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インフィニ (INFINI) ~ 遊び方「無限大」の広大なフィールド

2012/1/31 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

インフィニ フィールドレビュー
2012年1月 千葉県八街市(やちまたし) にオープンした、 サバイバルゲーム フィールド 「 インフィニ 」に行ってみたのでレポートしておきたい。

フィールド名: インフィニ (公式HP)
所在地:〒289-1138 千葉県八街市用草(もちくさ)985-6
敷地総面積:約49,500㎡
フィールド様式:屋外 (森林,山岳,丘陵 複合型)
フィールドマップ(jpg,25Kb)

今回の インフィニ 新フィールド探訪ゲーム企画 には40名が集まり、一日ゲームを楽しんだ。フィールドで思い当たったキーワードとしては、「かつてないほど広大」「立体的攻防の面白さ」「戦場の雰囲気」「無数の攻略パターン」「要体力」「大人数向き」といったところで、見晴らしや風景が非常に良く、どのゲームも大いに楽しむことができた。風景や雰囲気が、戦闘シチュエーションの想像を膨らせてくれる、今までに無いフィールドと言える。

フィールドへの行き方
車で行く場合は、一般道の湾岸側から入っていくか、高速道路なら佐倉I.C. または 貝塚I.C.を降りて進むことになる。ナビにも登録されている住所だったので(5年以上前のECLIPSEナビ)、一発で目的地設定はできた。ナビどおりに近づくと、サバゲーフィールドではおなじみの「青いネット」が目にはいるので、そこに向かって走れば良い。電車の場合は総務本線の「八街駅」で降りて、タクシーで2500円程度となる。いずれにしても、八街という場所柄、都心からは少々遠い点は否めない。

設備面
▼駐車場・・・砂利引きで平坦。入り口の道がやや狭く、通れるのはマイクロバスまでとのこと。相当な広さで、千葉でもトップクラスではないだろうか。
インフィニ 駐車場
▼設備は造りもしっかりしていて、非常にきれいだった。ウォシュレットトイレ, 女性更衣室,自動販売機,軽食,ポット,電子レンジ,冷蔵庫 完備。昼食は弁当注文 (600円~)
インフィニ 設備
インフィニ 設備
▼セーフティ・・・上記の設備をくぐりぬけるとセーフティがある。今のところ、最大150人想定のキャパシティ。
インフィニ セーフティ
▼シューティングレンジ・・・上下2層のレンジ。最大60mまでのターゲットが設置されている。両脇は崖になっていて、横風が少ない。
インフィニ シューティングレンジ
インフィニ シューティングレンジ

Aフィールド
Aフィールドは、見晴らしが良い丘陵地帯となっている。アンブッシュできる草むらや森林区域もあり、Call Of Duty などのFPSゲームでも見たことがあるような風景が広がる。

▼セーフティから入ったところ。ご覧のとおりの高低差がある。AB共、ほとんどの範囲にウッドチップが敷かれ、水はけも良さそうだ。
インフィニ Aフィールド
▼セーフティから入って右方向に少し登ると、砂漠をイメージしたような領域が現れる。
インフィニ Aフィールド
▼Aの端には塹壕もあった。
インフィニ Aフィールド
▼セーフティから入って左方向は、丘の下りとなり、ブッシュや森が広がっている。
インフィニ Aフィールド
▼中間地点から奥の方向をみる。真冬でも腰まで隠れるブッシュがある。
インフィニ Aフィールド中間地点

Bフィールド
Bフィールドは山岳を切り開いた、高低差の攻防が楽しいフィールドとなっている。ブッシュ率が低く、射線が通っている印象だ。端と端に、2階構造の要塞があるが、今まで見たことの無いような頑強な造りで、立体的な攻防、あるいはCQBも楽しめる。

▼セーフティの直下から要塞をみたところ。COD4 MW で、M21を使って丘上から狙撃するミッションや、メタルギアソリッド3 または 戦争映画で、夜間に見張りを狙撃して倒す、などのシーンを連想させる。盆地になっているので、要塞は不利かと思いきや、背中側には動線がなく崖を降りなければならない等、簡単に制圧できるものではない。現に攻防戦では要塞防御側が守りきった。
インフィニ Bフィールド手前
インフィニ Bフィールド手前
インフィニ Bフィールド手前
▼セ-フティ直下にある、2つ目の要塞。なんと、崖上と崖下が建物を介して行き来できる。
インフィニ Bフィールド手前
▼Bフィールド一番奥にある要塞。
インフィニ Bフィールド奥 要塞
インフィニ Bフィールド奥 要塞

