東京マルイ M14SOCOM (vol.8) 〜SOCOMスタンダード化 ク−ルな現代風M14
東京マルイ U.S. M14SOCOM
スタンダード電動ガン
スペック
全長:946mm
重量:3650g
銃身長:440mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)
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フルサイズ M14 へのコンバージョン
前回のタンカラーストックver.組上げから約2ヶ月経ち、今回はフルサイズへのコンバージョンを行ってみた。フラッシュハイダーのパーツはすでに持っているため、ロングアウターバレル(純正)とノーマルタイプヒートカバーを追加購入しての着せ替えである。何のため?といっても、標準スタイルに戻してみたかった、というだけのことで、大きな目的があるわけではない。M14SOCOM もカッコ良いが、スタンダードも捨てがたいのである。中身は M14SOCOM のためインナーバレルは短く、初速は下記チューン後でも90m/s(0.8J)と標準のままである。
久々のライトチューン
M14SOCOM については最近、命中精度の悪さが気になっていた。バレル内清掃など基本メンテをしているにも関わらず、着弾地点で相当に散るので、M14 にしては物足りないと感じていた。以前所有していた M14 ウッドver. の高い遠距離命中精度の記憶があり、なぜその性能が出ないのか気になっていたのである。そういう疑問もあり今回、初めて完全バラシを行ってピストンやパッキンをチェックしてみたが、取り立てて問題点は見えず、具体的な要因は分からなかった。消去法で考え、弾道の不安定さからみて、エアー吐出が安定していない・・・ピストン周辺の気密が怪しい、という程度しか見当は付かなかった。
この時せっかくバラしたので、ずいぶん前から買い置いていたKM企画のトップヘッドを組み込んでみた。実はこれは10年来の電動ガン内部チューンである。このパーツだけは、組み込めば確実に弾道が安定した記憶があったので信頼を置いており、M14 にも試してみようとは思っていた。しかしチューニングパーツには必ず副作用があり、このトップヘッドの場合、圧縮時の気密が高いためシリンダーグリスが不足すると、作動不良(ピストン停止)を起こすというデメリットがある。つまりノーマルほどメンテフリーなわけにはいかない点を念頭に組む必要がある。フルオートを多用する銃の場合は顕著なので、注意しなければならない。また、ノーマルのシリンダー用シリコングリスは固いため、トップヘッドには向かない気がする。なので、比較的柔らかめのタミヤ・セラミックグリスをやや多めに盛り込んでおいた。その他、インナーバレル外周にテープを巻きつけ、アウターとのガタを抑えた。
これらを丁寧に組み込んだ後、近くの河川敷でテストを実施してみた。結果は上々で、弱風がありながらも30mほどある対岸の土部分に20cm程度の着弾を残せるようになった。チューニング前は50cm以上散っていたものが、今回の組み直しで相当に精度が向上(安定)したと見られる。マルイ M14 の醍醐味は、撃ったときにピープ(サイト)の中をきれいに弾が飛んでいって着弾する所にもあり、久々にそれが楽しめた格好である。
次回ゲームでは後方支援または狙撃銃として活躍させてみたいな、と思っている。ちなみに写真のようなノーマル状態であれば、M14 はさほど重くはないということに最近気づいた。ただしさすがに「アタック」は無理で、前方に出る時は私なら MAC10 をもって突入するだろう。今回はM14の本来の性能を引き出せたことで、ゲームでよりそれぞれの役割を楽しめるに違いない。
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