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KSC H&K USPコンパクト (vol.2) ~ システム7 俊敏なブローバックが魅力!

2010/9/06 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC USPコンパクト System7
KSC USPコンパクト システム7
ブローバックガスガン

スペック
全長:173mm
重量:710g
装弾数:22+1発
参考初速:74.6m/s – 0.2g (0.56J)
2008年7月発売
・可変ホップアップシステム

←KSC H&K USPコンパクト (05HK) 前回のレビュー記事 (vol.1)

新エンジンを実装した USPコンパクト(システムセブンver.)が登場
KSC の USPコンパクト と USP.45 は、インドア戦で比較的主力にしており、気に入っているモデルである。性能(遠距離命中精度)でいうとマルイのほうが断然上なのだが、だからヒットがとれる、勝てるというものではないところが、接近戦のポイントである。自分の場合、マルイのハンドガンはむしろその性能に頼って、遠くからムダ弾を撃ってしまう傾向がある。逆にKSCの「射程の短さ」は自分の動きや連携でカバーするしかなく、必然的に相手に接近するためヒット率も高くなるというわけである。さて今回、色々と焼き直しされた07バージョン、システム7であるが、気づいた変更点は以下の通りだ。

エンジン・・・外見はマルイそっくりのデザインに変更され、負圧式ということらしいが、カラ撃ち時の音が違う(発射ガスがバレルから抜ける為)ぐらいしか違いが分からなかった。動作感は05バージョンとさほど変わらない気がするのが正直なところだ。
スライド・・・05HKはややプラスチック感のあるブラックだったが、システム7ではサンドブラスト調のパーカーっぽい表面色になっている。また刻印の一部がペイントとなり、このあたりはきっと、さらにリアルになったのだろう。なお、ABS素材であることには変わりない。

ホップアップシステムは旧来と同じため、遠距離性能は全く変わっていない。マガジンはマルイと同形式、フォロアー露出型になったことで、扱いやすくゲーム向きになった。ファーストインプレッション的には、「ちょっとリアルさを増して、少しだけ使いやすくなった」ぐらいのもので、エンジンのパワーがどうということはあまり感じなかった。ともかくこのシステム7が、現段階の現行型でベストモデル、ということは言えそうだ。(が、これ以上焼き直しはしないでほしい・・・)

扱いやすさ満点のコンパクト・ハンドガン
一言に「扱いやすさ」と言っても色々な要素があるが、数あるハンドガンの中でも、USPコンパクトの優れている点は多い。
・コンパクトでコントロールしやすい全長サイズ
・小さめで握りやすいグリップ
・狙いやすい前後サイト
・フォロアーがロックできて給弾しやすいマガジン
さらに、システム7のおかげで、跳ねるような迫力のある撃ち味や発射サウンドが備わっており、撃っていて非常に楽しいモデルに仕上がっている。

▼フィールドストリッピング
KSC USPコンパクト System7 分解

外観のコダワリと日進月歩
システム7のUSPシリーズに限らず、最近のKSCハンドガンの表面処理にはコダワリが見える。ブラスト処理や抑え目のホワイトマーキングなどがリアルに再現されており、見ていても飽きないし写真にも映える。基本的には、動作スピードを優先したと思われるABSスライド版が標準だが、USPコンパクトには、ヘビーウエイトスライドを実装した、「P10SD」というモデルも存在する。 サイレンサーを取り付けられるように、マズルを1cmほど延長したうえでネジを切って、前後サイトの位置を高くしたものだ。こういった個性的なバリエーションは嬉しい。

ホップアップは及第点、しかし弾道が左にそれる
KSCのホップアップシステムは、ホップチャンバーに3mmほどのスチールボールが入って、それでラバーの突起を押し出すシステムとなっている。マルイに比べれば安定性は劣るものの、実用上の10〜15m程度なら、充分にヒットのとれる性能だ。
なお、この個体では新品箱出し時から、弾が左にそれるクセがあり、原因はまだつかみきれていない。ホップをオフにした状態でも、パッキンには抜弾抵抗があるので、そのせいかもしれない。対策として小さめの弾を使うか、チャンバーを分解してパッキンをヘタらせれば、少し改善するのではないかと思う。

