WA コルト コマンダー series’80 (プレミアムエディション09)
ウエスタンアームズ コルト コマンダー MarkIV series’80
ブローバックガスガン
2009 プレミアムエディション
スペック
全長:198mm
重量:690g
装弾数:21発
参考初速:69.2m/s – 0.2g (0.48J)
・SCW3 / 固定ホップアップ
・ABSスライド/フレーム
・ニッケルメッキ仕上げ
2009年1月限定販売品
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コルトコマンダーのコレクターズ版は意外にゲーム向き?
先日、コルト コマンダー の決定版といえるモデルが、限定品で発売された。ここで決定版と呼ぶ理由は以下の通りである。
・ABS製スライドで、動作が速く確実(ゲーム向き)
・固定ホップアップ(ちゃんと遠距離まで飛ぶ)
・スライドのストップ部分が強化型(スライドが削れる心配なし)
・series80 の刻印(シンプルで良い、通常モデルには存在しないバージョン)
・チャンバーがメタル製、ポリッシュ仕上げ
出来ればこの仕様、特にABSスライドで、通常のブラックモデルが欲しかったところだが、待っていたところで永久に手には入らなさそうなので、思い切って入手してみたところである。ニッケルメッキ仕上げのため、ゲームでは目立ってしまうかもしれないが、コルトコマンダーとしては最も完成度が高いモデルであろうと確信した結果の購入である。
手に入れて、試し撃ちした結果は「大満足」で、メッキ仕上げであることを除けば、コマンダーとしては歴代最高のデキと言っても過言ではない。各パーツはWA製品の中でもハイグレードな仕上げとなっており、特にハンマーのエッジなど惚れ惚れする。スライドを動かしてみると、文字通り軽めの、甲高くて硬質な音が響いて楽しく、ヘビーウエイトモデルとはまた違ったおもむきがある。
SCW3システム、固定ホップアップといえば2005年頃に出ていたマグナテックシリーズを思い出させるが、その高級版と見ても良いかもしれない。夏場の痛快な撃ち味が今から楽しみである。なお、通常の販売版としてカーボンブラックモデルが存在するが、あちらは初期タイプの刻印で、重めの撃ち味、全体がブラック仕上げと、相反をなすタイプである。コマンダー好きとしては両方手に入れたいところだが、最近はその仕上げやチャンバーのメタル化などで高級志向ということもあって値段が張るため、中々気軽には買えない。
ワンポイントチューン
・標準ではイラストの刻まれたカッコいいメタル製のグリップが付属しているが、ここではノーマルタイプに換装している。なおノーマルタイプは金メッキのメダリオンが綺麗で光りすぎるものが多いが、塗料の黒を薄めて、メダリオン全体を上塗りするとスミ入れされたようになり、トーンが落ち、非常に渋い印象になる。今回はアクリル塗料を水で薄めて行った。
ゲーム実戦投入レポ 2009.05
ゲームに投入してみたところ、結論から言ってこのWAコマンダーは、戦闘力が非常に高かった。第一に、距離30mまでの命中性能がかなり安定しており、マルイの1911やMEUに引けをとらない点が頼もしい。固定ホップは何もいじらずとも、エクセル0.2gバイオ弾でほぼ、30mドンピシャである。気温が上がるシーズン(=ガスブロシーズン)にはパッキンがやや軟化するためか弾道も安定し、30m先のヘッドショットが可能なレベルとなる。もちろんハンドガン戦でそんな狙撃はめったにしないが、安心してゲームに投入できるのはうれしい。SCW3+固定ホップになった事で、初めて実戦でフル活用できるコンバットコマンダーになったわけである。CQB戦においては、その取り回しの良さや重量バランスが光る。スライドが短く軽いため(ガバに比べて)当然ブローバックレスポンスも良いわけで、1911ファミリーの中でも優等生ではないだろうか。なお、1911に比べて、サイトも大きく見易い。ガバ由来であるシングルアクションのストロークの短いトリガーもかなり速射に向いている。
ちなみに、シルバー系のボディには是非、パックマイヤーグリップを合わせてみたいところだ。しかしこのコマンダーが実戦で有効性が高いとなってくると、やはりスタンダードなブラックバージョンも欲しくなってきてしまう。こちらのニッケルメッキ(プレミアムバージョン)では装備類を「アーバンテイスト」または「中東ゲリラテイスト」にして怪しい雰囲気を、ブラックはチャンバー+アウターバレルをメタルパーカー色にして普通に「USミリタリーテイスト」を醸し出す、というのはどうだろうか。
パックマイヤー装着!戦闘力UP
お気に入りとなった、コマンダーMkIV プレミアムエディションに、パックマイヤーのラバーグリップを装着してみた。ニッケルメッキモデルながら、これだけで何だか実戦向きにスタイルアップした気がする。早速、次回のゲームにも投入したい。
ところで、ブラックホークのCQCホルスターへのセットをテストしてみたところ、やはりスライドの幅、厚みが少々キツイようで、すんなりとは入らなかった。CQCホルスターは非常に便利なので、何とか合うものを探したいところではあるが、実は現状ではゲームにおいて使用する機会があまり無かったりする。何故ならゲームではレギュレーションに合わせて、大抵信頼できる「一挺」しか持って行かないからである。しかしいつか、戦闘中にメインウェポンを捨てて、即座にハンドガンに切り替えるなどの芸当にも挑戦してみたいところだ。
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