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タナカ S&W M36 チーフスペシャル ~ お宝リボルバー!ジュピターフィニッシュ

2010/11/01 By: maxi カテゴリー: リボルバー

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ
タナカ S&W M36 チーフスペシャル 2インチ
スチールジュピターフィニッシュ
ペガサスシステム ガスリボルバー

スペック
全長:165mm
重量:430g
装弾数:10発
参考初速:56.3m/s (0.32J)
・固定ホップアップ

装備品
・タナカ M36用 グリップアダプター
・タナカ M36用 木製グリップ

仕上げ技術の集大成。お宝級アイテム
2010年は各メーカーともジャンルを問わずに新作が目白押しで、次から次へと欲しいものが出てくる。エアガンラッシュ年といっても良い状況かもしれない。その中の一つに、タナカワークスのジュピターフィニッシュシリーズも挙げられる。
今まで不可能とされてきた、ヘビーウエイト素材にメッキを施す手法がついに開発され、仕上げにも相当な工数をかけて、トイガン史上最高のリアリティを再現したのがこの「ジュピターフィニッシュ」だ。特に、今回発売された S&W M36 は、初の ジュピターフィニッシュ × スチールフィニッシュ となり、かつてないほど最高の出来栄えになった。あまり大量に生産できず、再生産の予定も未知ということもあり、気に入ったら早めに手にしたほうが良い。こういった、古くからのガンマニアも納得の商品を出してくれるのは非常に嬉しく、メーカーの情熱に感謝したい。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

素晴らしい輝きと重量感
ジュピターフィニッシュ は、これまでの「スチールフィニッシュ」よりも、さらに鉄っぽく仕上がっているように感じる。部分的に僅かな磨き跡のようなものがうっすら見えるためかもしれないが、知らない人に見せたら鉄だと思われかねないほど、トイガンの概念を超えていると言える。もはや美術品と言っても良さそうなものだ。
スチールフィニッシュ (ABS) モデル の重量は350gだったが、この スチールジュピターフィニッシュ は430gと手のひらにズッシリくる、程よい重さになっている。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

気持ち良いS&Wアクション
タナカワークス の S&Wモデル は、非常にスムーズで確実な動作を見せてくれる。今では、たかが「ダブルアクション」なのかもしれないが、テコを 2重に組み合わせ、トリガープルの軽減を図った S&W の構造を見事に再現していて、ダブルアクション時の滑らかな撃ち味には毎回、感動を覚えるほどだ。
これまで色々なモデルガンも触ってきたが、タナカ・ペガサスリボルバー の再現性は最高クラスといえる。モデルガンでは、カラ撃ちするのに躊躇してしまうが、こちらはガスガンということもあり、カラ撃ちしても特に問題が無く、存分にアクションを楽しむことができる。

▼うっすらとした磨き跡のようなラインが、スチールの実銃を彷彿とさせる。
ハンマー/トリガーのケースハードン仕上げも素晴らしい。
タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

ガスの入れすぎに注意
ペガサスはガスを入れすぎるとハンマーの力でバルブが叩けなくなってしまう。ガスを入れたのに、撃っても本当のカラ撃ち(ガスが出ない)になってしまう場合は、シリンダーを固定する「ロッキング・プランジャー」の中心部にある「アーム・プランジャー」をドライバーなどでグッと押しこんで、ガスを抜けば撃てるようになる。
ブローバックハンドガンの感覚で、ガスを補充してしまうクセが私もあるが、ペガサスは燃費が良いため、内部のガスが完全に切れるまで補充はしないほうが良いかもしれない。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

総評
リボルバー本来の美しい造形に加え、表面仕上げはモデルガンを凌駕するもので、そのホンモノのような輝きは何度眺めても飽きが来ないものだ。サバイバルゲームで使うには気が引けるが、お宝的なコレクションとしてこの上ない満足感が得られる。ジュピターフィニッシュシリーズは、高価に見えるかもしれないが、個別で同様の仕上げカスタムを行ったらこんな価格では到底無理だろう。むしろ、よくこの価格でやってくれたと思いたい。

→マルシン S&W M36 Xカートリッジ のレビュー記事を読む

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タナカ コルト SAA シビリアン (vol.2) ~ 屈指の仕上がり, 色褪せない魅力

2010/10/13 By: maxi カテゴリー: リボルバー

タナカ SAA シビリアン
タナカ コルトSAA (シングルアクションアーミー)
ペガサス ガスリボルバー
ヘビーウエイト仕様

スペック
全長:260mm
重量:796g
装弾数:6+6発
参考初速:68m/s(0.46J)
・固定ホップアップ
・ヘビーウエイト
・デタッチャブルシリンダー

カスタムメニュー
・ヘビーウエイトモデルにGスミスのカラーでブルー仕上げ
・木製グリップ
・ハンマー側面の塗装はがしとクリアコーティング

←タナカ コルト SAA 前回のレビュー記事 (vol.1)

コルト S.A.A は西部劇の全盛時代に「もう一つの主役」として登場し、幾度と無くエアガンもモデルアップされてきたが、最高峰の出来といえるのが、このタナカ ペガサス SAA である。 SAA は、現在でも多くの TVゲーム や、映画 にも登場し、その魅力は衰えることがない。再びその魅力に迫ってみたい。

タナカ コルト SAA

素晴らしい重量バランスとカタマリ感
タナカ SAA の重量は796g、数あるリボルバーの中でも、ショートバレルの シビリアン は特に、握った時のバランスが秀逸だ。コレクションとして時々触るだけでも、なかなか楽しいエアガンになっている。

