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東京マルイ AK74MN 次世代電動ガン (vol.1) ~ 激しい銃撃に酔いしれる!?新しい面白さ

2008/2/06 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ ak74mn 次世代電動ガン
東京マルイ AK74MN
次世代電動ガン

スペック
全長:700mm – 943mm (ストック伸長時)
重量:3040g
装弾数:74発 / オプション480発
実測初速:95m/s(0.90J)
2007年12月発売

激しい「銃撃」に酔いしれる!?新しい面白さ
実はこの AK74MN 、発売当初は購入する予定はなかったが、チームメンバーの一人がゲームに持ってきて、試しに撃たせてもらったことで考えが一変した。動画など見て思ったよりも派手なフルオートの手ごたえや、ガスのように鈍ることの無い動作、撃てば騒がしく音が響くゆえに、自動的に自分の「テンション」も上がるという、新しい付加価値が備わっていたのである。高度なメカニズム以上に、撃って楽しいという付加価値は、電動ガンでは重要な課題だっただけに、理屈抜きでとにかくフルオートで撃ちたくなってしまうという面白さがある。

「反動の大きさ」に期待してはいけないが、今までの電動ガンよりも、撃って面白いのは明らかで、同時期に出た MAC10 と比べても、撃つだけでのテンションの上がり具合はこちらが相当に上といえる。ゲームで使うと所在を特定されやすいかもしれないが、それは、どの電動ガンでも基本的には同じなので、それほど気にすることはない。

フルサイズの AK74 は、かつて人生で初めて手にした LS ガスフルオート AK74 のモデル以来、触るのが20年ぶりぐらいかもしれないが、すぐさまその雰囲気や味わいを思い出した。何というかAK74はスリムで、全体的に痩せている印象だ。グリップは意外に細身に出来ており マルイ AK47 と比べてずいぶん握りやすい印象だ。また、イズマッシュのクーリングフィンつきハンドガードは戦闘的で、厳つい印象を与える。

東京マルイ AK74MN 次世代電動ガン

▲写真に見えるウエイトが前後に激しく動くことで反動(振動)が発生する。ウエイトが引かれて前方に戻るときにボルトカバーが後ろに下がる(見た目ブローバック風動作)という、ユニークな造りになっている。なお、こういったギミックがあるにもかかわらず、セミオートのレスポンス、キレがなかなか良いという特徴がある。ギヤ比等々、相当研究されているに違いない。
しかし、こんなに大きいウエイトはAKだから実装できたが、構造を考えるとM16系やM14系、SIG系で展開できるのかどうかは疑問である。もっとも、ストック内にリコイルユニットを実装する手もあるのかもしれないが・・・。そう考えるとスペースの都合で順当なのはFAMASやMP5あたりだろうか。いずれにせよ次に何のモデルが出るのかは楽しみである。

実射テスト
次回ゲームまで日にちがあるため、人のいない河原で実射テストを行った。
飛距離や安定性は他の電動ガンと同等で、目測射程40〜50m程度、0.2g弾で着弾地点ではややばらけるが、他モデルも同様であって、特に問題はない。しかし特有の反動をうまく押さえ込まなければならないのは確かなようだ。撃ち続けると、いつの間にか歯を食いしばっている自分に気づいた。
見た目の動作や、発射サウンドの激しさ、左手のブレ、頬当てすると痛く感じるほどの、「銃撃感」のあるフィーリングは、病み付きになる。今のところノーマルマガジンしか持っていないのだが、その射撃フィーリングの激しさから、74発x2回も撃ち尽くしたら満足してしまった。頬付け照準して、連続で480発も撃つのは「ツライ」というものだ。しかしながら、ゲームで使用すれば、おおいに気分が盛り上がるに違いない。

東京マルイ AK74MN ショーティ

AK74MN ショーティ化 チューニングメニュー ver.1
今回、自分としては定番の、ショート化&シンプル化を行った。インナーカバー取り外し時の特殊ネジにつかう、Y字ドライバーはドンキホーテで購入。ちなみに、その特殊ネジがニンテンドーDSやケータイでも使われているものだということを今回初めて知った。

・PDIショートバレル
バレルユニットを取り外すためには、ボルト駆動のバーを外す必要がある。その前にウエイトカバーを外すためのY字ドライバーが必要。フレームとの結合はシンプルなのでそれほど苦労はしないはずである。

・インナーバレル55mmカット
カットすると初速が若干上がってしまったので、気をつけたほうがよい。今ではエアーガンをチューンするなら弾速計も持つべきだ。

・AKMハイダー
デカいフラッシュハイダーが重くて邪魔なので、外して、AKMタイプに変更。この上からノーマルハイダーを被せることも可能である。ちなみに、ノーマルのハイダーは内部が空洞になっているので、吸音材を仕込むことも出来そうだ。