広さに関しては、AもBもほぼ同等のようだが、建造物やストラクチャーの種類が異なるため、全く雰囲気が違う。Aフィールドは、視界の開けた砂漠・草原のイメージ、Bフィールドは、山岳ベースで、森林と大きな要塞が印象的。
A-Bを連結すると、40人では全く少ないと思えるほどの広さと、多彩な攻略ルートがある。

当日は、風が強めに出ていたこともあり、A-B連結ではフラッグホーンや開始合図の音が聞こえないことが多々あった。現在、スピーカーシステムなどは設置されていないので、拡声器を貸していただいたが、ゲームの合図は無線を使うなど工夫したほうが良さそうだ。風が無ければ音は通るようだが、そればかりは現地に着いてみないと分からない。また、A-B連結の際は、200mを超えるので、特小無線で届かないものもあるかもしれない。

ゲームメニュー
フィールドの広さや地形を把握しながら、ゲームメニューを変えていこうと思ったが、非常に広く高低差もあるため、体力的に復活制ゲームよりも、1HITのスタンダードゲーム向きであると感じた。そのため、オリジナルの60分戦は実施していない。
また、風が吹いている状況では、弾が全く当たらない、届かないというシーンが多く、弾数制限なども全く要らないように思えた。弾数よりも、射程距離を把握してどのルートで攻略するかに重きがある気がする。一般的な、15分のフラッグ戦だけでもかなり楽しめた。さらに、この広さなら、6時間や24時間などの超長期戦も面白そうだ。

1. チームデスマッチ (復活制 / 20キル到達で終了) ×4 [A 表裏、B 表裏]
2. フラッグ戦 ×2 [A-B連結 表裏]
3. サイドフラッグ戦 ×2 (セミオート) [表裏]
4. フラッグ戦 ×2 (セミオート) [A-B連結 表裏]
5. B 攻防戦 ×2
6. A 殲滅戦 ×2

特に印象的だったのは、Bを使った攻防戦で、セーフティ真下にある大きな砦の防衛と外からの攻撃が熱いゲームとなった。HITされてセーフティに戻っても、砦を一望できるため、攻撃展開の様子が見えて非常に面白かった。

▼今回は、SCAR-HスコーピオンVz.61 を投入。別途、実戦レビューを掲載予定。
SCAR-H と スコーピオン Vz.61

フィールドオーナー 鈴木さん へのインタビュー
フィールドレビューの新たな試みとして、オーナーにちょっとしたインタビューを行い、フィールドのコンセプトや伝えたい魅力を聞き出してみた。

Q:こだわりのポイントがあれば、教えてください。
A:他には無い造りのフィールドを目指しました。サバイバルゲームという遊びの原点に帰って、プレイヤーの皆さんがアイデア次第で楽しんでいただけるような、自由度の高いフィールド作りをしたつもりです。

Q:フィールド作成にあたって苦労した所はどこですか?
A:広いうえに高低差があるので、バリケードや砦の資材運びなどが大変でした。トラックやクローラーなどを入れて、かなり時間もかかりました。バリケードなどは、ふんだんに資材を盛り込んで、大きめに作ってありますので、是非ご覧になってみてください。

Q:今後の予定は?
A:Cフィールドについても、オープンの準備を進めています。Cは、最も平坦面の多いフィールドで、外周は低くなっています。ここは人工の障害物などを極力廃して、自然の状態で楽しんでいただこうと思っています。また、定例会の開催準備も進めていますので、ご期待ください。

Q:収容できる人数規模についてはいかがでしょうか?
現時点では約150名様くらいまでを想定して、オープンいたしました。セーフティなど今後も増設していく予定です。

今後も、プレイヤーの皆さんの意見をどんどん取り入れて進化させていきたいという、気概にあふれる鈴木オーナーであった。気さくで話しやすい方なので、つい話し込んでしまったりもした。
インフィニは非常に広く、A-B全面を使いこなすのは結構ハードなので、次は、Aフィールドでじっくり、またはBフィールドでガスブロ戦や夜戦をやってみたいと思った。


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