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ET1 電動ガン専用 リポバッテリー の新ブランドが始動!(vol.1)

2010/5/13 By: maxi カテゴリー: パワーソース


ET1 リポバッテリー メーカー始動
リポバッテリー 時代の到来
いよいよ電動ガンにも リポバッテリー 時代到来か?と思わせるようなニュースがあった。2010年5月の静岡ホビーショーにて、電動ガン用 リポバッテリー を専門で扱う ET1 というブランドが発表されたのである。
これまでは、ラジコン用を流用してきた リポバッテリー (リチウムポリマーバッテリー)だったが、いよいよ電動ガン用にチューニング(調整)されたバッテリーが商品化されるということになる。電動ガンにジャストサイズで、コンパクト・ハイレスポンス・ハイパワーの新型バッテリーともなれば、利用者も増えるに違いない。何よりも、注意事項さえ守れば、取扱いが一番楽なバッテリーであるため、バッテリーの苦労から解放される点は大きい。さらに欲をいえば、ケータイ電話感覚の充電器と、フェイルセーフ(過放電防止装置)が標準になったりすれば、絶対普及するであろう。メーカーには、がんばっていただきたい。

Lipoバッテリーを体験したら、電動ガンの世界はさらに楽しくなる!

▼静岡ホビーショーで、ET1ブースを確認。
エンルートのブースの中に設置されていたので、エンルートバッテリーをベースにしているということだろう。
ET1 リポバッテリー メーカー始動

ET-1 電動ガン専用 リポバッテリー についての紹介 (ET1紹介チラシより引用)
ET1 リポバッテリー は、他種の リポバッテリー よりも万全なサポート体制により、高効率、高燃費、高コストパフォーマンスを追求し、これからの電動ガンバッテリー業界を担う、無くてはならない動力源として開発された製品です。
各社電動ガンに適合するサイズ、容量など、ユーザーのニーズに応えたラインナップを揃え、今までにない未体験の電動ガンの性能を引き出すリポバッテリーとして誕生です。
一般的にリポバッテリーは危険と呼ばれていましたが、徹底した品質管理の中で生産されたリポバッテリー及び充電器は、高い安全性と安定供給、及びアフターフォローを実現できました。ET1 電動ガン専用 LIPO製品は、PL保険に加入し、販売店及びエンドユーザー様にも安心して供給できる販売体制を整えております。

ET1 メーカーHP

→次のレビュー記事 ET1 (vol.2)「電動ガンの革命児 リポバッテリー の時代が到来 」

東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.4) ~ リポバッテリー実装 その2

2010/4/26 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン Vz61
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売

リポバッテリー テスト結果
実測初速:69m/s – 0.2g (0.47J)
回転数:1150rpm (19発/秒) ※ET1 Lipo7.4V800mAh使用時

←東京マルイ スコーピオン Vz61 前回のレビュー記事 (vol.3) 分解方法

ビルトインできる リポバッテリー が最適!
コンパクト電動ガンの最大の魅力は、コンパクトで機動力に優れている点である。しかしその割にはフル・セミともにファイヤーパワー(回転数)が低く、今一歩と感じる方も多いだろう。原因は、標準ニッカドバッテリーのパワー・スタミナ不足である。
これまで、特に MAC10 ではさまざまなバッテリー換装方法を試してきたが、バッテリーパワーを上げすぎても、今度は多弾マガジンの装填が追いつかない事象が起きていた。高回転すぎてまばらに発射されるのがいたたまれず、ノーマルマガジンを使用していた次第だ。

東京マルイ スコーピオン Vz61

結局、最終的に行き着いたのはやはり、本体を何もいじらずに互換性のあるバッテリーを製作することに他ならなかった。特にET1の800mAh(25C)は、コンパクト電動ガンに素晴らしいマッチングを見せてくれる。セミオートのレスポンス、フルオートの回転数ともに充分なレベルに向上し、この小ささからは想像できない圧倒的な火力を手に入れることができる。
テスト結果では毎分1150発にも昇り、これはガスブローバックのMAC11やグロック18Cと同等の値だ。電動でありながらレスポンスにも全く不満がない。バッテリーひとつで、撃っていて非常に楽しく、そして頼もしいサブマシンガンになるのは驚きでもある。

