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東京マルイ FA-MAS 5.56 F1 (vol.2) ~ 実戦投入と改良

2012/12/11 By: maxi カテゴリー: ライフル


FAMAS 5.56-F1

東京マルイ FA-MAS 5.56 F1
スタンダード電動ガン

スペック
全長:757mm
重量:2700g
装弾数:60発/300発
インナーバレル長:488mm
初速:85m/s – 0.2g (0.72J)

前回のレビュー記事 FA-MAS 5.56-F1 (vol.1)

早速 FA-MAS を森林フィールドのゲームに1日投入してみた。
手製のアンダーレイルに備え付けたフォアグリップのおかげで、コントロール性は良好。今さらな話だが、複数のターゲットを順に捕捉する際、銃口を左右に振る動きには、縦のフォアグリップは使いやすい。また、手製の超軽量スコープマウントレイルも全く問題なく機能してくれた。この組み合わせのFA-MASは、ゲームでもかなり使いやすい。

実質の内部カスタムとしては、KITBOYのFET スリムステップ3 を入れて、ET1リポ7.4V2000mAhで駆動しているだけである。メカボックス・バレル共にノーマル状態だが、初速は85m/sと昔のFA-MASよりも出ている気がする。一日使ってみて、やはりメカに関してチューニングの必要は全く無いと判断。東京マルイ電動ガンのノーマルメカニズムの完成度の高さをあらためて感じた。最近は中華電動ガンをいじる機会が増えていたが、東京マルイ製の素晴らしさを見直すいい機会になった。
FAMASはロングバレルで安定した弾道を得ており、サバイバルゲームでも第一線で戦うことができ、必要充分な性能を備えている。着弾地点で若干弾が散るが、インナーバレルのガタツキによるものではないかと思われる。

気持ちよいセミオート射撃
FETスイッチ スリムステップ3については、期待通り、セミオートのレスポンスが明らかに鋭くなり、撃つのが楽しかった。ショートストロークトリガーで、尚且つタイムラグなく発射されるのは非常に気持ち良い。また、ピストン始動位置の調整ボリュームを外から操作できるようにしたが、FA-MASに限っては、元からピストンリリース機構があるため、一度調整してしまえば以降にボリュームを調整する必要はないので、アッパー内側に貼り付けるだけで良かったかもしれない。セミオートで射撃した後にスプリングのリリースボタンを押すと、最後退位置からピストンが戻る感触が分かる。ちなみにベベルギヤの逆転防止ラッチはノーマル2枚ラッチのままだが、レスポンスには特に関係なさそうだ。

▼バイポッドを畳むと隠れる場所に、ボリューム調整用の穴をあけている。FETスイッチは0.5mmのアルミ板で”コ”の字型の枠を作って両面テープで固定、それを本体に両面テープで固定している。FET→コ→本体フレームという順だ。スイッチを本体フレームに直接貼り付けるとグラグラしてズレてしまうのでその防止策である。
FAMAS FETスイッチ

ショートストローク・トリガーの再チューニング
トリガーは、前回(vol.1)ちょっとした自作パーツでショートストローク化した。カスタム後に射撃テストを繰返していたところ、8mm幅プレートの場合にゆっくりトリガーを引くとスイッチが入らなくなる現象がでたので、ゲーム直前に7mm幅プレートへ変更しておいた。そのおかげで、ゲーム中も引き加減による動作不具合はみられなかった。M4に比べればトリガーストロークは大きいが、KITBOY FETスイッチとの相乗効果で、キレの良さは格別だ。

しかし今回、終わりがけのゲームで戦闘中、しかも終盤の山場に、味方を守らなければならない状況で、突然トリガーの連結リンクが外れて射撃不能となってしまい、悔しい思いをした。連結が外れないように脱落防止のカバーをしていたはずだが、造りがまだ甘かったようだ。そのため、帰ってから7mm幅プレートを2枚重ねにして、カバーの形状も若干変更しておいた。

