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東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.4) ~ リポバッテリー実装 その2

2010/4/26 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン Vz61
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売

リポバッテリー テスト結果
実測初速:69m/s – 0.2g (0.47J)
回転数:1150rpm (19発/秒) ※ET1 Lipo7.4V800mAh使用時

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ビルトインできる リポバッテリー が最適!
コンパクト電動ガンの最大の魅力は、コンパクトで機動力に優れている点である。しかしその割にはフル・セミともにファイヤーパワー(回転数)が低く、今一歩と感じる方も多いだろう。原因は、標準ニッカドバッテリーのパワー・スタミナ不足である。
これまで、特に MAC10 ではさまざまなバッテリー換装方法を試してきたが、バッテリーパワーを上げすぎても、今度は多弾マガジンの装填が追いつかない事象が起きていた。高回転すぎてまばらに発射されるのがいたたまれず、ノーマルマガジンを使用していた次第だ。

東京マルイ スコーピオン Vz61

結局、最終的に行き着いたのはやはり、本体を何もいじらずに互換性のあるバッテリーを製作することに他ならなかった。特にET1の800mAh(25C)は、コンパクト電動ガンに素晴らしいマッチングを見せてくれる。セミオートのレスポンス、フルオートの回転数ともに充分なレベルに向上し、この小ささからは想像できない圧倒的な火力を手に入れることができる。
テスト結果では毎分1150発にも昇り、これはガスブローバックのMAC11やグロック18Cと同等の値だ。電動でありながらレスポンスにも全く不満がない。バッテリーひとつで、撃っていて非常に楽しく、そして頼もしいサブマシンガンになるのは驚きでもある。

東京マルイ スコーピオン Vz61

実戦用にセッティング
コンパクト電動ガンの中でも最も小型なのが スコーピオン Vz.61 である。何となくAKを彷彿とさせる無骨なデザインにはファンも多いのではないだろうか。CODなどTVゲームでも露出度が高く、多くの人が知っていることだろう。コンパクト電動ガンシリーズは初速がそれほど高くないため、インドアや、CQB的な戦いの出来るアウトドアフィールドに向いている。もちろん、持ち前の機動力とリポ化した火力を生かせば、どのようなフィールドでも楽しめるに違いない。サバイバルゲームは、非力なウェポンでの立ち回りにこそ、面白さが隠れているのである。

スペアのマガジンには、370連のドラムマガジンを使用する手もあるが、ドラムマガジンでは片手撃ち専用になってしまう向きがあり、しっかり構えるにはノーマルマガジンのほうが良い。58発を余さず撃ち切れるので、スペアを4本も持てば、ハンドガン感覚で300発近く携行することができる。たいていのゲームなら、充分な弾数であろう。
上記写真のミルフォース ダブルマグポーチはハンドガン用だが、綺麗に4本納めることができる。ダンプポーチがあれば、マグチェンジもやりやすい。その他、シングルポイントのスリング(ライラクス バンジースリングパラコードスリング)を接続すれば、手ぶらで行動することもできて機動力はさらに上がる。さて、次回はこれで実戦投入といきたいと思う。

マイクロEX互換 リポバッテリー ET1-EX800 製作販売 [GUN道場PRODUCTS]

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東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.3) ~ 分解手順

2010/4/06 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン vz61 分解方法
東京マルイ スコーピオン Vz61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
参考初速:73m/s (0.53J)
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属

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東京マルイ コンパクト電動サブマシンガン スコーピオン Vz61 の 分解方法 を紹介

▼【1】セレクターレバーをセーフ位置にして、マガジンとグリップ底のバッテリーカバーを外す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【2】「レシーバーロックピン」を抜くために、マガジンハウジング前方のイモネジを外す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【3】「アッパーレシーバー」 レシーバーロックピンを抜いたら、アッパーレシーバーを少し前に引き出しながら、後方を持ち上げて外す。「セレクターレバー」 は上に取り出す。「メカボックスストッパー」ネジを外して、メカボを少し持ち上げ、手前の方向に取り出す。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【4】「メカボックス」 前方に数ミリスライドさせて後ろのポッチから抜き、上に持ち上げる。コードは、手前が黒(マイナス)、奥が赤(プラス)。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