身体と男心に響く!心地よさバツグンの金属的な操作音
これはペガサス全般に共通しているが、タナカ リボルバー はシリンダー(正しくはケース)が金属製のため、回転するたびに金属モデルガン的な音を奏でる。操作の感触が非常に心地よく、無駄に回して遊んでしまう。 カートリッジ が無いのがやや寂しいものの、実射性能や使い勝手からみて、ゲームユースにも答えるエアガンと言える。
現行モデルでは、シリンダーはデタッチャブル、つまり着脱可能になっており、ピンを抜くだけでシリンダーが取り出せるが、そういった操作一つ一つも楽しい。初期のモデルはシリンダーの取り出しが出来ず、さらにマガジン形式なども異なっているため、もし中古で手に入れる際には注意していただきたい。見分け方はは、シリンダー後端にダミーのリムが無く、のっぺらぼうになっているのが初期型となる。

▼予備弾を6発、エジェクターチューブ内に収めることができる。何とバネの隙間から入れるという変わった仕様だ。エジェクターロッドを押すことで追装填が可能となっている。
タナカ コルト SAA

撃って楽しむ SAA
ホップアップは固定で、やや弱めの設定だが、弾道は比較的安定している。ゲームではじっくり狙って撃つよりも、出来ればファストドロウ(早撃ち)で対抗したい所だが、これがなかなか難しく、相当に練習が必要となるだろう。しかしサイドアームとして使いこなしていたら、何だかカッコ良すぎる。

さまざまな仕上げバージョン 2010年10月時点
タナカ の SAA は基本的に、外観の造形や仕上がりについては、どのバージョンも充分に満足いく出来栄えとなっている。最新のモデルは、ヘビーウエイトにメッキが施された「ジュピターフィニッシュ」や、「ケースハードン」バージョンとなるが、なかなか高価でコレクション向けと思われるため、ゲームユースには普通のニッケルメッキやヘビーウエイトモデルがお勧めだ。

タナカ SAA 仕上げの種類
・スタンダード(ABS)
・ニッケルメッキ(ABS)
・ヘビーウエイト
・ミッドナイトゴールド(ABS)
・スチールフィニッシュ(ABS)
・ジュピターフィニッシュ(ヘビーウエイト)
・ケースハードン(スチールフィニッシュベース)

→タナカ コルト SAA 1stジェネレーション アーティラリー のレビュー記事

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マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ (vol.2) ~ Xカートリッジ 最高のリアリティ

2010/8/20 By: maxi カテゴリー: リボルバー

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ xカートリッジ
マルシン スタームルガー スーパーブラックホーク 7.5インチ
Xカートリッジ方式
8mm ガスリボルバー

ステンレスシルバーモデル

スペック
全長:338mm
重量:850g
装弾数:6発 (Xカートリッジ)
使用弾:8mmBB弾
シングルアクション
ヘビーウエイト樹脂製
2010年8月発売

スターム・ルガー社HP

←マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ 前回のレビュー記事を読む

スーパーブラックホーク の Xカートリッジ版 が登場
人気の スーパーブラックホーク に待望の Xカートリッジ 式が登場した。基本的な構成・仕様は旧タイプと変わっていないが、Xカートリッジ になったことにより、弾込めで押し込みのツールを使う必要が無くなっている。
また、シリンダーにインサートが無くなったため、スムーズに装填・排莢が出来るのがXカートの良いところだ。現行では スーパーブラックホーク のモデルガンが発売されていないため、モデルガン代わりにも楽しめる。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

スーパーブラックホーク は、ローディングゲート を開けるだけで シリンダー がフリーになって、装填・排莢が出来る。これはなかなか実用的でもあり、カチカチとシリンダーを回す感触も気持ち良い。1発ずつしか装填・排莢ができないため、操作は面倒なはずなのに、楽しく出来るというのが魅力だ。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

ベースピンを抜いて ローディングゲート を開けると、シリンダー そのものが外れる。いわゆる デタッチャブル・シリンダー であり、ゴロゴロしたシリンダーだけで遊んでいても何故か楽しい。シリンダーは安全対策として中抜きされているにも関わらず、カートを抜いた状態で96gもあり、Xカートリッジが1本29gであることから、フル装填のシリンダーは270gにもなる。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

シルバーモデルの仕上がりには多少ムラがあったり、グリスがバレル内部に侵入しているほど多めだったりもするが、色々と手がかかりそうなほどカワイイというものだ。

Xカートリッジの愉しみ
Xカートリッジモデルは、ダミーカートリッジを装填して遊べるという特長がある。前方から覗く弾頭は、モデルガン以上にリアルとなり、ドキドキしてしまう。
Xカートリッジシリーズは、モデルガンとしても愉しむことができる。何とも贅沢なリボルバーではないだろうか。
マルシン スーパーブラックホーク Xカート ダミーカート

▼左から Xカートリッジ、RIGHT リアルダミーカート 44レミントンマグナム45コルトクラシック。45コルトは、コルトSAAのブレットで、スーパーブラックホークには入ったが、コルト アナコンダには入らなかった。
Xカートとダミーカートリッジ比較
Xカートとダミーカートリッジ比較
Xカートとダミーカートリッジ比較

スーパーブラックホーク は Xカートリッジ になってさらに魅力が高まった。最近は、メーカーの供給が非常に鈍いので、在庫のある時に入手しておいたほうが良い。ガスリボルバーはGUN道場PRODUCTSショップでも力を入れているので、機会があれば覗いてみて欲しい。

マルシン スーパーブラックホーク Xカート 次のレビュー記事(vol.3)

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