FAMAS タクティカルカスタム

セミオートのメリット
FAMASは、若干フルオートサイクルが早いこともあり、フルオートで撃つとあっという間に弾を消費してしまう。FAMASに限ったことではないが、足止めの牽制をしたいときや狙撃したいとき、またはおとなしい銃撃戦の場合はセミオートに切り替えて、弾をセーブしたほうが良い。そのほうが圧倒的に弾の消費を抑えられる。逆に面制圧をしたいとき、激しい銃撃戦のとき、進攻中でいつ接敵するか分からない場合など、必要なときだけフルオートに切替えるほうが、いざという時に困らないための一つの方法だ。

ダブルマガジンクリップは不便
300連マガジンとノーマルマガジンを束ねるため、久々に東京マルイのマルチ・ダブルマガジンクリップを使ってみたが、予備マガジンが右側になった際に、ブルパップのFA-MASでは邪魔になって正しく構えられない。腰だめで撃つなら問題ないが、基本的にはマグポウチやダンプポウチに予備マガジンを入れて、1本ずつ使ったほうが良さそうだ。

アウターバレルの変更・・・軽量化とブレ止め
ノーマルのアウターバレルは、これまた銃を重くするために作ってあるようで、無駄に重い。マズルのねじ切りも無いので、交換することにした。パーツは、KM企画のFAMAS サイレンサーアダプター 逆ネジタイプを使用。さらにOリングを挟み込んで、インナーバレルのブレを無くしておいた。
本記事の写真では、既にアウターバレルとフラッシュハイダーを変更しているが、アウターバレルはSCAR-H用、フラッシュハイダーはM16A2用と、残り物を適当にセレクトしている。これでフロントがかなり軽くなって、より一層取り回しやすくなった。
当初、インナーバレルをカットしようかと思っていたが、バレルカットしたところで性能を落としてしまうのが関の山だ。インナーの先端は70mmほどしか飛び出ないので、このままいくことにした。近々届く予定の新しいサイレンサーも付けてみたい。

→ 次のレビュー記事 FA-MAS 5.56-F1 (vol.3)

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東京マルイ FA-MAS 5.56-F1 (vol.1) ~ 面白いカスタム素材を求めて

2012/12/01 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ ファマス 電動ガン
東京マルイ FA-MAS 5.56 F1
スタンダード電動ガン

スペック
全長:757mm
重量:2700g
装弾数:60/300発
インナーバレル:488mm
初速:83m/s – 0.2g (0.68J)
※ラージコネクター仕様 (但し現行製品ではラージ-ミニ変換コネクターが付属,ニッケル水素1300mAhミニの使用を想定)

← 前回のレビュー記事 FA-MAS SV

FAMASの魅力とは
東京マルイの初代電動ガン「FAMAS」はいまだに再生産される、隠れた人気機種である。全体の設計の古さは否めないし、オプションパーツも少ないが、独特なデザインがカッコいい点や、さまざまな有名どころのFPSにも登場したり、中華電動ガンで殆ど作られていない(1社のみ生産しているメーカーはあるようだ)という点が、ロングセラーの秘密なのだろうと思う。FPSに登場するのは、FAMAS G2 や FELINといった、比較的新しいモデルが多いので、G2やFELIN風のカスタムをする方も多いのではないだろうか。私も、ずっとそれをやってみたいと思っていた。しかし、G2やFELINのデザインはバランスやシルエット的にステアーHCにも似ている気がする。ステアーHCは所有しているので、FAMASならFAMASらしいカスタムを施してみたいと思い立ち、外観はそのまま維持しつつ、中身をグレードアップさせることにした。

▼FAMAS-FELIN..FELINとはフランス軍の次世代歩兵用統合装備システム。UAVや装甲車両部隊などから送信される画像などを介して、戦闘の状況を全員がリアルタイムで把握できるようになっている。この銃本体だけでいうと、備えつけられたカメラの画像をヘッドマウントディスプレイに映し、壁や窓から銃だけを出して射撃できるようになっている。
FAMAS-G2 FELIN

