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電動ガン の記事一覧

東京マルイ G36K 次世代電動ガン ~ 死角なしのクールな戦闘マシン!

2010/10/28 By: maxi カテゴリー: ライフル

東京マルイ G36K
東京マルイ H&K G36K
次世代電動ガン

スペック
全長:615 – 860mm
重量:2900g
装弾数:50発/ オプション470発
参考初速:88m/s – 0.2g (0.77J)
・3倍 マイクロスコープ標準装備
メーカー希望小売価格:49,800円(税別)
2009年12月発売

装備品(トップ写真)
・東京マルイ プロドットサイト
・LARUE レプリカ グリップ

死角なしのクールな戦闘マシン
3代目次世代電動ガン G36K は、現在の次世代機中では最も近代的なモデルで、新鮮なデザインが魅力の一挺だ。熟成の進んだリコイル&シュートシステムは、わざわざガス・ピストンが動作するメカニズムまで搭載し、リアル派にも嬉しいモデルに仕上がっている。次世代電動ガンの実射性能は折り紙つきで、安心してゲームにも投入できる。

後発機種のアドバンテージ
実銃の G36 は、AUG から「樹脂ボディ」と「レール」、SIG550 から「シースルーマガジン」「ワンタッチジョイント」「スケルトンストック」、M4 から「拡張発展性」といったエッセンスを抽出している。いわば、全てイイトコ取りしたデザインになっており、これといった欠点も見当たらない。
プラスチックボディのおかげで、軽くて重量バランスも良く、オプションを付けても取り回しは苦にならない。まさに便利ツールといえるだろう。拡張性ありきで、新鮮味のあるデザインは、眺めれば眺めるほどカッコよくも見えてくる。

G36C 以上に好みの分かれるデザイン
H&Kの銃は、どの機種も好みの分かれるデザインである。平面的で無機質なため、冷徹なマシーンにしか見えない。しかし、味わいのない、その無機質さこそが他に無い魅力だったりもするのではないだろうか。

リアビューは宇宙戦艦さながらのゴツさ
ストックを折りたたむと、メカメカしい雰囲気が漂ってくる。文字通り骨っぽいスケルトンストック、カメラか何かに見える光学機器が、戦闘マシンを思わせる。

東京マルイ G36K

シャープで重みのあるリコイル
次世代電動ガン3機種で比較すると、発射音が低めで、その分リコイル感が強調されているようにも感じる。リコイルウエイトが300gもあり、きちんと頬付けして撃つと頭が揺さぶられて、テンションが上がってくる。さらに、アルミ切削のフラッシュハイダーが、キンキン響いて心地よい撃ち味に仕上がっている。

さまざまなオプションパーツ
アンダーレイルはフロント寄りか、リヤ寄りに付け換えが出来る。なお、サイドレイルは別売となっている。

▼マルイ プロドットサイト+バーティカルフォアグリップ (後方レイル)
東京マルイ G36K

▼マルイ プロドットサイト+プロライト (前方レイル)
東京マルイ G36K

標準の3倍スコープは素の頬付けで、さらにグッと沈みこまないと見えないほど、低い位置にある。恐らく、フェイスガードをしていたら3倍スコープは使えないだろう。逆に、プロドットサイト は随分と高い位置にセッティングされるため、フェイスガードを装着していると丁度良いくらいだ。これは、もし大型のズームスコープを載せてしまうと、サイティングが安定しないかもしれない。そうなると、チークパッドが欲しくなるところだ。

他社モデルの比較
ARES G36 シリーズも、ブローバック的にボルトが動作するが、リコイルがほとんど発生しないため、撃つ面白さはマルイに一歩譲る。しかしARESは、「テイクダウンできるスタンダード電動ガン」として高いレベルで仕上がっているため、選択肢として比較するのも面白いだろう。

ARES G36C フィールドストリッピング

東京マルイ G36K ワンポイント
電動ガンにリポバッテリーを搭載すると、ニッケル水素ミニに比べて セミオートのキレや、フルオートの回転スピード が向上し、同時にリコイルも鋭さを増す。そのレスポンスなら、セミオート射撃時にもまったくダルさを感じず、ストレスなくゲームを楽しめるに違いない。

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東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン (vol.0) ~ 最新鋭のアサルトライフルが次世代電動ガンで登場!