東京マルイ スコーピオン Vz61

実戦用にセッティング
コンパクト電動ガンの中でも最も小型なのが スコーピオン Vz.61 である。何となくAKを彷彿とさせる無骨なデザインにはファンも多いのではないだろうか。CODなどTVゲームでも露出度が高く、多くの人が知っていることだろう。コンパクト電動ガンシリーズは初速がそれほど高くないため、インドアや、CQB的な戦いの出来るアウトドアフィールドに向いている。もちろん、持ち前の機動力とリポ化した火力を生かせば、どのようなフィールドでも楽しめるに違いない。サバイバルゲームは、非力なウェポンでの立ち回りにこそ、面白さが隠れているのである。

スペアのマガジンには、370連のドラムマガジンを使用する手もあるが、ドラムマガジンでは片手撃ち専用になってしまう向きがあり、しっかり構えるにはノーマルマガジンのほうが良い。58発を余さず撃ち切れるので、スペアを4本も持てば、ハンドガン感覚で300発近く携行することができる。たいていのゲームなら、充分な弾数であろう。
上記写真のミルフォース ダブルマグポーチはハンドガン用だが、綺麗に4本納めることができる。ダンプポーチがあれば、マグチェンジもやりやすい。その他、シングルポイントのスリング(ライラクス バンジースリングパラコードスリング)を接続すれば、手ぶらで行動することもできて機動力はさらに上がる。さて、次回はこれで実戦投入といきたいと思う。

マイクロEX互換 リポバッテリー ET1-EX800 製作販売 [GUN道場PRODUCTS]

→東京マルイ スコーピオン Vz.61 次のレビュー記事 (vol.5)

東京マルイ スコーピオン Vz.61 の販売ショップをみる
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東京マルイ スコーピオン Vz.61 のヤフオク出品状況

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電動ガン リポバッテリー (vol.2) ~ リポの特長と取り扱い

2010/3/31 By: maxi カテゴリー: パワーソース


← リポバッテリー 前回のレビュー記事 (vol.1)

リチウムポリマー電池 ( Lipo ) の特長
ここではリチウムポリマーバッテリー( リポバッテリー / Lipo )の特長と扱いについて紹介したい。Lipo(リポ)は、大きなエネルギーをもった電池であるがゆえに、「メリット」と「リスク」が存在する。仕様を理解して、自己責任のうえで正しく扱っていただきたい。

リポの特長
1. 軽量である …バッテリーのサイズが小さく軽い
2. 大容量である …同じサイズの他バッテリーに比べて大容量
3. パンチ力がある …大電流を瞬時に吐き出すパンチ力があり、セミオートのレスポンス、およびフルオートの回転数が向上

7.4Vの リポバッテリー は、実質最大8.4Vの出力電圧がある。具体的な回転効率としては、電動コンパクトマシンガンで使われている7.2Vニッカドバッテリーに対しては約30% (ニッカド500mAh:リポ800mAh) 毎秒13発→毎秒17発
という結果をテストで確認。8.4Vニッケル水素ミニとの比較では、ニッケル水素電池の利用環境や使用する電動ガンにより異なるが、回転数としては同等か、または上昇する。(→後の比較で、回転サイクルはニッカド8.4Vラージ並みということを確認)

上記は、連続回転時(フルオート)の効率になるが、さらにはセミオート時のレスポンスが格段に向上することが体感できる。比較でいうとニッケル水素9.6Vラージよりも良好に感じる。何より、他種のバッテリーと同じ容量でも、サイズを小さく軽くすることができ、なおかつ大きなパワーを引きだせるバッテリーがリポである。また実際に、FETなどを組みこむよりも体感効果が高い。

電動ガン専用 ET1 リポバッテリー 取扱い店 [GUN道場PRODUCTS]

▼リポの仕様や取扱い詳細はこちら