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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.2) ~ 強烈な反動、ド派手な撃ち応え!

2006/8/11 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI 実射テスト
ウエスタンアームズ ミニUZI
ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

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ウン10年待っていた ミニUZI の フルオート・ブローバックガスガン の発売には感激を抑えられず、購入したはいいが次回ゲームが待ち遠しくてたまらない。待ちきれず、珍しくゲーム前に屋外射撃テストを行ってみたので、インプレを記したい。

オープンボルトの良否
ミニウージー はボルトそのものがハンマーの役目を兼ねていて、構造がシンプルで故障しにくいとされている。結果的に、命中率よりも「連射の確実性」を狙った設計仕様となるが、その点は実銃においても、エアガンにおいても同じである。反動や撃ち味演出の効果は高いものの、精密射撃に向いていないといえる。
実際に、やたら重いボルトはセミオート時に反動として本体がブレるし、それを開放するシアー、トリガープルも重めになってしまう。最近、実銃の UZI ではクローズドボルト仕様もあるようだが、SMG=バラマキ銃という性格からすればオープンボルトのほうが ”らしさ” が出ている点では良いと思う。
それから ミニUZI は、アイアンサイトがしっかり出来ていて狙いやすい点と、簡易折りたたみのストックが、なかなか使いやすいのが美点である。

WA ミニUZI 実射テスト

実射テスト・・・鬼ホップに愕然
さて、早速外で実射テストを行ってみた。まず驚いたのは、強烈に舞い上がる鬼ホップ!0.2gBB弾ではホップ最弱にしても、激しく上に飛んで行く。これはマグナテック・ガバメント以上に強い。0.25g以上の弾であれば、なんとか実用範囲かもしれないが、0.2gでは射程15-20mを超えると使い物にならない。可変させる操作はものすごく楽だというのに、ゼロ設定できないとは、一体なんのための可変システムなのか・・・理解できない。マグナのシステム上、BB弾を保持する必要があるのは分かるが、それにしても強すぎる。ゲームで0.2g基準で考えて使うなら、パッキンを削ったり煮たりするか、ヘタるのを待つしかないだろうか?他の情報では、ホップのアジャストパーツを削る方法もあるようだ。いずれにせよ何か良い方法でチューニングしたいところである。

WA ミニUZI 実射テスト

強烈な反動、ド派手な撃ち応え
それから、さすがにメタル製のボルトが激しく往復するため、反動が ”痛く”、音も激しく大きい。なんともBB弾の威力に似つかわない、反動のデカさ、良く言えばその迫力には驚いた。もはや マルゼン の MP5K や KSC の イングラムM11 は超えている。同時に、夏の灼熱の気温のわりには、フルオートで全弾38発を撃ちつくすまえにマガジンが冷えてスピードダウンし、燃費の悪さを感じた。過去最大のシリンダー径と、ボルトが重いことの弊害といえるだろう。
マガジンに関しては、作りや仕上げはなかなか良い。装填もマルイのスピードローダーを、真上から突っ込めるため、非常に素早くローディングが可能だ。スプリングを下げておかなくてもスルスル入っていくが、力を込めると若干、弾の削りカスがでる場合があるので要注意かもしれない。マルイローダーがあれば、付属のストローダーは不要である。

ゲームで使用する場合は以上の点、とくに強めのホップアップを考慮したうえで使用しないと、激しく連射した「気分」だけで終わってしまう。 ミニUZI は好きなだけに、なんとか問題をクリアして、ゲームで実用的なものにしたいところである。

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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.1) ~ 念願のマグナブローバックモデルが登場!

2006/8/07 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI ガスブローバック
ウエスタンアームズ ミニUZI
ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

念願のマグナブローバック ミニUZI が登場!
2006年7月…ついにキタ!という念願の思いである。
今までウン10年間、フルオートガスブローバックの ミニUZI を待ちわびていた。しかもマグナブローバック!7/27発売の各トイガン雑誌を読んで血がたぎったのは私だけではないと思う。実はコレクションとして、現在でもマルゼンのカートリッジ式エアーコッキング ミニUZI、マルコシのセミオートガスガン ミニUZI を所有している。もちろん、どちらも現在のレベルでは満足できるものではない。また、一時期Yahoo!オークションで、台湾製(恐らく今回の WA ミニUZI のベースモデル)が出回っていたが、CO2ガスを使うタイプで、法規制(初速規定)にも対応しなかったことから、購入は見送っていた。

WA ミニUZI GBB

さて、WA ミニUZI はもちろん予約し、発売日当日に入手したが、初回ロットは UZI ロゴ入りの専用ケースとのことで、収納時の雰囲気も申し分なく大満足である。スペアマガジン(38連)は予約でかろうじて一本を入手、早速次回ゲームへの投入が楽しみだ。ミニUZI を手にとってみるとやはり、サイズ・重量としてはまさにベスト。イングラム MAC11 ほど小さすぎず、フルサイズ UZI ほどもてあまさない、日本人の体型にもマッチしたSMGではないかと思う。グリップは若干太めのようだが、両手保持が前提ながらも極限まで寸詰まりのデザインや、片手でハンドリングできる重量バランスは実に最高である。

WA ミニUZI GBB

リアルな オープンボルト式 ブローバックシステム
WA ミニUZI は実銃と同じ形式の オープンボルト ブローバックシステム を採用している。
重めのボルトは心地よい感触でハイスピードブローバックし、絶対に電動ガンでは味わえない「撃っている感触」を充分に堪能できる。ボルト(バレル?)から奏でられる金属音も心地いい。ブローバックの感触や音は、マルゼン MP5K や KSC イングラム M11 に重みをプラスしたものだ。今の時期(真夏)では、フルオートもかなりの高回転ぶりを見せ、文句なしに快調に動作する。時々、セミオートがバーストになることがあったが、これも実銃と同様に、重いボルトをロックするのが難しいようで、それも味だと思ってしまえる。
さすがに冬は動作が鈍るだろうが、2-3点バースト射撃なら充分動作しそうである。あとは、新型の可変ホップアップシステムがどこまで働いてくれるか。これまでのWAの製品はホップアップが弱かっただけに、期待したい。
フォールディングストックは折りたたみ状態から、引っ張りだすだけで一瞬にして、臨戦状態になる。折りたたんだままでも、フォアグリップとして使用できそうなデザインだ。

ミニUZI 好きのルーツ
そもそも ミニUZI にほれたのは、1988年に登場したタイトーの「オペレーションウルフ」というゲームが発端にある。横スクロールの、(一応)FPSで、ゲーセンの筐体に固定されたミニUZI(イングラムM10だったかもしれないが)を使って、タイトルどおり単独のミッションに挑むという、映画コマンドーのような無謀なゲームである。ゲーム開始前のデモ画面で ミニUZI が映り、印象づけられたのであった。

ミニUZI in オペレーションウルフ

その後、ファミコンソフトとしても発売され、パッドコントロールながら何度も遊んだ覚えがある。ソフトは現在でも所有しているほどだ。さらに、PS2のタイトーコレクションでも発売され、これも所有している。このゲームは、第2弾としてオペレーションサンダーボルト、第3弾オペレーションタイガーなどと後継が続いたが、初代のインパクトはそれらを超えることなく私のGUN人生(?)の方向を示し続けていた。
またゲーム以外に、少し古い映画でも多々登場している。チョウユンファの 男たちの挽歌II(1989)、チャックノリスの デルタフォース(1986) など、高い頻度で ミニUZI が登場しているので、気になる方は一度観てみることをお薦めしたい。

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