東京マルイ AK74MN ショーティ

・サイドマウントプレートはずし
この銃にはあまりドットサイトやスコープを載せる気がしない。ノンサイティング、フルオートで撃ちまくることを前提にしてみた。もちろん軽量化にもなる。なお、ハイダーとサイドプレートを外すことで軽量化し、反動を増幅させようという目論見もあるが、その差はそれほど体感できるものではないようだ。

・インナーカバー取り外し
外すと防塵性は落ちるが、動作音が大きくなり、金属プレートの音が響き渡るようになる。射撃時のテンションアップの源は「動作感」や「振動」もあるが、その騒がしい「音」によるところも大きいかもしれない。

・ストック類カラーリング(ブラウン)
ノーマルは全体が真っ黒くろでクールすぎるので、実在するか否かはともかくブラウンに塗装。さらに時代に逆行して、近日中にマガジンをベークライト製マガジン風のオレンジに塗ってしまう予定だ。LS時代に初めて見たオレンジのマガジンは「ありえない」と思ったものだが、今となってみると初期のAK74らしさの象徴であり、すっかりAK74のイメージとして固まってしまっている。

東京マルイ AK74MN ショーティ

ストックはガッチリした付け根をもっているが、意外にも分解はネジ2本で簡単に外せる。うまく設計されている部分だ。ちなみにAK47で盛況だった社外の木製パーツ類はこの AK74用 で製作するのは厳しそうである。
ハンドガードは AK47用 が換装できないかどうか比較してみたが、長さは同じでも、アウターバレル径や横幅の違いのため、すっきり納めるには加工が必要に見える。なおかつバッテリー設置をキャンセルしないと無理そうだ。しかし、シンプルなAK74初期タイプもそのうちサードパーティから出ることだろう。

・バッテリーコード取り回し変更
ニッパーかラジオペンチがあればいともたやすい。ノーマルの遠回りな取り回しは、おそらく不意に引っ張っても端子に負荷をかけないための措置ではないかと推測した。

このショート化により、取り回しが非常に楽になった。フロントのハイダーの大きさや重さはバカにならない所で、ここを軽くすると、一気に重量感が減るのである。
次は、サバイバルゲームで実戦投入してみたいと思う。

→東京マルイ AK74MN 次のレビュー記事 (vol.2)

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東京マルイ M14SOCOM (vol.6) 〜スタンダードスタイル サイドビュー

2007/11/01 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ M14SOCOM
東京マルイ U.S. M14SOCOM
スタンダード電動ガン

スペック
全長:946mm
重量:3650g
銃身長:440mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)

←東京マルイ M14SOCOM 前回のレビュー記事 (vol.5)

サイドビューを撮影してみた
東京マルイのカタログに載っている組み合わせで、横から撮った図が見あたらなかったので撮影。 M14SOCOM を最初にみたときは、マウントの位置など不思議な感じがしたが、他にはない斬新なスタイルとも言える。

しかし、正直なところスカウターマウントベース、つまりダイキャストの大きな塊がこの位置にあると、重くて使いにくい。強度もそれほど必要ない部分に思えるし、強化プラスチックなどで充分ではないだろうか。この際、はずして、何かしらのフタを被せてしてしまっても良い気がした。また、同様にダイキャストの塊であるコッキングレバーも、プラスチック製が欲しい・・と軟弱な意見だったりする。総合的な重さは、フルサイズM14のほうが重いのに、実際に持つと M14SOCOM のほうが重く感じるという不思議は、この重量バランスにあると思う。
もっと軽ければ、個人的にはアタック・ウェポンとして、どんどんゲームに投入しているはずである。

→東京マルイ M14SOCOM 次のレビュー記事 (vol.7)

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東京マルイ M14SOCOM (vol.5) 〜ショート スナイパー カスタム

2007/11/01 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ M14SOCOM
東京マルイ U.S. M14SOCOM
スタンダード電動ガン

スペック
全長:946mm
重量:3650g
銃身長:440mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)

装着品
・G&P スコープマウント (ミリタリー)
・SIIS 3〜9×40 ショートライフルスコープ
・M14 ノーマルフラッシュハイダー
・スモーキーズ チークパッド
・M16 リアルスリング

←東京マルイ M14 前回のレビュー記事 (vol.4)

