GUN道場レビュー

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東京マルイ MAC10 (vol.11) ~ 長期レポ・最前線投入状況

2009/8/20 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)
※トップ写真アイテム…SWAT-SYSTEMハンドガンケース+ライラクスP90 3wayマガジンポーチ

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.10)

久しぶりに、不定期チェックを実施
MAC10については約半年ぶりのレポートになる。2007年11月に発売され、もうすぐ2年を迎えるところとなるが、発売日に購入したMAC10は今も最前線で活躍中である。驚くのは故障の少なさで、今でもまったく、不具合の懸念や心配は無い。

また最近になって、電動コンパクトマシンガン・電動ハンドガンのカスタムパーツ大研究というMOOKが発売され、購入してみたが、メカのチューンナップを好まない私でも充分に楽しんで読むことができた。各メカについて非常に興味深い検証がされ、詳しくレポートされているので、一度は目を通してみても良いのではないだろうか。

2009.08 MAC10 不定期健診結果
平均初速:71m/s (0.51J)
発射サイクル 1020rpm (17発/秒)
・リチウムポリマー7.4V800mAh内蔵

メカボックス…未分解、ピストン部シリコンオイルスプレーx1回のみ
インナーバレル…マメに分解清掃
外装・・・キャロム ブラックスチール塗装保護

さて、今回の目玉(?)はMAC10に使用しているリポバッテリーのバランスチャージのために、ついにコンピュータ・チャージャー ABCホビー LiFePO4 (5A)を導入した点である。いまさらながら、生まれて初めて5000円以上の高級なチャージャーを購入した。

ABCホビー 充電器

充電器というのは裏方の存在であるが、高級なモデルは、「見えないものを見せてくれる」という特長がある。真の電圧、真の充電状況・・・電動ガンを撃つ・当てる、という結果に直接影響するものではないが、バッテリ−のライフ、安全性、安定性を約束してくれるものであることは確かである。ズボラなくせに細かいことを気にする、タチの悪い私にとってはうってつけのアシスタントだと言える。また、今後メジャーになる予感のある、リチウムフェライトバッテリーにも対応しており、次なるバッテリー・テストにも頼もしい相棒ツールとなるだろう。

さて、MAC10で使用しているリチウムポリマー7.4V800mAhは10Cの放電効率とあわせて、回転数に好影響をもたらしている。実測1020発/秒の回転速度は、20m以内の近接戦における制圧で有効に働き、またその弾幕と手ごたえにより、射手への安心感を与える効果もある。MAC10のパワー自体は0.5Jと、低いのかもしれないが、私はそれを不利と思ったことはない。MAC10を片手に、敵の懐に飛び込んでいくのが、いつも楽しくてしょうがない。機会があれば、マルイMP7やスコーピオンでも同様のバッテリーチューンをやってみたいが、リポバッテリーを内蔵するという点ではMAC10ほどサイズの余裕が無く、難しい所がある。

MAC10は古臭さがぬぐえないデザインだが、その高性能と相まって、いかにも戦闘、いかにも凶悪といった代名詞が似合いすぎる。男のロマンが封じ込められながらも、前線で存分に活躍できる、頼もしいウェポンである。

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.12)

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東京マルイ MAC10 (vol.10) ~ ELETEカスタム完成型 実戦インプレ

2009/3/10 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10 Eleteカスタム
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.9)

ようやく想定の完成形に到達した「 MAC10 」を、ゲームに投入してみたので、インプレを記しておきたい。室内のテストでは非常に良好な感触で、実戦でも戦果が期待されたが・・・

バラマキ銃 MAC10 にはやっぱり要らなかった??微妙だったドットサイト
せっかく構想を温めてきた MAC10 エリートカスタム だが、結論から言ってドットサイトの使いこなしは非常に難しかった。

◆片手照準時
片手で構えて狙おうとしたときは、ドットをあわせるのが異常に難しい。全長が短いくせにハイマウントのため、照準線が結構離れている問題がある。さらにウデの距離分、ドットが遠くなって見えにくい(点がすぐどこかにいってしまう)+デザイン的にハンドガンより狙いにくい。

