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SMG/PDW の記事一覧

東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.3) ~ 分解手順

2010/4/06 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン vz61 分解方法
東京マルイ スコーピオン Vz61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
参考初速:73m/s (0.53J)
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属

←東京マルイ スコーピオン Vz61 前回のレビュー記事 (vol.2)

東京マルイ コンパクト電動サブマシンガン スコーピオン Vz61 の 分解方法 を紹介

▼【1】セレクターレバーをセーフ位置にして、マガジンとグリップ底のバッテリーカバーを外す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【2】「レシーバーロックピン」を抜くために、マガジンハウジング前方のイモネジを外す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【3】「アッパーレシーバー」 レシーバーロックピンを抜いたら、アッパーレシーバーを少し前に引き出しながら、後方を持ち上げて外す。「セレクターレバー」 は上に取り出す。「メカボックスストッパー」ネジを外して、メカボを少し持ち上げ、手前の方向に取り出す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【4】「メカボックス」 前方に数ミリスライドさせて後ろのポッチから抜き、上に持ち上げる。コードは、手前が黒(マイナス)、奥が赤(プラス)。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【5】「トリガーユニット」 止めネジ2本を外して、カットオフレバーとトリガーのユニットを外す。「グリップ」 2本のタッピングネジで止まっているので、抜いて外す。トリガーガードでテンションがかかっているので注意。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

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東京マルイ UZI SMG (vol.6) ~ 思い出話 と リポバッテリー実装

2010/3/30 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ UZI SMG
東京マルイ UZI (ウージー) SMG
スタンダード 電動ガン

スペック
全長:470mm / 655mm
重量:2000g
装弾数:40発/220発
参考初速:77.0m/s – 0.2g (0.59J) ※メンテ後 実測
フルオート回転数:840rpm 14発/秒 ※7.4Vリポバッテリー使用

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伝説のサブマシンガン UZI
UZI (ウージー)は 実銃においては旧世代のサブマシンガンといわれて久しい。しかし、独特の個性あふれる無骨なデザインや、イスラエルの屈強な魂を感じる設計構成には、魅力を感じずにはいられない。電動ガン や サバイバルゲーム においては、見た目や中身が古い銃であっても、最新兵器(次世代電動ガンなど) と互角に戦えるのが面白いところでもある。今回は、電動ガン UZI の思い出話を引っ張り出しつつ、リポバッテリー の実装テストについて、レポートしておきたいと思う。

電動UZIの競作時代
UZI の 電動ガン は、かつてその発売時、マルシン と 東京マルイ の競作となった。
マルシン では、フロントにモーターを配置して、車で言うFR車のように長いプロペラシャフトを介して駆動するシステムを開発。しかも最近リバイバルしている「キットモデル」が設定されているという形態だった。
東京マルイ は、車のエンジンで言うと「OHV型式」のように、プッシュロッドを介してピストンを駆動する新メカボで、後方に向けてピストンが開放されるユニークなシステムを採用した。
…というように双方とも、もともと車好きな私には非常に興味のあるシステムだった。

先に発売されたのは マルシン製 で、早速組み立てキットを購入してゲームにも投入。当時は電動ガンの成長期で、かつ私自身も 電動ガン によるサバゲー経験の浅い頃(今のような専用フィールドもほとんど無い時代)の製品であり、最初からカスタマイズされたような部品構成や、その効率の良さ、高回転ぶり(毎分900回転オーバー)が気に入っていた。ホップアップも比較的調子がよかったことを覚えている。
その後、マルイ製 が発売されて、もちろん購入し、確か ZEKE の アルミフレーム を苦労して削りながら組み込んだりもした。当時の電動ライフル以上に、命中精度が素晴らしかったのが印象的だが、回転の遅さやカスタム不能なシステムが不満だったりもした。

しかし..あれから10年以上経った今では、むしろ回転数は600rpmもあれば充分、いやむしろリアルに600rpmであって欲しい、とすら思ったり、回転が鈍い銃でうまく立ち回ってヒットをとることや、勝つことの楽しみが見えるようになってきた。回転の遅さゆえの、弾の燃費(消費)の低さも有利に思える。
これまでの UZI の レビューでは、ドットサイト や NIMHバッテリー の装着により、もともとの弱点を補う方法などを紹介してきたが、今回はようやく リポバッテリー の実装まで来たということになる。

▼エンルート EnLipo 7.4V 1200mAh リポバッテリー を UZIに搭載する。
東京マルイ UZI SMG リポバッテリー

リポバッテリー格納のコツ
UZI で標準使用となる、AKタイプバッテリー(通称 ウナギバッテリー)に対して、EnLipoの7.4V 1200mAhは、形状が異なっており、すんなりと格納できるわけではない。リポは板ガムのような四角形状をしていて、カドの部分が若干当たったりする。

●AKタイプバッテリー →断面17mm×21mm
17mmはほぼ電池のセルサイズ。円柱形で、マイナス端子からのコードが一本、表に飛び出ている。UZIのバッテリー格納はこの形状にピッタリ合うようになっている。

■EnLipo 7.4V 1200mAh →断面12mm×21mm
四角柱で、断面は長方形。

断面の最大長が21mmと同じに見えるが、リポは長方形のために面が広く、バッテリーコードを上側にして、外側にもたれかかるようにさせ、やや力を入れてトップカバーをしめる必要がある。

