マルゼン M1100 ライアットショーティ (vol.2)
マルゼン レミントン M1100 ライアットショーティ
ケースレス・ブローバックガスショットガン
スペック
全長:約770mm
重量:約2000g
装弾数:18発 6ショット(BB弾3発発射)
参考初速:88.2m/s(0.78J / BB弾1発発射時)
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チューニングの悦
マルゼンM1100のブローバックにハマった私は、室内シューティング用にシェルタイプ、サバゲー用にケースレスタイプの2種類をそろえた。ケースレスタイプは現在では非常にレアで、メーカーの再生産を熱望している。
さて、ケースレスタイプは一見、BB弾用チャンバーとシェルを入れ替えれば、一挺でまかなえるのでは?と思うかも知れないが、シェル式にはシェルのローディングシステムと本当のマガジンチューブが存在し、簡単に相互互換はできない。ドカドカと舞い散るシェルはやはりシューティングかプリンキング用であり、集弾性に優れるケースレスはゲーム用として分けたほうが良い。
▼ケースレス用のチャンバーユニット。マガジンから、3発ずつ給弾するシステムになっている。
さて、中古で手に入れたケースレスタイプ M1100のチューニングメニューは以下の通りである。
【1】デフォルトでガス漏れが発生していたが、トリガーガードを外して現れる気化室のパッキンをグリースアップすることで漏れを封印。
【2】照準の定まらない、リブ付きのアウターバレルがどうにも気に入らないので、リブを「もぎ取って」ヤスリ掛けの後、パーカーシールで塗装。フロントサイトはお気に入り?のRC用ピロボールでシンプルな仕様に。
【3】中古ゆえ、3発装填用のインナースリーブしか付属していなかったので(スリーブ内には2発のBB弾が入る)、6mmの耐圧ホースをカットしてインナースリーブとして入れる事で1発仕様が可能に。(マルゼンも2種類のスリーブをつけておく必要は全く無いのではないだろうか…) 他の情報によれば、逆に弾の入る穴を深くすることで5発発射も可能のようだ。
【4】バレル内の清掃。(本体は美品だったが、相当汚れがついていた)
【5】スリングスイベルのオイルアップ(スチール製のため最も先に錆が出る)
【6】トリガーにワイドトリガーシューを装着
【7】ボディー+アウターバレルをパーカーシールで塗装。イジェクトポートやメカ部はマスキングで対処。パーカーはムラが出ないので塗りやすいが、しっかりマスキングすることが美しく塗るポイントだろう。
至って特別なことはしていないが、これで 6mで2~3cmの集弾性能が出ているのでゲーム用としても期待できる。あとは飛距離がどう出るかだ。
対して、シェルタイプの集弾はさすがにバラツキが出るのが現状である。時々それる弾があり、シェルのパッキンの差が出てしまう。
▼シェルはもちろん飾りだが、シェルタイプはすぐにジャムったりしてゲームでは心配事が絶えない。やはりケースレスのほうが戦いに集中できて良い。
ライアットショーティは発売から5年以上経っており、ほとんど忘れられている頃ではないかと思うが、その面白さは全く色あせていない。現に、フルサイズのM1100や、M870が再販されるところを見ると、いつ復活してもおかしくないモデルのはずである。
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