WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.2) ~ 強烈な反動、ド派手な撃ち応え!
スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)
ウン10年待っていた ミニUZI の フルオート・ブローバックガスガン の発売には感激を抑えられず、購入したはいいが次回ゲームが待ち遠しくてたまらない。待ちきれず、珍しくゲーム前に屋外射撃テストを行ってみたので、インプレを記したい。
オープンボルトの良否
ミニウージー はボルトそのものがハンマーの役目を兼ねていて、構造がシンプルで故障しにくいとされている。結果的に、命中率よりも「連射の確実性」を狙った設計仕様となるが、その点は実銃においても、エアガンにおいても同じである。反動や撃ち味演出の効果は高いものの、精密射撃に向いていないといえる。
実際に、やたら重いボルトはセミオート時に反動として本体がブレるし、それを開放するシアー、トリガープルも重めになってしまう。最近、実銃の UZI ではクローズドボルト仕様もあるようだが、SMG=バラマキ銃という性格からすればオープンボルトのほうが ”らしさ” が出ている点では良いと思う。
それから ミニUZI は、アイアンサイトがしっかり出来ていて狙いやすい点と、簡易折りたたみのストックが、なかなか使いやすいのが美点である。
実射テスト・・・鬼ホップに愕然
さて、早速外で実射テストを行ってみた。まず驚いたのは、強烈に舞い上がる鬼ホップ!0.2gBB弾ではホップ最弱にしても、激しく上に飛んで行く。これはマグナテック・ガバメント以上に強い。0.25g以上の弾であれば、なんとか実用範囲かもしれないが、0.2gでは射程15-20mを超えると使い物にならない。可変させる操作はものすごく楽だというのに、ゼロ設定できないとは、一体なんのための可変システムなのか・・・理解できない。マグナのシステム上、BB弾を保持する必要があるのは分かるが、それにしても強すぎる。ゲームで0.2g基準で考えて使うなら、パッキンを削ったり煮たりするか、ヘタるのを待つしかないだろうか?他の情報では、ホップのアジャストパーツを削る方法もあるようだ。いずれにせよ何か良い方法でチューニングしたいところである。
強烈な反動、ド派手な撃ち応え
それから、さすがにメタル製のボルトが激しく往復するため、反動が ”痛く”、音も激しく大きい。なんともBB弾の威力に似つかわない、反動のデカさ、良く言えばその迫力には驚いた。もはや マルゼン の MP5K や KSC の イングラムM11 は超えている。同時に、夏の灼熱の気温のわりには、フルオートで全弾38発を撃ちつくすまえにマガジンが冷えてスピードダウンし、燃費の悪さを感じた。過去最大のシリンダー径と、ボルトが重いことの弊害といえるだろう。
マガジンに関しては、作りや仕上げはなかなか良い。装填もマルイのスピードローダーを、真上から突っ込めるため、非常に素早くローディングが可能だ。スプリングを下げておかなくてもスルスル入っていくが、力を込めると若干、弾の削りカスがでる場合があるので要注意かもしれない。マルイローダーがあれば、付属のストローダーは不要である。
ゲームで使用する場合は以上の点、とくに強めのホップアップを考慮したうえで使用しないと、激しく連射した「気分」だけで終わってしまう。 ミニUZI は好きなだけに、なんとか問題をクリアして、ゲームで実用的なものにしたいところである。
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