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東京マルイ USP 電動ハンドガン

2007/10/16 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ H&K USP 電動ハンドガン
東京マルイ H&K USP
電動ハンドガン

スペック
全長:194mm
重量:702g
装弾数:30発 / オプション 100発
実測初速:67.7m/s(0.46J)

電動ハンドガンの第3弾となる、H&K USPモデル。正直、電動ハンドガンはグロックだろうがベレッタだろうが形が違うだけで、中身というか性能はほぼ同じである。第3弾 USPの美点といえばニッケル水素バッテリーが標準化されたことぐらいだろうか、多少は内部メカがバージョンアップしているのかもしれないが、性能に違いはない。しかし電動ハンドガンの魅力は、他の部分にある。

・季節を問わない、卓越した射撃性能
・環境に負荷を与えないパワーソース

電動ハンドガンを購入する場合、この2点に着目すべきである。現状、ガスガンではフルオロカーボン134aや152aを使用するが、これらはもともと「大気放出」を前提とされていないうえ、放出すると二酸化炭素(CO2)の1300〜3100倍もの温室効果があるとされている。我々はとんでもない温暖化貢献をしていることになる。
これを問題と感じたとき、「ブローバックガスガンの面白さ」を捨てねばならないかもしれないと危惧するわけである。同時に、バッテリーシステムでブローバックする面白いハンドガンが早く実現してくれないかと願ったりもする。マルイは電動ブローバックハンドガンで既にその道への布石を打っているが、充分なパワーと手ごたえのあるモデルはまだ日の目を見ない。

さて…随分と話はそれてしまったが、今回はUSPである。
撃ち味は、一昔まえの固定スライド・ガスハンドガンより少し下回っている。ハンマーやシアーが無いため、TVゲームの光線銃に似て「撃ちごたえ」はほとんど無きに等しく、純粋に弾を撃ちだすだけの道具である点は否めない。だが、真冬でも30mヘッドショットの精度で連射ができ、ましてフルオートまで出来るという点が、電動ハンドガンの最大の魅力といえる。

これはどんな他のハンドガンも凌駕する性能であり、季節も問わない点で、ある意味最強のゲーム用ハンドガンとも捉えられる。ガスガンがまだ使える以上、夏は性能よりもギミック=ブローバックを楽しみたい向きが出てしまうが、冬のゲームの為にこの電動ハンドガンを1挺持っておいてもよいだろう。

→東京マルイ H&K USP 電動ハンドガン 次のレビュー記事 (vol.2)

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東京マルイ グロック18C 電動ハンドガン (vol.2)

2006/10/08 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ 電動 グロック18C
東京マルイ グロック18C (電動ハンドガン)

スペック
全長:201mm
重量:678g
装弾数:30発/98発
参考初速:約67m/s(0.46J)

←東京マルイ 電動グロック18C 前回のレビュー記事 (vol.1)

調子の上がってきた電動グロック18C
プロライトバッテリーと100連マガジンを装着したグロックの戦闘力は非常に高い。買って箱出し状態ではメカ部にまだアタリも出ていないが、3000発以上撃ってこなれてくるとフルオートの回転数も相当早く、驚異的な弾幕をはれる。その回転数はノーマルのフルサイズ電動ガンを超え、おそらく1000rpm以上は出ている感触だ。

東京マルイ 電動 グロック18C

また前レポートでも記しているが、インドアでは狙点を一瞬で変えられる(=機動性が高い)というのは相当重要なファクターで、MP7やUZIなど他のどんな長物を使うよりも、視野を広く自由な姿勢をとれる点でこのグロックは非常に強いといえる。だが同時にしっかり保持して狙わないと当たらないということも言えるので、練習を重ねる必要があるだろう。

東京マルイ 電動 グロック18C

それから一つ弱点がある。
セミオートオンリー戦となると「圧倒的な弾幕」の話は別になってしまうのである。まず電動ガンであるゆえの初弾発射の遅れ(タイムラグ)は想像がつくだろう。それからプロライトを使用すると、ニッケル水素バッテリーの特性として”立ち上がり”が鈍く感じるので、初弾発射の鋭さはガスブローバックに一歩譲る。インドアに限らず出会いがしらの初弾が重要なハンドガン・セミオート戦で使用すると、グロック18Cでは初弾の遅れに気を揉むことになる。
その点はブローバックハンドガンとうまく使い分けるべきであろう。

東京マルイ 電動 グロック18C

メンテフリーの強み
電動グロックは、アクションがなくて面白くないがゆえに、全く作動部分が露出していないため、バレル以外はメンテナンスフリーで、延々と撃ち続けることが可能だ。現に購入してもうすぐ1年がたつが、ゲーム投入数は10回を超えているのにほとんど何もメンテしていなくても快調で、むしろアタリがついてきた分良くなってきているぐらいだ。
さすがに何万発も撃っていけば消耗も進むであろうが、当分は問題なさそうである。ゲームウェポンとしての信頼性はそんなところにも現れている。電動G18Cをバックアップウェポンとして一挺持っておけば、メインウェポンが壊れたとしても、かなり高い戦力を発揮できるはずである。

→東京マルイ 電動グロック18C 次のレビュー記事 (vol.3)

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