2010/10/14 By: maxi カテゴリー: ライフル

東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン
東京マルイ SCAR-Light Mk16 Mod.0 フラットダークアース
次世代電動ガン

スペック
全長:635mm – 825.5mm – 899mm (ストック最大伸張時)
重量:3300g
装弾数:82発 / オプション480発
初速:約96.5m/s (0.93J)

2010全日本模型ホビーショーで公開
東京マルイから、最新鋭のアサルトライフル FN SCAR-L が、次世代電動ガンで登場することになった。今回の 2010全日本模型ホビーショー では動作確認までは出来なかったものの、電動ガンとしては既に海外製が存在するため後発ながらも、次世代電動ガンとなれば唯一のモデルになり、人気に拍車がかかりそうだ。

東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン

歴代の次世代電動ガンをしのぐ、素晴らしい質感
アッパーレシーバー、アンダーレイル、フラッシュハイダー、アウターバレルはアルミ削りだし&アルマイト処理で、エッジの立った美しい仕上がりとなっている。剛性感も高く、まさに進化したM4といえるだろう。

ボルトストップはライブ可動、アンビセレクターも実装
次世代M4のマガジンを共用しており、ボルトストップはライブ可動になっている。また、実銃と同様にアンビセレクターも備えている。リアル派には嬉しい仕様だ。

東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン

東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン

次世代 AKシリーズ のリコイルシステムを踏襲
リコイルシステムは、AK74シリーズのシステムをベースに開発され、確実な作動と耐久性の高さが期待できる。SCAR のデザインとなって、どれほどの反動を味わえるか興味深いところだ。

バッテリーはミニSタイプをストックに収納
バッテリーはミニタイプをストック内に収める。折りたたみストックのため、ヒンジ部分にコードが通っているのが見える。リポバッテリーも無加工で入るのが嬉しい。

東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン

FNH SCAR-L (Mk16 Mod.0) 次世代電動ガンスペック
型名 SCAR-L (Mk16 Mod.0)
全長 889mm〜825.5mm(635mmに折りたたみ時)
重量 3300g(バッテリー含まず)
銃身長 300mm〜364mm (予定)
装弾数 82発/30発(オプション430発)
連射速度 850〜900発/分

マルイ SCAR-L カタログ →ダウンロード(pdf)

→東京マルイ SCAR-L 次のレビュー記事 (vol.1)

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東京マルイ SIG552 SEALS ~ 精巧なデザインの妙味

2010/10/13 By: maxi カテゴリー: ライフル

東京マルイ sig552 seals
東京マルイ SIG552 SEALS
スタンダード電動ガン

スペック
全長:504mm/730mm
装弾数:43発 /オプション220発
参考初速:84m/s – 0.2g (0.71J)
重量:2100g

実銃の紹介
SIG552 は、SIG SG550 をベースに、特殊作戦、コマンド用途に特化したアサルトライフルである。折りたたみ銃床が引き継がれ、遠距離での精密射撃も可能としながら、近接戦闘(CQB)などの至近距離戦では、銃を半分近くまでコンパクトにすることができる。各国の軍隊、警察の特殊部隊や法執行機関に使われている。

サブマシンガン感覚で機動力バツグン
東京マルイ SIG552 SEALS は、アサルトライフル と思えないほど軽量コンパクトで、程よく拡張性もあり、何より実銃由来の機械ぽいデザインや、細かな部分の造りがマニア心をくすぐる出来栄えになっている。数年前はアウトドアのゲームでも使用していたが、最近はインドアゲームウェポンとして活用することが多くなった。