M14 のゲーム運用に関する一考
以前、スタンダードサイズの 東京マルイUS- M14 を所有して、何度かレポートもしてきたが、ゲームの戦闘方法で自分に合わない部分があり、気に入っていながらも手放していた。
エアーガンの中でも遠距離射程に向いている M14 だが、スタンダードではフロント部が長すぎて取り回しが難しい部分があった。但しこれは場所の問題で、見通しが良く障害物の少ない草原フィールドや砂漠…デザートユニオンなどの開けた場所であれば全く問題はないが、一般的な森林やジャングルフィールドでは取り回しに苦労する。しかしながら、ひとつのゲーム戦術として、セミオート可能で遠距離命中精度の高い スナイパーライフル を検討した場合、デザイン的にも現状では M14 が最も合致するため、その戦術を楽しむために買いなおした次第である。ただし同じものは買い直さない。性能が同じで、もう少し取り回しが良く、滑り止めのストックが装備されているという点で M14 ソーコムにリプレイスしたというわけだ。

東京マルイ M14 SOCOM

M14SOCOM はスコープを常備して、遠距離のみで運用することにしている。完全ノーマル+0.2g弾でも、40mで大体レティクルの中心付近にヒットする性能があり、トリガーのレスポンスがよいので、セミオートまたはバーストで射撃を行うのが適している。全備重量がものすごく重い気がするが、あまり動かないように努め、攻撃時も必ずひざ(シッティングポジション)、または木などの遮蔽物による委託射撃を行うようにすれば大きな負担にならない。重さを逆に安定確保に利用することがカギではないかと思っている。
ちなみに M14SOCOM はCQB向け仕様として、スカウターマウントで簡単にドットサイトがつけられるようになっているが、わざわざ近距離戦で、この重さの銃を振り回す気にはなれない。それなら他のガンを選ぶべきだと考えてしまうが、それも好みの問題なので私がとやかく言うことでは無いだろう。

冒頭で、ゲームの戦闘方法で自分に合わない部分があったということを述べたが、簡単に言えば前衛に出がちな私には向いていなかった、ということである。しかしバトルを繰り返すうち連携している仲間のレベルがあがってきたため、最近は私が後方支援をするという戦いかたもアリになった。いやはや、ゲームは何とも奥深いものである。

東京マルイ M14 SOCOM

M14 カスタムパーツ レビュー
M14 のカスタム関連では、最初に、キングアームズ110連マガジン(約1000円)を買ったが、何とこれがまったく使い物にならなかった。設計上、弾のストッパーを開けきれないようで、弾がほとんど上がってこなかった。これには失敗したと思い、すぐにノーマルに戻した次第である。

G&Pスコープマウント(ミリタリー)
SIIS 3〜9×40 ショートライフルスコープ
この「ミリタリースコープマウント」は、ローマウントタイプとハイマウント(マルイ純正スプリングフィールドタイプ)の中間の高さになっている。これは軽量かつスコープ径の選択肢が広いので、一番使いやすいのではないかと思う。
しかし、このスコープマウントには少々手こずった。今までのマウント感覚で普通に取り付けると、つまりネジを普通に締めると大きくスコープ照準というか、軸がずれてしまった。説明書もないので、どうしたものかと悩みつつ、見た目で真っ直ぐに付ける為に、リヤの取り付け部分を多少左右にスライドしてみたり、左サイドの取り付け部レバーを回さないようにしてネジ止めした。その結果何とか真っ直ぐ付いたが、これで本当に合っているのかどうかは分からない。
それから、スコープはこれぐらいショート(全長265mm)なほうがバランスが良い上、軽くて良い気がするが、SIISのショートはフロントフォーカス(FF)が無いのが玉にキズ。他にマルイのFF付きスコープもあるが、M14SOCOM にはやや大きすぎる(全長320mm)印象であり、何ともセレクトが難しいところである。

M14 スタンダード フラッシュハイダー (マルイ純正)
ソーコムのハイダーは非常に短くてSMGっぽいので、全体の見た目バランスを取ってスタンダードに変えてみた。こうなると以前所有していた M14ライクSOCOM とまったく同じ外観である・・・。しかしサンドフィニッシュのストックは滑りにくく、持ったとき手に引っかかる感じを得られるため、少し重量軽減の効果を感じる。使い込んでも安っぽさが露呈せず、M14シリーズの中ではベストなストックではないだろうか。

スモーキーGF チークパッド
スコープを装着する場合は是非欲しい装備。これが無いと、ストックにアゴ付けすることになり、構えがいまいち不安定になる。両面テープでつけるだけのお手軽パーツ。

M16 リアルスリング
本物で、しなやか且つ強靭なスリング。幅広で使いやすい。
これだけ全長があると、ヘタにCQBスリング等を使うよりシンプルなほうが良いのではないだろうか?

→東京マルイ M14SOCOM 次のレビュー記事 (vol.6)

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