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東京マルイ Px4 (vol.2) 〜 実戦投入。強烈なキックは諸刃の剣

2011/1/15 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ Px4
東京マルイ Px4
ブローバックガスガン

スペック
全長:193mm
重量:833g (空マガジン装着時)
銃身長:90.5mm
装弾数:25発
初速:70.6m/s – 0.2g (0.498J)

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Px4をゲーム実戦に投入
射撃テストでは、マガジンをベストな温度にして、強烈なキックを楽しめたPx4だった。しかし、実際に冬場のゲームに駆り出してみると、やや寒さに弱い傾向が見られる。
まずはスライドの重さがグロック18Cで45gに対し、111gと重量級だ。この重みが強烈なリコイルを生む半面、素早い動作を妨げる原因になる。
それから、マガジンのダイキャストが薄いのか、リアルな溝のおかげで実面積が広いのもしれないが、放熱が早いように感じた。今の季節ではマガジンの温度を維持するのに苦労する。温度が下がれば当然、鋭さを欠く撃ち味になってしまう。とはいうもの、射撃直前まで手で(正確には手袋の中で)しばらく温めておけば、10発以上の連射は可能だ。

▼細身のグリップは、シングルガバに近いレベルで深く握ることが出来る。
東京マルイ Px4

ゲーム実戦で使ってみた印象
まず、Px4のハンドリングの良さは特筆に値する。全長が短めで「手指の延長感覚」を得られる、秀逸なデザインだ。サイティングせずに腰だめで撃っても射撃方向をつかみやすい。もちろんしっかり構えた際にはサイトも見やすく、これ以上望むこともない。やはり、どことなくUSPコンパクトの感覚に似ている。のっぺりとした小さめのグリップも非常に握りやすく、使いやすさはこの上ないが、あえて難点を言うなら側面が滑りやすいので、しっかりグリッピングする必要があることぐらいだろう。
この時期はガス圧が不安定で、パッキンも固めになっているため、弾は若干バラける傾向にあり、命中精度に関しては検証しにくいが、飛び方自体は安定している。使い倒せる時期が待ち遠しいところだ。

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東京マルイ Px4 (vol.1) 〜 快感。重量級ハイスピードブローバック

2010/12/22 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ Px4
東京マルイ Px4
ブローバックガスガン

スペック
全長:193mm
重量:833g (空マガジン装着時)
銃身長:90.5mm
装弾数:25発
初速:70.6m/s – 0.2g (0.498J)

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待望の新作モデル!第一印象はズッシリ重い&側面が妙に平ら
東京マルイ PX4 をまずハコから出して持ち上げた第一印象は「重い」ということだった。コンパクトなのにかなりの密度感がある。重みに偏りがなく、前後・上下全体が重い感じだ。実銃が空マガジンで785g、マルイ Px4 は833gと、リアルな設定で作られている。
そして、近代的なポリマーフレームオートらしい、そっけなく微妙に捉えどころのないデザイン。側面は、スライドストップとデコッキングレバーが飛び出している以外はまったくの平面で、のっぺりしている。マガジンキャッチも側面に飛び出していない上、押し込みがやや固めになっているので、不意にマガジンを落とすことは少なそうだ。

東京マルイ Px4

グリップは、側面の平坦さのおかげで細身になって握りやすく USPコンパクト に似た感触になっている。普通の日本人の手のサイズでも余裕があり、女性にも扱いやすいのではないだろうか。片手でも両手でもしっかりと構えることができ、射撃の安定性に貢献することだろう。この、手と一体化しそうな握り心地は非常に気に入った。

▼前後サイトは、最も照準を付けやすい3ポイント・ホワイトドット
東京マルイ Px4

進化しているブローバックエンジン
Px4 の見どころは、ブローバックのキックパワーにもある。KSCのシステム7のキレとスピード感に、重みを足したような感触で、小柄ながらも強烈な反動を再現している。ガスブローバックハンドガンの中でもトップクラスの撃ちごたえだ。マルイのハンドガンのキックパワーは、5-7 (ファイブセブン) や グロック18C あたりから明らかに変わってきている。後方へ強烈に叩きつけられるスライドは、撃っていて実に気持ちが良い。なお、季節が季節なので、マガジンを人肌燗程度に温めてから撃ってみてほしい。

フィールドストリッピング
通常分解は、グロックと同じようにトリガー前の小さなレバーを左右同時に下げることで行う。分解してみると、高級モデルとも呼べる素晴らしい構成になっていることに驚いた。まさに「最新モデル」に恥じない出来だ。

東京マルイ Px4 スライド

▲スライドストップノッチに見える溝はダミーで、実際には内側の金属製ノッチによりストップがかかる。

重量感を生み出しているパーツ「セントラルブロック」
リコイルスプリングガイドの土台として、セントラルブロックという見慣れない、重い合金パーツが設定されている。ロテイティングバレルのレールにも噛み合うようになっている。これが重量バランスを取り、ズッシリ感を生み出しているようだ。

