ARES G36C シミュレーター (vol.4) ~ 煮詰めのセットアップ
ARES G36C シミュレーター
電動ガン (ブローバック機能付き)
スペック
全長:505 – 735mm (ストック伸長時)
重量: 2600g
装弾数:140発(マルイG36用マガジン使用時 50発/470発)
参考初速:80m/s – 0.2g (0.64J) → 87.5m/s – 0.2g (0.766J)
H&K G36C テクニカルリソース(取扱説明書)
不安定な弾道
ARES G36C は、リポ使用では回転が速く、ブローバックメカが壊れそうだったので、ブローバックはオミットして、それ以外はノーマルで12月アジト戦に投入してみた。その際感じたこととして、ホップアップの効きが極端で、弾道も不安定であるという結果があった。動作は何の問題も無く、たとえ出来の素晴らしいARESでも、やはり最後の煮詰めチューニングは自分でやる必要がありそうだ。メカ部は回転音も静かで、精度的には全く不満は無い。しかし前回分解した時に、下記の点は気になっていた。
・247mmのバレルにフルサイズシリンダー
・何となく固そうなホップパッキン
そして今回、該当パーツを交換してみた。
1.マルイ純正ホールシリンダー
2.マルイ純正ホップアップパッキン
3.ARES製インナーバレル→アングス 6.1mm インフィニティアームズ・テフロンバレル 247mm
・半透明のARES製HOPチャンバーパッキンは、やはり素材が少し固めで、マルイ純正のものより若干、径が大きかった。
・ARES製のインナーバレルは、中華らしく全体的に仕上がりの荒いもので、内部もざらざらに見えたため交換。
・アングス6.1mmバレルは、AK105でも素晴らしい遠距離集弾性能を発揮していたため、テスト採用。
・これだけのセットアップで、初速は87.5m/sまで向上。
光学サイトは STAR S-POINTドットサイトを装着
STAR S-POINTドットサイト は何といっても、取り付けがワンタッチで、軽くてジャマにならないのが良い。屋外の昼ゲームなら自動調光機能も、たいして問題にはならない気がする。とりあえずこの内容で今週、実戦投入してみたいと思う。
あと1点、ARES G36で残念なのは、マズルが14mm正ネジであることだ。正ネジのサイレンサーなどを持ち合わせていないため、正逆変換ネジ が必要になる。
ゲーム投入インプレ
まだ出来たての フィールド OPS (東京都) 貸切戦に ARES G36C を投入。このゲームは、GUN道場主催「16戦ラリー2010」であり、60分の長丁場ゲームで延々と戦った。結論として、東京マルイの電動ガンと遜色ない戦果を発揮してくれた。 ARES G36C のアドバンテージは、「剛性感」にあり、プラスティックボディであっても、プレーしていて何ら不安感がなかった。中華製に共通していることかもしれないが、私と同様にゲームで酷使するユーザーには捨てがたいメリットと映るに違いない。
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