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WA M4A1 CQB-R (vol.1) ~感動の「新しい世界」

2008/4/11 By: maxi カテゴリー: ライフル


WA M4A1 CQB-R
WA コルト M4A1 CQB-R
ブローバック ガスライフル

スペック
全長:660mm – 742mm
重量:2650g
装弾数:50発
参考初速:83m/s(0.69J)

「トリガーを引けば世界が変わる」 のキャッチで、ようやく登場した WA M4A1 CQB-R 。要人警護に対応した車載向けの10.3インチのショートバレル RISタイプがまずはモデルアップとなった。
まずは、ショップで初めて試し撃ちをさせてもらえたのでインプレを記しておきたい。確かに、これまでのトイガンの世界を塗り替えるポイントが存在していた。
WAといえば2年前、ミニUZIの発売に狂喜し、今もオンシーズンになればゲームで愛用している。ミニUZIはフルオートで撃つときの激しいブローバックが印象的で、つい歯を食いしばって撃つ楽しさがあるのは今でも変わらない魅力だ。

しかし今回のM4A1は、想像をはるかに超えていた。夏の”激しい”ミニウージーを思い出しつつも、M4をセミオートで試し撃ちしたところ、歯を食いしばるどころか、想像を絶するアクションに頭の中が真っ白になった。
ガスブローバックガンとは思えない、相当にやかましい射撃サウンド、イジェクションポートから強烈に吹くガス、ミニウージーやAK74MNと比べ物にならない程の肩へのリコイルショック。そして撃った後の、スプリング音の余韻・・・
銃といえばもちろんエアーガンやモデルガンしか触ったことのない私としては、想像しえなかったアクションにただただ驚いてしまった。生まれて初めて体験した、ひとつの新しい感動、というのが正しい表現かもしれない。どんな歴代のモデルガンよりも、エアーガンよりも、実に「銃を撃っている」気がするのである。もうこれは、エアーガンファンなら迷うことなく買いの一品であろう。

ゲームで活用するのなら、セミオートを軸にした使い方が良さそうだ。フルオートはあくまで緊急用と考え、囲まれた状況を打開するために残しておきたい。ドットサイトやスコープを装着して、インドアでのガスブローバック戦、セミオート限定戦、内外でのスナイピングでの活躍が想定される。手軽に弾をバラ撒く電動ガンとは異なり、全てにおいて面倒であろう「リアルなフルアクション」を楽しみながら一撃の重みを感じつつ、ゲームをすすめる。これは他のエアーガンでは成し得ないに違いない。ボルトがちゃんと閉鎖しないこともあり、強制閉鎖ボタンを押さないと撃てないなど、その造りこみにはWAの意気込みやこだわりが伝わってくる。

▼ちなみに下記写真のようなノーマルっぽいM4A1にするなら、G&PのM4ハンドガードがポン付けできるという話である。
WA M4A1 CQB-R STD

正直言えば、ゲームではガスガン=セミオートのほうが安心して使える都合上、M14やルガーミニ14などのクラシカルなライフルが個人的には一番欲しいところではある。いつか、それらも商品化されることを期待しつつ、この夏のゲームは WA M4A1 で戦ってみる所存である。

→WA M4A1 CQBR 次のレビュー記事 (vol.2)

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