つい先日のニュースで、フランスで2013年に陸軍向け新制式ライフルの提案依頼書を発行することになったようだ。ということは、FAMASも制式採用銃の役目を終える日が近いのかもしれない。

手作り感こそファマス流カスタム?
さて、下記の参考写真を良く見ると、ハンドガードにフックで固定された簡素なプレートに、アンダーレイルやフォアグリップ、ライトがくっついている。これが恐らく実銃FAMASのアンダーレイルキットなのだろう。M4などの頑強なアンダーレイルに比べると、貧弱で安っぽいが、着脱も簡単そうだし、理にはかなっている気もする。ハンドガードとプレートに空間があるのが特徴で、こんなレイルマウントは他にあまり見ない。

FAMAS 参考フォト

早速アンダーレイルを自作
こちらは1mmのアルミ板のみで製作。厚さ1mmまでなら概ねカナ切りバサミで切れるので、簡単に作れる。プレートは4点で固定。意外にカッチリして、実用にも耐えそうな気配。2mm厚ぐらいにすればリアルかもしれない。

FAMAS アンダーレイル

自作スコープマウントレイルでFAMASの軽さを維持する
FAMASの純正マウントレイルはしばらく生産されていないように思う。とはいえ、探せばどこかにはあるだろう。しかし、以前にFAMASを所有していたときから、純正のマウントレイルの重さが気にいらなかった。ただのレイルなのに、まるで文鎮のような重さなのである。そこにスコープやドットサイトを載せれば、せっかく軽量で扱いやすかったFAMASが、とたんに重くなってしまう。そこで、今はほとんど売っていないのを逆手に、超軽量なマウントレイルを自作してみた。

FAMAS タクティカルカスタム

使ったのは、0.5mmのアルミ板のみ。0.5mmは手でも曲げやすい厚さで、非常に加工がしやすい。FAMASのキャリングハンドルに合わせてコの字型に曲げ、必要な穴をあけただけである。サイズは両端の足が18mm、幅は20~21mm程度。キャリングハンドルに挟まれるため、たったこれだけのモノでも充分な強度が得られる。緊急用に、オープンサイトもそのまま使える。トップのレイルはUMAREX UMPのサイドレイルを流用。少し短くなるが、G36Cのサイドサポートレイルでも良さそうだ。

トリガーのストロークチューニング
FAMASはトリガーとスイッチが、二つのワイヤーリンケージで連結されているので、引き心地がフニャッとした感触で、キレが全く良くない。連結部分がプラスチック部品で遊びやガタが多いせいでもある。そこをタイトに仕立てて、よりダイレクト感を増すチューンをしてみた。ノーマルの樹脂パーツはリンケージ間を約5mmで設定しているのに対し、アルミ板でとりあえず7mmと8mmの連結パーツを作成。動作確認してみると、8mmでもいけることが分かったので、あとはアルミ連結の抜け防止用にこれまたアルミ板でガードを製作。摩擦と磨耗の観点からみるとアルミは劣るのだが、いかんせん加工しやすい。一応内部は高粘度グリスを塗っておいた。
たったこれだけのパーツ変更により、トリガーのストロークは中心で約13mmから9mmへ短縮。引き始めが後方位置に変わり、引き切り時はスチールのトリガーガードにカチンと当たるので、トリガープルは狙い通りシャープな印象となった。なお、パーツ磨耗によりトリガーが引ききれなくなる可能性があるので、ノーマルパーツは常に持っていったほうが良いだろう。

FAMAS タクティカルカスタム
FAMAS タクティカルカスタム
FAMAS タクティカルカスタム

メインイベントは電気系統
先日、G&P XM177E2 にKITBOYのFETスイッチ スリム・ステップ3を入れてみたところ、かつて無いセミオートレスポンスを得ることができた。FETの特徴である、スイッチの保護機能はまあ良しとして、ピストンコントロール機能によりピストンをほぼ引ききるところで止め、すぐさま発射できる機能が付加されているのである。その鋭いレスポンスに感動して、他の電動ガンにも組み込んでみたいと思い、あえて初代FAMASをチューンしてみようと思い立ったのである。バレルやメカ部分をどうするかも含めて、次のレポートで紹介したい