東京マルイ Px4

スライドのスピードUPに貢献、リコイルバッファー
Px4にはリコイルバッファーが実装されている。スライドが下がりきった時の衝撃を抑え、跳ね返しをアシストするパーツだ。これはマルイのハンドガンでは初設定ではないだろうか?細かいパーツにすぎないが、強烈なリコイルの再現への情熱を感じてとれる。

作動性、強度、潤滑性が期待できるメッキトリガーバー
トリガーバーというと、グロック17のパーツがヤワで、曲がって動作不良を起こしてしまう事態を何度も見てきた。グロックと比較するべきものではないが、Px4では、厚めのトリガーバーにわざわざメッキがかかっている。見えない部分で、重要な仕事をするパーツだけに、何だかコダワリを感じた。

東京マルイ Px4

動作関連メモ
スライドをひいて戻す操作時に、ハンマーとシリンダーブリーチが引っかかる感じがあるため、引いたらパッと手を離して、一気に戻してやる必要がある。もっとも、アタリが付いてくればもう少しスムーズになるのかもしれない。

Px4 総括レビュー
一言でいえば、この Px4 は相当に気合が入っている。射撃時も銃口が跳ね上がってしまうほどのリコイルショックを得ており、質実ともにマルイ史上最高の出来栄えだ。買って損はないモデルだと太鼓判を押してお勧めできる。
これから、ゲームでどんどん使ってみたいと思う。

ブラックホーク CQCホルスター
CQCホルスターは、下側からプラスチックのバネでテンションをかけているせいか、若干出し入れが渋いようだ。とはいえベストフィットすることには間違い無い。→実銃よりも僅かにスライドが大きいという情報もあり。

東京マルイ Px4

★おまけショット
KSC USPコンパクト と東京マルイ Px4
この2挺は、外観の雰囲気はまるで違うが、サイズやグリップ角が似ていて、使い勝手に近いものがある。
東京マルイ Px4

ベレッタ Cx4 と Px4 ストーム兄弟
CX4 (S-M6) は中華エアーコッキングだが、調整チューニングにより、40mでヒットをとるポテンシャルを持っている。デザインがユニークで扱いやすいうえ、電動ハンドガンを仕込んでみるなど、カスタムベースとしても面白いのだが、現在、国内流通が無いのが残念だ。
東京マルイ Px4 と CX4

東京マルイ Px4 と CX4

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東京マルイ ベレッタ Px4 (vol.0) 〜 業界初のモデルアップ!洗練のイタリアンデザイン

2010/10/14 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ Px4
東京マルイ Px4
ブローバックガスガン

スペック
全長:193mm
重量:820g
銃身長:90.5mm
装弾数:25発
2010年12月20日発売決定

ついにベレッタ Px4が登場!
首を長くして待っていたベレッタファンの方も多いことだろう。全長193mmとコンパクトなボディに、洗練されたジウジアーロ・デザインのカッコよさが光る ベレッタ Px4 がいよいよガスブローバックで登場する。残念ながらベレッタの刻印は無いものの、それを感じさせない出来の良さであり、満足いくに違いない。
ロテイティングバレル・ロッキングシステムの動作や、デコッキングも再現され、業界初登場ながら、リアル派もうならせる出来に仕上がっている。

東京マルイ Px4

FN 5-7 譲りの15mm大口径ピストンカップを採用
マルイのガスブローバックシステムも完成の域に近づいているのであろう、非常にキレのあるブローバックを見せてくれる。試し撃ちでも、鋭く心地良いブローバックが楽しめた。なお、カラ撃ちで遊べるスペーサーが付属する。

バックストラップの交換が可能
実銃と同様に、バックストラップの交換で、大中小のグリップサイズに変更できる仕様となっている。その他、マガジンキャッチの左右組み換えも可能になっており、柔軟性の高い拳銃であることが伺える。

マルイならではの機能美
色々なところに工夫がみられるのがマルイ製品だが、Px4では、デザートイーグルのように、テイクダウンしなくてもホップ調整が可能なシステムを備えた。

▼オプションのスペアマガジンとCQフラッシュライト
東京マルイ Px4

CQCホルスターにもジャストフィット
実銃を取材、採寸したことによって、リアルサイズとなっている。そのため、ご覧のとおりブラックホーク CQCホルスターにもピッタリフィットする。とはいえ、CQCホルスターはまだ日本に無いらしい。間もなく入ってくるはずというマルイ担当者様のコメントがあった。

東京マルイ Px4

発売予定は2010年12月、メーカー希望小売価格は16800円
SCAR-Lと同様に、12月の発売予定となっている。真冬ではあるが、新年のインドア戦には早速投入できることだろう。詳細は追って紹介したい。

▼ Px4 試射動画

▼ Px4 カタログ →PDFをダウンロード
東京マルイ Px4

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