KSC USPコンパクト システム7

スライドストップノッチが削れる
KSC製品は現在もスライドストップ部分の強化は行われておらず、使用しているとノッチ(溝)が削れていってしまう。とくに、ホールドオープン状態から、指でスライドストップを下げてリロードする操作を繰り返すと、削れるのも早い。それを気にして、マガジン装填後にオープン状態のスライドを引いてリロードするようにしている。削れ対策は、WAもマルイも行っているだけに、KSCにもなんとかグレードアップしてほしいところだ。

KSC USPコンパクト システム7

ジャックバウアー気分になれる!?USPコンパクト
USPコンパクトというと、どうしても24 twenty fourのジャックバウアーばかりを思い出してしまうが、その「24」もいよいよファイナルシーズン(シーズン8)となり、まもなくレンタルが開始される。こんどはジャックバウアーがどう暴れるのか、とても楽しみだ。
24 – twenty four – ファイナルシーズン 〜2010年10月2日(土) レンタル開始!〜

KSCのUSPコンパクトは、上記のような欠点もあり、100%優秀なガスガンとは言えないが、非常に扱いやすく、特にインドア戦であれば充分な戦闘力になる。是非、ジャックバウアーばりにUSPコンパクト一挺で、必死の勝負をしてみてほしい。

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「24」CTU公式捜査マニュアル

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KSC CZ75 システム7 (vol.2) 〜 スライドの閉鎖不良の改善

2010/5/22 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC CZ75 2ndモデル システム7
KSC CZ75 2ndモデル
ブローバックガスガン
システム7

スペック
全長:206mm
重量:715g
装弾数:23発
実測初速 70m/s – 0.2g (0.49J)
1チャージ燃費:約65発
・システム7 エンジン
・可変ホップアップ
2010年4月26日発売
2011年12月25日再販(HOPバージョンアップ)

←KSC CZ75 システム7 前回のレビュー記事 (vol.1)

CZ75 システム7 は基本的に快調だが、2点ばかり気になるところがあったので、レポートしておきたい。

問題の2点・・・
・オイルが切れると、動作がやや渋くなる
・時々、スライドの閉鎖不良が起こる

動作については、久々に箱から出したときに気づくとおもうが、使用前にシリコンスプレーを差せば問題はない。しかし、スライドの閉鎖不良については、若干のカスタムというか、部品のクリアランス調整が必要だ。こちらの方法については、後半に記載したのでご覧いただきたい。

▼フィールドストリッピング
この板状のスプリングは、実銃と同じ形状らしい。USPでも使われているが、バネレートを低くして伸縮の幅を稼いでいるようなセッティングで、非常にしなやかだ。スライドストップはごらんの通り、特に削れない工夫などはされていない。しかし、通常見えない部分なので、まったく気にならない。
KSC CZ75 2ndモデル システム7

▼システム7のエンジン部分
ノズルは、伸びた状態から完全に戻らず、カタカタと遊ぶ仕様になっている。特に自発的に戻る必要も無いのだろう。
KSC CZ75 2ndモデル システム7

スライドの閉鎖不良の改善例
CZ75 に限ったことではないが、KSC のマガジンは機種によって閉鎖不良となりやすいものがある。これは、ノズル側の弾を押し出す部分と、マガジンが干渉しているのが原因となっている場合がある。その場合は、下記写真のマーキング部分を軽く削ると、引っかかりが無くなり、スライドがスムーズに戻るようになる。

1. パッキンを外す
深く挟まっているため少し深めに爪を突っ込んで引き出す。取り出したら、マガジンの放出口部分には、セロテープなどでマスキングをしておく。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

2. 丸印マーキングのところが問題の箇所。ここを削るが、作業前にフォロアーは下げてロックしておく。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

3. 細い角ヤスリまたは平ヤスリ(幅3mm程度)で、気持ち削る程度。感覚的にはせいぜい0.5mm程度だ。作業後には、弾の装填される部分に入り込んだ金属粉もきれいに拭きとっておこう。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

▼実射の雰囲気を動画撮影。この撮影では再現できていないが、速射すると右斜め上にスライドの先端が跳ね上がるので、射撃時には注意が必要だ。しかしやはり、CZ75のグリップは細身で、最高の握りやすさを備えている。USPやベレッタよりも断然しっくりと手に収まるのである。早くインドア戦への投入をしたい! GUN道場 YouTubeチャンネル

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KSC CZ75 システム7 (vol.1) 〜 CZ75 史上最高のハードキック!

