東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン (vol.2) ～ 実戦投入レポ
東京マルイ SCAR-H Mk17 MOD.0
次世代電動ガン
FDE (フラットダークアース) カラーバージョン
スペック
全長1：スタンダード (折畳み時 711.2mm) 901.7mm – 965.2mm
全長2：CQC (折畳み時 635mm) 825.5mm – 889mm
重量：3630g 銃身長：300mm(インナーバレル)
装弾数：90発/ オプション540発
初速1：94.8m/s – 0.2g (0.89J / ノンHOP)
初速2：90.5m/s – 0.2g (0.8J / HOP)
発射速度：890rpm (ET1-7.4V2000mAh使用時)
発売日：2012年1月20日(FDE)
←東京マルイ SCAR-H 前回のレビュー記事 (vol.1)
2012年1月に出来立ての 新サバゲーフィールド インフィニ で SCAR-H のシェイクダウンを行ったので早速、実戦レポしておきたいと思う。ゲーム当日のフィールドは、強い風が吹いており、遠距離射撃ではかなり弾が流されてしまうという悪条件下であったが、それでも持ち前の性能は充分に発揮された。
フィールドを問わず戦える一挺
まず、弾は東京マルイ 生分解バイオBB (0.2g)を使用。非常に安定した弾道を描き、その伸びにもストレスがない。さすが最新型の次世代電動ガンといったところで、内部に手を加える必要性を全く感じない。
アタッチメントは、東京マルイ NEWプロサイト に オフセット ハイマウント、PEQ16 で飾りつけ、ショートフォアグリップ というオーソドックスなもの。フォアグリップは好みにもよるかもしれないが、銃口のコントロール性が高まるので装着がお勧めである。
インフィニ はとにかく広大で、高低差があるため見晴らしが良く、見通しも利くのだが、その分、電動ガンの射程が非常に短く感じるフィールドだった。高性能の 次世代 SCAR-H を持ってしても、射程は足りないので、その分、自由に動ける範囲が広い。こんなフィールドは他に無かったような気もする。珍しく、弾数制限も不要と思ったほどで、インフィニ のキャパシティは本当にデカい。
そして、エアガンの射程距離を延ばすこと等よりも、立ち回りや戦術的な展開、攻略方法に神経を注いだほうが、断然面白いということを、あらためて感じさせてくれた。
SCAR-H をほぼ1日持ち歩いた印象としては、コンパクトで塊り感があって、重量バランスも良いため、重さがあまり気にならないということだった。もちろん剛性も何ら不安は無く、安心してゲームに挑めた。
バッテリーのセレクトでテイストを変える
今回、フルオート中心のつもりで出撃する際は、ET1-7.4V700mAhを使用してみた。毎分約760回転と遅めで、リアルな発射間隔が再現され、無駄弾の消費も抑えられる。撃っていると、その遅さがバトルライフルぽくて、なかなか楽しかった。しかし、やはり700mAhでは容量が少なく、多弾マガジン2回分、約1000発程度でバッテリーが切れてしまった。多弾マガジンで1日遊ぶなら、3本以上用意するか、充電器を持っていったほうが良いだろう。
セミオート戦では、7.4V2000mAhに入れ替えてみた。700mAhでも容量が満タンに近ければ、セミオートのレスポンスは特に不満の無いレベルだが、2000mAhでさらにレスポンスが上がり、気持ちの良いキレのある射撃ができる。こちらも捨てがたい楽しさだった。
いずれもヒューズなどの変更は不要で、快調に射撃ができる。プレースタイルや、ゲーム内容に合わせて、是非どちらも試してみていただきたいと思う。
ゲーム後に、適正HOP状態で再度、初速を計ってみたところ、
初速：88.6m/s – 0.2g (0.78J)
となっていた。このあたりが、最も弾道が安定するラインであり、必要充分ではないだろうか。初速を上げる必要性など全く感じない。
一発目が高低差の大きな山岳フィールドでの運用だったので、平坦なフィールドだったらどれほど楽に取り回せるか、容易に想像がつく。 SCAR-H はこれから、色々なゲームに投入してみたいと思わせる、魅力的な銃である。
実銃の SCAR-H Mk17 フルオート射撃 動画 その1
実銃の SCAR-H Mk17 フルオート射撃 動画 その2
→東京マルイ SCAR-H 次のレビュー記事 (vol.3)
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