▼ネットで見つけ、デザインが気に入って購入した折りたたみ式フォアリップなのだが、実際はサイズがデカすぎた。ネット通販は難しい…
FAMAS タクティカルカスタム

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東京マルイ FA-MAS SV ~ 侮れない ハイサイクル・ブルパップライフル

2007/1/05 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ FAMAS SV
東京マルイ FA-MAS SV (スーパーバージョン)
スタンダード電動ガン

スペック
全長:757mm
重量:2700g
装弾数:60/300発
参考初速:82.2m/s (0.68J)

初代電動ガンにして高いファイヤーパワー
東京マルイ FA-MAS (ファマス) は1991年に登場したの初代電動ガンながら、性能は現在でも充分に通用するもので、もともとの完成度の高さをうかがわせる。
写真で見るよりも実際のサイズはやや大きく感じ、厚みがある。剛性感も不足気味だが、丁寧に扱えばさほど問題はないだろう。バージョン1メカはハイギヤード仕様になっており、毎分1000発と他の電動ガンよりも高速な連射が可能である。それは制圧力の高さを意味し、ノーマル電動ガンにおいては他と一線を画する弾幕がはれる。逆に回転が速すぎるため、バースト撃ちしても5発ほど発射してしまうので、弾の消費(燃費の悪さ)は顕著である。

電動ガン初代のモデルだけあって、ボディや周辺パーツの出来には若干不満が残る。フラフラと横に動いてしまうフロントサイトや、使い込むとギシギシ音が出てくるボディ、ワイヤーリンケージを介した今一歩なトリガータッチ、その他、M16バナナマガジンが使えない、マウントベースが異常に重い塊であるなど、改善したいポイントはいくつもある。ハイグレード化して再販してほしい所だ。
FA-MAS に対してそう思うのは、ゲームで使用していても非常にバランスがよく、なかなか面白いライフルゆえである。

▼FA-MAS ショーティカスタム
マルイ ファマス ショーティカスタム

バランスのよさ、その一つは重量バランスで、バッテリーを搭載してマウントベースをのせ、フロント寄りにドットサイトを載せると、グリップの位置が重心となり、持ったときバランスがよく非常に軽く感じる。同時に振り回しやすいということになる。
それから二つ目は、スリングをつけて肩から斜めにぶら下げても、体の幅以内で収まってしまう点。とくに写真のようにショート化した場合は全長が660mm程度になり、非常にコンパクトである。これはMP5A4やM733短縮時よりも短い。それでも充分な銃身長を確保でき、ブルパップ銃本来の目的を達成している。有効射程も40mほどだろうか、M14なみに遠くまできれいに飛んでくれるので、ゲームウェポンとしての信頼性も高い。
そして三つ目は前述の、回転数の速さである。

つまり FA-MAS は特にチューンせずとも軽量コンパクト+長射程+高回転多弾幕と、ゲームで有利な要素が揃っているというわけで、さらに外観や剛性が磨かれれば言うことはない。ゲーム目的なら、軽量でシンプルなスーパーバージョンがお薦めで、長らく売っている割にはチューニングパーツもあまり無いが、もしチューンナップするなら、マウント+ドットサイト、フロントのショート化といった所だろうか。

▼コールオブデューティ4 ブラックオプスにも登場していた FA-MAS 。ゲームの時代設定とは裏腹に、キャリングハンドルが取り除かれ、近代的な仕様になっている。
コールオブデューティ4 ブラックオプス FA-MAS

ABSプラスチックのボディは加工しやすいので、是非さまざまなアレンジバージョンにも挑戦して、カッコいい FA-MAS に仕立て上げてみてほしい。

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