まさに「機械」。ゴツくて精巧なデザイン
実銃の SIG552 はAKの作動システムを基にしているらしく、所々に似ている箇所がある。実銃の信頼性が高いというのも、うなずそうなものだ。プレス・デザインのレシーバーや、フロントサイト、ガスレギュレーター周りは、パッと見ではゴツゴツしている、良くみると精巧でもあり、他の銃とは一味違う雰囲気をもっている。そこに滑らかな曲線のストックが組み合わさる独特の雰囲気に惚れる方も多いのではないだろうか。

東京マルイ シグ552 シールズ

装着オプション
・東京マルイ プロドットサイト
・LaRueタイプ フォアグリップ

見た目よりコンパクトなハンドガード
SIG552 のハンドガードは小さめで、ヨコに細くタテに長いスマートなデザインになっている。最初からアンダーレールと右サイドレールもついているため、ライトやフォアグリップが即、装着可能だ。ただし、レールはプラスチック製のため、過度の力を加えると破損してしまうため、丁寧に扱ったほうが良いだろう。なお、ネジ2本でカンタンに取り外すこともでき、よりスマートに仕立てることも可能となっている。

東京マルイ シグ552 シールズ

コントローラブルな「トリガーデザイン」
ほとんどのアサルトライフルはトリガーが半月状になっているが、 SIG552 は直線基調のトリガーデザインが特徴だ。ストレートのトリガーは、シューティングマッチ向けのハンドガン等によく採用されていたりするが、セミオートで撃つ場合に非常に扱いやすい形状といえる。トリガーの状態(角度)が分かりやすく、指離れが良い(指きりしやすい)という利点がある。
AK47のトリガーと比較してみるとよく分かるが、曲線がきついほど指が離れにくく、フルオートでの安定性を追求していると見受けられ、セミオートでは若干撃ちにくいものになる。
リポバッテリーを入れれば、素早く気持ちの良いセミオート速射が可能になるため、私はノーマルマガジンだけ揃えて、セミオートウェポンとして活用している。

▼7.4V 1800mAh~2000mAhのリポバッテリーがすんなり収まる。大容量でありながら小型のため、ノーマルのニッケル水素バッテリーよりも装着がラクなのが美点だ。
東京マルイ シグ552 シールズ

分解工程に少々難あり
SIG552 は、インナーバレルの取り出しにたどり付くまで、10本以上のネジを外さねばならず、メンテナンスには手間がかかる。同サイズの G36C と比べると工数がかかり、少々悩ましい所だ。
アッパーレシーバーはプラスチック製ではあるものの、アウターバレル(フロント基部)は強固に固定されていて、剛性は充分備わっている。よほど手荒に扱わなければ、問題は起きないだろう。

マルイ製か、中華製か?
SIGシリーズは、海外メーカーのCYMAやG&Gからも発売されており、特にG&G製はメタルプレスのレシーバーが奢られ、独自進化したメカ、フィールドストリッピング構造などが再現されている。非常に魅力的な内容に仕上がっているが、実売が4万円前後となかなか高価でもある。リーズナブルで信頼性の高いマルイを選ぶか、リアルで高機能なG&Gを選ぶか、悩みどころだ。
私は使い道をインドア戦に限定していることもあり、マルイ製で充分と思うが、屋外でフルに使用する前提なら、G&G製を選ぶかもしれない。 SIG552 は個性的で人気もあると思うので、ぜひ次世代化もしてほしいものだ。

▼G&G SIG552 SEALS 参考写真
G&G sig552 seals

G&G SIG552 の特長
ハンドガード、ストックがOD色となっていて、これもまた個性的である。
・メタル製レシーバー
・フィールドストリッピング構造
・アッパー⇔ロアレシーバーは接点式による通電

コンパクトで個性的なアサルトライフルを求めると、H&K G36CやSIG552 SEALSになってくると思うが、メカニカルな外観を求める、あるいは、セミオートを多用する戦い方をするなら, SIG552 SEALSのほうがお勧めである。

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