東京マルイ MAC10 (vol.14) ~ パワーソースの終着点 完全互換型リポ
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ
スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)
←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.13)
バッテリー グレードアップ の終着点
これまで、長きにわたって MAC10 のパワーソースについて考えてきたが、ついに結論を迎えることになった。それは、ET1-800mAhと純正コネクターを結合して、マイクロEXバッテリー型の完全互換リポバッテリーを作ることにあった。当然、銃本体の加工は一切不要で、バッテリーも純正バッテリーと同様に着脱でき、便利であることこの上ない。
ET1-7.4V800mAhは25Cと比較的ポテンシャルが高いリポバッテリーであるため、大きな電流を引き出せる。そのため、以前のE-sky 7.4V800mAh(10C)よりもフルオート回転数が上昇し、約1200rpmにものぼる。そうなると、ノーマルヒューズ(10A)では切れてしまうので、15A以上にスープアップする必要が出てくる。また、回転数の上昇に伴い、多弾連射マガジンではBB弾の供給が追いつかなくなってしまう。細長いマガジンは高速回転が苦手であり、フルオートを多用する場合は、ノーマルマガジンが推奨となってくる。
バッテリー構造の設計変更
2011年9月に ET1 から出荷された ET1-7.4V800mAh(イエローライン) は、外形サイズも一層細くなり、これまでと内部構造が大きく変わった。
レッドラインの構造に似ているが、ET1-EX800を製作する観点からみると、それまでよりも製作工程が増え、さらにバッテリー自体に組みつけられている端子が非常に弱くなったため、若干、接合強度が心配されるものとなった。とはいえ、製作は可能なため、引き続き受注を受けて製作していきたい。
リポバッテリーは、一度使うと手放せなくなるほどに高性能かつ、管理がラクなので、是非試してみていただきたい。
リポバッテリー特集 – GUN道場
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