◆近接戦闘時
超接近戦に入った場合、とっさに腰だめで撃つには、何だか ドットサイト がジャマになった。むしろ無くて良いと思った。

◆中遠距離狙撃時
両手で構える場合は非常に狙いが付けやすいが、せっかくの機動力は生きず、そういう戦いならMAC10では無いほうが良い。MAC10 のストックやフィット感は必ずしも良くは無いのである。

・・・・ということで、MAC10 は片手でも扱えるその軽快さから、もともと接近戦向きではあるが、その力が発揮される際にはドットが役にたたない、要らないという一つの結論がでた。また少なからず動きがスポイルされるため、この仕様は、敵が見えない×照準も見えない状況の「夜戦」や「室内戦」用としておくのが良さそうだ。なお、誤解の無い様に付け加えると、ドットサイト装着により中遠距離での狙撃力は大幅に上がるので、戦闘の幅が広がるのは間違いない。ただこの仕様が、「突入猛攻」という戦闘スタイルには合わないというだけのような気もする。

大問題が一つ解消!!絶好調だったリチウムポリマーバッテリー
さてもう一つ、リポバッテリー を内蔵した点については、非の打ち所がなかったと言える。まず初弾のレスポンス(瞬発力)が非常に高くなり、回転数が上がる効果がある。ノーマルバッテリーの、のどかな回転数とは一線を画し、脅威を感じる回転数となっている。また、「スタミナ」については、定例ゲームで丸1日、もう一挺の電動ガンと交互に持ち替えて MAC10 を使ったが、多弾3マグ〜1500発以上を撃っても、初期の回転数を維持、スタミナ切れの気配も無かった。これで、かねてからの懸念であったスタミナ切れは解消された。またその後、貸切ゲームにも投入したが、その回転数のおかげもあって、まさに「突入に最適」なウェポンの座を得たと言える。敵地への突入も、これなら安心して(?)挑める!

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.11)

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東京マルイ MAC10 (vol.9) ~ 想定カスタムの完成形

2009/2/07 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10 カスタム
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.8)

前記事の リチウムポリマーバッテリー内蔵 を実施し、勢いづいて ドットサイト の装備まで完了。思い描いていた MAC10 のカタチが、発売後1年以上たってようやく実現した!

東京マルイ MAC10 ELETEカスタム

【ワンポイント・メモ】
ドットサイトの装着は、当フェーズでは基本的に手抜きというか、安上がりな方法で実施。別途、もっとカンタンな方法で、リヤサイトの前方にマウントレールを付けて、ドットを載せることも検討した。ただしストックの折り畳みが出来なくなるのを嫌って、やはりこちらの方法にした。

◆マウントは マルゼン イングラム M11CQB のものを加工。レシーバーにかかる左右の足の部分は切りおとし。
◆追加したプレートは、ただのPP板(1.4mm)。ハサミで切った。
◆マウントとPP板はタッピングビス止め。
◆PP板と MAC10 本体は「両面テープ」で固定。超手抜きだが、加工がないので、すぐ元の状態に戻せる。でも意外にグラつかない。
◆マルゼンM11ではコッキングレバーにアダプターが付くが、MAC10 では位置が合わなかったので取り付けは断念。

東京マルイ MAC10 ELETEカスタム

【室内CQBテスト・インプレ】
◆サイティングが絶対的に速くなった。
◆ドットサイトが高い位置に設置されたため、ストックを延ばしてのサイティングも無理がなく、とてつもなく良好。
◆ストックを畳んでの片手撃ちもハンドリング良好。今まではサイティングせずに撃っていたが、ちゃんと狙うことが可能になった。

東京マルイ MAC10 ELETEカスタム

MAC10 の弾道性能は、ヘタなフルサイズの電動ライフルより安定していたりするので、大いに活躍してくれることに期待している。次回のゲーム投入インプレをお楽しみに!

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.10)

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