東京マルイ UZI SMG リポバッテリー

UZI × リポバッテリー のフィーリング
まずは発射テストをしてみたところ、リポバッテリーの特長である、セミオートのレスポンスの良さは言うまでも無く、完全にMIMHを凌駕している。また、フルオートの回転数は840rpmと、NIMH8.4V-1600mAh使用時とそう変わらず、メカボの耐えうる範囲と思われる。本当はもっと「遅く」したいところだが、機会があればLiFe(リチウムフェライト)6.6V なども試してみたい。

リポバッテリー ゲーム投入インプレ
GUN道場PROJECTゲーム(テスト戦)で、デザートストーム川越に UZI を再投入。ゲーム自体も、制限時間内を戦い続ける設定のため、弾の消費が激しい。当日は風もあったことから、なかなか当てることが難しく、随分と弾を消費してしまった。その数4000発・・・。UZIで1日こんなに撃ったことは今までない。

しかし、買って4〜5年目に入っている UZI であるにも関わらず、作動のトラブルは一切無かった。さらに、リポバッテリー によって セミオートや バースト時はこれまでで一番良いレスポンスを得ている。
驚いたのは リポバッテリー のスタミナと回復力で、激しい使用環境の中でも1200mAhでほぼ1日持ったが、最後の1戦前に回転が落ちてしまったため、10分ほど追充電を行った。たった10分でも追い充電を行うと、パワーが即よみがえり、非常に便利なバッテリーであることがよく分かった。
なお、ET1 リポ 7.4V1400mAh以上を使うと、メカがクラッシュするなどの事例もあるようなので、 UZI に リポを使うなら1200mAh以下に抑えておく必要があると思われる。

東京マルイ UZI にお勧めの リポバッテリー
ET1-7.4V800mAh
→ ET1-7.4V700mAh (生産終了)

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東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.2) ~ リポバッテリー実装

2010/3/26 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン Vz.61
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
参考初速:73m/s (0.53J)
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属

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実戦向けカスタムの第一ステップ
実戦にはまだ投入していないが、コンパクト電動ガンの スコーピオン Vz.61 について、まず第一課題と考えていた Lipoバッテリー の内蔵カスタムを行った。
サバゲーにおいては、パワーの小さなコンパクト電動ガンでガンガン攻めるには、瞬時に弾幕を張れる回転数と、スタミナがあったほうが戦いやすい。外観を変えずにそれを実現するには、今のところリポバッテリーの実装しかないと思うわけである。

東京マルイ スコーピオン Vz61

前回のレビューで、グリップの中に7.4V 800mAhのリポが内蔵できるであろうことは推測していたが、 スコーピオン の問題は、グリップ内にセレクターやスイッチのシステムが格納されていることであり、実装にあたっては、やはりその部分で手こずった。標準のEXバッテリーよりも小さなリポ(500mAh前後)を入れれば、スペースに苦しむことは無いのだが、実戦で多弾装マガジンを利用してアタックを繰り返すなら、800mAh以上のスタミナが欲しいところである。

東京マルイ スコーピオン Vz61

バッテリースペースの確保→配線
リポ内蔵の作業は、第一にバッテリーが入るスペースの確保に努めることになる。何度も試しながら、EXバッテリーのホルダーパーツをだんだん小さくしていった。その難解さに一瞬、あきらめて外付けにしようかと思ったが、内蔵してこそのコンパクト電動ガンである。迷いは断った。
収納スペースの確保で最も悩んだ部分はヒューズユニットで、グリップが接着剤で組み立てられていて、バラせないため、内部でヒューズユニットを止めているビスが回せず、どうしたものかと途方にくれた。しかし色々試した結果、それほど力を必要とせずに外すことができた。ここは1点で止まっていて、さほどの強度は無かったようである。ヒューズホルダーが取れれば、一挙にスペースが広がるため、その後は比較的ラクに進めることができた。次に配線については、まずヒューズはキャンセルし、マイナス端子のほうにに直接、コードをハンダで止めている。また、バッテリーインのままでバランス充電を行うため、コネクターが取り外しやすいように適度にコードを延長している。

東京マルイ スコーピオン Vz61

今回は、取り急ぎ作ってみたこともあり、配線(BECコネクター部分)にボトルネックがある。(元々BECコネクターに付いていた細いコード)。また、古いバッテリーでのテストしか行っていないため、フルにポテンシャルを発揮している状態ではないが、それでも900rpmの回転数が出ており、ゲームでも充分活用できるスピードのように思える。ボトルネックを修正して、新しい リポバッテリーを使えば、MAC10 の経験からも、毎分1000発程度のスピードは出ると思われる。

EK1-0181 リポバッテリー 2セル7.4V800mAh (30x12x55mm)
Lipo EK1-0181

なお、初速が低めではあるが、本機については今のところ特にチューンナップする予定はない。スプリングやインナーバレルの変更により、90m/s程度までもっていくことはできるが、回転数と燃費、耐久性を含めて、とりあえずは実戦投入して確かめるべきであろう。今まで、初速が高いから撃ち勝てたという覚えがあまり無い。
スコーピオン Vz.61 は、ハンドガンを除く電動ガンの中では、最小かつ多弾数(370発)を装備できるところが特長であり、その回頭性や、機動性を生かして、出来る限り接近戦に持ち込むように戦いたいところだ。どうあがいても遠距離の狙撃には向いていないため、できる限り隠密に行動して、敵の目前に突然現れて瞬時に弾幕を張って制圧する、というような戦い方が適しているのではないだろうか。

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