▼【5】「トリガーユニット」 止めネジ2本を外して、カットオフレバーとトリガーのユニットを外す。「グリップ」 2本のタッピングネジで止まっているので、抜いて外す。トリガーガードでテンションがかかっているので注意。
東京マルイ スコーピオン vz61 分解手順

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東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.2) ~ リポバッテリー実装

2010/3/26 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ スコーピオン Vz.61
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
参考初速:73m/s (0.53J)
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属

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実戦向けカスタムの第一ステップ
実戦にはまだ投入していないが、コンパクト電動ガンの スコーピオン Vz.61 について、まず第一課題と考えていた Lipoバッテリー の内蔵カスタムを行った。
サバゲーにおいては、パワーの小さなコンパクト電動ガンでガンガン攻めるには、瞬時に弾幕を張れる回転数と、スタミナがあったほうが戦いやすい。外観を変えずにそれを実現するには、今のところリポバッテリーの実装しかないと思うわけである。

東京マルイ スコーピオン Vz61

前回のレビューで、グリップの中に7.4V 800mAhのリポが内蔵できるであろうことは推測していたが、 スコーピオン の問題は、グリップ内にセレクターやスイッチのシステムが格納されていることであり、実装にあたっては、やはりその部分で手こずった。標準のEXバッテリーよりも小さなリポ(500mAh前後)を入れれば、スペースに苦しむことは無いのだが、実戦で多弾装マガジンを利用してアタックを繰り返すなら、800mAh以上のスタミナが欲しいところである。

東京マルイ スコーピオン Vz61

バッテリースペースの確保→配線
リポ内蔵の作業は、第一にバッテリーが入るスペースの確保に努めることになる。何度も試しながら、EXバッテリーのホルダーパーツをだんだん小さくしていった。その難解さに一瞬、あきらめて外付けにしようかと思ったが、内蔵してこそのコンパクト電動ガンである。迷いは断った。
収納スペースの確保で最も悩んだ部分はヒューズユニットで、グリップが接着剤で組み立てられていて、バラせないため、内部でヒューズユニットを止めているビスが回せず、どうしたものかと途方にくれた。しかし色々試した結果、それほど力を必要とせずに外すことができた。ここは1点で止まっていて、さほどの強度は無かったようである。ヒューズホルダーが取れれば、一挙にスペースが広がるため、その後は比較的ラクに進めることができた。次に配線については、まずヒューズはキャンセルし、マイナス端子のほうにに直接、コードをハンダで止めている。また、バッテリーインのままでバランス充電を行うため、コネクターが取り外しやすいように適度にコードを延長している。

東京マルイ スコーピオン Vz61

今回は、取り急ぎ作ってみたこともあり、配線(BECコネクター部分)にボトルネックがある。(元々BECコネクターに付いていた細いコード)。また、古いバッテリーでのテストしか行っていないため、フルにポテンシャルを発揮している状態ではないが、それでも900rpmの回転数が出ており、ゲームでも充分活用できるスピードのように思える。ボトルネックを修正して、新しい リポバッテリーを使えば、MAC10 の経験からも、毎分1000発程度のスピードは出ると思われる。

EK1-0181 リポバッテリー 2セル7.4V800mAh (30x12x55mm)
Lipo EK1-0181

なお、初速が低めではあるが、本機については今のところ特にチューンナップする予定はない。スプリングやインナーバレルの変更により、90m/s程度までもっていくことはできるが、回転数と燃費、耐久性を含めて、とりあえずは実戦投入して確かめるべきであろう。今まで、初速が高いから撃ち勝てたという覚えがあまり無い。
スコーピオン Vz.61 は、ハンドガンを除く電動ガンの中では、最小かつ多弾数(370発)を装備できるところが特長であり、その回頭性や、機動性を生かして、出来る限り接近戦に持ち込むように戦いたいところだ。どうあがいても遠距離の狙撃には向いていないため、できる限り隠密に行動して、敵の目前に突然現れて瞬時に弾幕を張って制圧する、というような戦い方が適しているのではないだろうか。

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