GUN道場レビュー

エアソフトガン、電動ガン、ガスガンのレビューサイト
Subscribe

東京マルイ コルト M733 コマンド (vol.3) ~ 短射程の原因と解決!?

2007/4/28 By: maxi カテゴリー: ライフル


マルイ コルト M733 コマンド
東京マルイ コルト M733 コマンド
スタンダード電動ガン

スペック
全長:690mm – 774mm
重量:2550g
装弾数:68発/ 300発(オプション)
参考初速:82.5m/s (0.68J)
銃身長:300mm

←東京マルイ コルト M733 コマンド 前回のレビュー記事(vol.2)

短射程の原因とホップシステム換装テスト
バトルでしばらく愛用している M733 だが、他と比べて短射程であることがずっと気になっていた。他のほとんどの電動ガンは40mほど射程があるのに、 M733 は30mほどしかない。弾道は素直だが、比較的手前でドロップしてしまう印象だった。
原因調査をしていったところ、バレルの長さやポンプバランスではなく、旧式のホップシステムに原因があることが分かった。そこで今回、M4 S-system 以降で採用されている改良ホップシステムのパーツAssyとBig-outのHホップ(押さえパーツ)をダブルで導入してみた。

さっそく分解だが、M733はテイクダウンが出来るのでバレルに関しては非常に手早く取り出しが可能である。アッパーレシーバーがシリンダー部分を乗り越えるとき大きな力が要るが、一度やってみてコツを掴めば何ということは無い。余談になるが、先日のバトルシティ戦で、メンバーのAK47が弾詰まりを起こした時、テイクダウンできないことの不便さを痛感した。やはりテイクダウンは出来たほうが良い。

さて、Sシステム改良ホップと旧式の違いについてはガンショップFIRSTなどで細かく比較されているのでそちらを見ていただくとして、特長を簡単に言えば、テンションの調整が滑らかになってホップ圧もよくかかるということである。
今回、同時装着したBig-outのホップパーツは、ノーマルが輪切りのゴムなのに対して、真ん中がくびれたプラスチック製の部品となる。これにより、BB弾の3点保持ホップを可能にし、弾道を安定させるという狙いがあるそうだ。

屋外実射テスト
早速、河原でのテストを行ってみた。一言でいえば、有効射程はズバリ完全に解決されたようだ。歩測だが約40mどころか50m近くまできれいに飛んでいく(0.2g弾使用)。弾道を見るとホップの効きも最後にフワッと上昇するところまで強めることができ、調整の幅が広がった。なお、Hホップの効果は、ノーマルと比較していないのでまだ分からないが、以前より遠くへ飛ばせるようになったのは間違いはない。

M733 は全長が短く軽量ながら、これで電動SMGクラスよりか多少射程が長くなったので、電動アサルトライフルとして、アタックウェポンとしても、もはや言うことはあるまい。次回のアウトドア戦が非常に楽しみなものになった。

→東京マルイ コルト M733 コマンド 次のレビュー記事 (vol.4)

東京マルイ コルト M733 コマンド の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ M733′ sort_type=’6′ category=’101164′]

東京マルイ コルト M733 コマンド のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

東京マルイ コルト M733 コマンド (vol.2) ~ オプションお試しレポート

2006/12/02 By: maxi カテゴリー: ライフル


マルイ コルト M733コマンド
東京マルイ コルト M733 コマンド
スタンダード電動ガン

スペック
全長:690mm – 774mm
重量:2550g
装弾数:68発/ 300発(オプション)
参考初速:82.5m/s (0.68J)
銃身長:300mm

←東京マルイ コルト M733 コマンド 前回のレビュー記事(vol.1)

過去の苦い思い出 XM177E2
かつて、東京マルイのコルト XM177E2 (電動ガン)を所有していたとき、愛用銃とするあまり、一度としてノーマルで使用することが出来なかった経緯がある。当時は、チューンを色々考えて、とにかくやってみたかった頃で、非常に苦労した思い出ばかりが残っている。それに似た香りのある「 コルト M733 」も購入早々、ふいに内部メカ&外装チューンに手を出すところであったが、無事ノーマル状態だ。内外装とも、手を入れてパーツを組むと、たいていノーマルより早くガタがくるので、長く使いたいなら特に内部メカはノーマルがベストだと進言したい。
しかし、拡張性を生かすための外部オプションをいつの間にか買い足して、増えてきた…。前回のバトルで「ショートサイレンサー」「ドットサイト」を活用してみたので、まずはそのパーツ・インプレッションを記しておきたい。

東京マルイ プロサイレンサー ショート
汎用性の高いマルイ製14mm逆ネジ サイレンサー。全長や重量感にそれほど影響を与えることなく、特殊任務ライフル的な雰囲気を醸し出すことができる。本来、バレルの短い電動グロックやM93Rに使用するとテキメンの効果を発揮するが、M733に対しての消音効果はやや弱めで、ピストン打撃時の高音部分が少しカットされる程度である。マルイ ソーコムMk23用のサイレンサーの消音パイプ部分だけの入れ替えが可能で、この処方をすると音量はかなり低減する。

マルイ コルト M733 コマンド カスタムパーツ

ANGEL 30mmドットサイト
マルイ製ドットサイトと同じ低価格帯ながら、30mmの大口径設計、イルミ11段階切替が非常に使いやすい。バトラーキャップは付属していないが、別途”39mm”のキャップを買えばポン付けできる。明るいアウトドアではドットがやや見にくい場合もあるが、これに限ったことではないし、最高輝度にすればほとんど問題はない。M733では何といっても高い位置にアイポイントがくる点が良好で、これ以上見やすいサイトはない!と断言してもいいほどだ。