2010/5/06 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC CZ75 2nd システム7
KSC CZ75 2ndモデル
ブローバックガスガン
システム7

スペック
全長:206mm
重量:715g
装弾数:23発
実測初速 70m/s – 0.2g (0.49J)
1チャージ燃費:約65発
・システム7 エンジン
・可変ホップアップ
2010年4月26日発売
2011年12月25日再販(HOPバージョンアップ)

←KSC CZ75 システム7 前回のレビュー記事 (vol.0)

期待の CZ75 システム7 箱出しインプレ
期待していたKSC CZ75 システム7を早速レビューといきたい。
外観は至って普通のマットブラック仕上げだが、パーティングラインが見あたらないところはさすがKSCだ。また、トリガーやハンマーなどの金属部品の仕上がりは非常に美しく、トイガンの最高水準といっても過言ではないだろう。なお、個人的にはスライドとフレームを、ガンスミスのブルースチールカラーなどで色直しをしたいところではある。

さて、手にとって早速スライドを引いてみたりすると、今までのモデルどおり、スライドの動きが渋い。 CZ75 はそのデザイン上、スライドとフレームのレール接触面が長いため、どうしても抵抗が発生してしまう。しかし、とりあえずそのまま撃ってみると、そのスライド動作の素早さとシャープさに驚いた。こんなにシャープな撃ち味のハンドガンでサバゲーが出来たら何と楽しいことか!この際、システム7は一番撃ち味の良いガスブローバックだと言っておこう。

KSC CZ75 2nd システム7

手首に鋭く響くリコイル
やはり、KSC システム7 エンジンのブローバックの切れ味とサウンドは最高だ。 CZ75 も例に漏れず、ブローバック作動には全くモタツキがなく実にスピーディで、その工程は一瞬で完了し、動作音も1つに聞こえる。軽そうなスライドなのに、手首に一瞬ガツッとくるリコイルまでも得られるのがすごい。
これは同社システム7の他モデル、M9 や USPコンパクト とも似た印象で、タイムラグなく完璧な動作をしてくれるため、射撃に安心感がある。発射サウンドも大きめに響き、撃っている感があって楽しい。カラ撃ちでも前方にガスが放出されるシステムのため、カラ撃ちのほうが音は大きく、さらにマガジンのフォロアーもロックできるため、モデルガン代わりに楽しめるようにもなっている。
なお、スライドの抵抗に関しては、一度フィールドストリップしてレール部分にシリコンオイルを塗布すると、さらに動作が良くなる。ヘタに磨いたり削ったりするより、使い慣らしてアタリをつけたほうが良いだろう。

KSC CZ75 2nd システム7

ジャミング皆無の信頼性
何マガジンか撃ってみたが、前バージョンでみられた、ジャミングやニ重装填といった問題は全くおきず、全弾をきれいに撃ちつくせた。これはシステム7の、とくにローディング部分の無理の無い設計のおかげであろう。トリガープルも軽くものすごい速射が可能だ。ようやく、サバゲーでも安心してガンガン撃ちまくれる CZ75 が登場したといえるかもしれない。ちなみに耐久性テストも兼ねて、2010年6月のGUN道場PROJECTラリー@マルサバに投入してみる予定だ。GUN道場PROJECTでは、私自身も今まで体験したことがないようなハードバトルが繰り広げられるため、エアガンの耐久性や信頼性が真に問われる。

燃費について
CZ75 は9ミリサイズのマガジンのため、ハイキャパガバなど45口径サイズに比べるとガス充填量は少ない。しかし、テスト結果によれば間を空けて65発ぐらいまで(約3回リロード)は撃てるようだ。※5月・気温約25度
1チャージでそれだけ撃てれば充分であろう。
なお、これは説明書に書かれていることだが、快調な動作を望むならガス満タンにつき2マガジン分、つまり46発ほど撃ったら再注入するほうが良いようだ。

小さめの弾がベター
標準で付属しているKSCの弾でも、ローディングの際に、マガジンリップ部分への入りがキツイものがあった。多少きつくても動作には影響ないが、射撃の安定性を考えると、EXCELなどの小径弾を使うのが調子は良いと思われる。

ホップシステムは進化なし
唯一マルイにかなわないのがホップアップシステムで、どうしても遠距離でのばらつきは発生しがちだ。しかし至近距離やインドア戦では全く問題ないレベルといえる。なお、どうしてもバラツキがひどい場合は、チャンバー付近やマガジンの弾収納部分にオイルが付着していないかを確認したほうが良いだろう。

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