上記の特徴から、ガスブロワンメイク戦は「ゲーム性」というより「ロマン」や「リアリティ」を重んじるバトルになる傾向はあるだろう。BB弾を入れただけでは撃てず、銃の操作や管理を要求されるため、全体的に難易度が高めであることも特徴である。例えば電動ガンに比べて、操作工程が非常に多い点。そして、タマがすぐ切れるので、ちゃんと狙って撃つようにはなるが、そう思い通りには当たらなかったりする。また、ガスが切れた瞬間に、そのガンはただの飾りになってしまい・・・サブウェポンの重要性を感じる瞬間も生まれる。高性能でお手軽な電動ガンに慣れてしまった今こそ、このように手がかかって味のある、面白いエアーガンでワイワイとゲームを楽しみたいものである。ガスガンは必ずしも調子が万全ではないため、ゲームではそこに笑えるドラマが生まれたりするに違いない。

なお、もしワンメイクでゲームを行う場合の、オススメのレギュレーションとしては、
・電動ガン完全禁止(エアコキはok)
・基本リアルカウント
・使用ガス指定(134a/152a)、外部ソース禁止
・0.2g弾推奨
・マガジン(バルブ)チューン禁止
・マガジン携行上限4本まで
といったところだろうか。特に気温による出力の「不安定性」には気を使うべきであり、撃たれた側のダメージに配慮して、相手を思いやって健全にゲームを行っていただきたい。

ガスブローバック ラインナップ一覧 (2009.07)
WA M4A1シリーズ [レビュー有]
WA ミニウージー [レビュー有]
KSC H&K MP7A1
KSC STEYER MP9 (TMP)
KSC イングラムM11A1 [レビュー有]
マルゼン M11A1
マルゼン Vz61 スコーピオン
マルゼン H&K MP5A4クルツ [レビュー有]
GHK AK105, AKS74U

オートマチックハンドガン全般
マルシン M1カービン
マルシン M1ガーランド
マルシン MP40
マルゼンM1100 [レビュー有]
KSC G18C
KSC M93R [レビュー有]
タニオコバ VP70M
マルイ HICAPA エクストリーム

フィールド定例会にもワンメイクを導入!
2011年5月より、G-PROJECTが委託を受けている、千葉北フィールド(CKF)でガスブロ・エアコキ限定の定例会を開催する運びとなった。その他、G-PROJECTでは、ナンバーナイン(No.9)でもガスブロ・エアコキ限定戦を開催!

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