マルイ コルト M733コマンド ドットサイト

TASCO 4×28 ショート・ライフルスコープ
全長17cmという、かなり短めのスコープ。前回のゲームで”缶フラッグ 篭城戦” を行った際、最大射程距離でのターゲット補足が困難だったことと(視力の問題ともいう…)、同じバトルを今後も行う予定のため、この4倍スコープを購入。昔はこのようなショートスコープがゴロゴロしていたが、最近ではあまり見かけないのでヤフオクでGET。
レティクルは11段階で赤く光らせることが出来るが(OFF時は黒)、光るレティクルをどのような状況で使うべきかはまだ不明だ…。インドア戦など、暗いところで使うのだろうが、レンズに倍率が入っているのに目の前で光ると、標的が見えにくくなる。だが最小輝度の設定であれば使えそうでもある。次回、実戦に投入して確かめたい。

マルイ コルト M733 コマンド スコープ

実戦投入レポ(1回目)
M733 はバレルとポンプとのバランスのせいなのか、有効射程がやや短いようである。M14 や FA-MAS との比較による結果だが、どんなに調整してもホップアップの効きが、少し足りないか強すぎるのどちらかになってしまう。ある調整点から、弾道が急に上へ跳ね上がる印象で、少々、着弾点の距離感が掴みにくい。パワーは同等(92.4m/s[0.854J]実測/ノーマル)なのに不思議なものである。結局、少しホップの効きが足りない設定で使うことにしており、もっと届かせたい場合はサイトで上目を狙うことにしている。
加速シリンダーと300mmバレルの相性が悪いのであれば、MP5と同じ230mmかP90の250mm程度に長さをカットしてみるのも良いかもしれない。MP5とP90は弾がきれいに伸びる印象がある。ただし、射程が短いことは、必ずしも負けることを意味しているわけではなく、その軽さと機動力、扱いやすさを生かして、アクティブに攻め込む体制でゲームには挑むと良いだろう。

→東京マルイ コルトM733コマンド 次のレビュー記事(vol.3)

東京マルイ コルト M733 コマンドの販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ M733′ sort_type=’6′ category=’101164′]

東京マルイ コルト M733 コマンドのヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

東京マルイ コルト M733 コマンド (vol.1) ~ 最高の取りまわしやすさ

2006/10/15 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ コルトM733コマンド
東京マルイ コルトM733 コマンド
スタンダード電動ガン

スペック
全長:690mm – 774mm
重量:2550g
装弾数:68発/ 300発(オプション)
参考初速:82.5m/s (0.68J)
銃身長:300mm

東京マルイ コルトM733 コマンド

サブマシンガン並みの機動力
東京マルイ M733 は、同社 M16 シリーズの中では最もコンパクトで、インドアゲームからアウトドアゲームまで、活躍の場を選ばない。状況によりドットサイトやサイレンサー等を組み合わせることで戦力を高められる点は M4 と同じだが、ストックを縮めると M4 より70mmも短く、似たサイズの MP5A4 よりは10mm長いという絶妙なサイズ。大差がないと言ってしまえばそれまでだが、構えてみるとその手ごろ良さやバランスの良さ、デザインのカッコよさから、非常に愛着のわくモデルである。説明書にも詳しく書かれているが、まさに「マイ・ライフル」にふさわしい存在である。

東京マルイ コルトM733 コマンド

サバゲーの実戦においても、恐らくこれ一挺あればほとんど事足りるだろう。A2系のピープサイトは見やすく、6段階に調整できるストックもかなり使いやすい。EG1000モーターを実装しており、セミオートの素早さやフルオート回転数の速さも非常に頼もしい。弱点といえばバッテリーがミニサイズであることぐらいだろうが、これはミニサイズでも大容量のニッケル水素バッテリーで解決する。また最大有効射程は、M14に譲るが、M733装備時の機動力は相当高いので、戦術を考え直せば全く問題がないはずである。

東京マルイ コルトM733コマンド

他機種と比較すると、SIG552、MP5A4、G36Cあたりがライバルになってくるが、M733のアドバンテージ(利点)としては、親しまれたM16~M4のデザインの構えやすさと、前述の細やかなストック調整、高めのキャリングハンドルにサイトが位置するため狙いやすく、ドットサイトを付ければフルフェイスゴーグルをしてもなんら邪魔にならない点だろう。照準が銃身線から離れてすぎではないかと思うかもしれないが、30m離れた地点の対人命中精度にはほとんど関係がない。

マルイ コルトM733コマンド

非常に楽なアイポイント
アッパーレシ-バー一体のキャリングハンドルをもつM16系は、ドットサイトやスコープが高い位置にセッティングされる。至近距離での銃身線のズレはあるものの、20m以上離れると大した問題にはならない。むしろ、一度このドットサイトの高さに慣れると、狙いが非常にラクで使いやすいので手放せなくなる。さらに私はストック部分にウレタンスポンジ(ロール状のハンドルグリップのようなものを加工)をパッドとして貼り付けているが、頬あたりの良さやフィット感がアップしてなお良い。

マルイ コルトM733コマンド

M733は、この上ない扱いやすさを提供してくれる電動ガンであり、ややオールドなスタイルと相まって、カスタムの幅も広いため、愛着のわくライフルとなるに違いない。映画ブラックホークダウンのファンならずとも、手にしてみてほしい一挺だ。

→東京マルイ コルトM733コマンド 次のレビュー記事(vol.2)

東京マルイ コルト M733 コマンドの販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ M733′ sort_type=’6′ category=’101164′]

東京マルイ コルト M733 コマンドのヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる