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東京マルイ グロック18C カスタム (vol.3)

2012/11/09 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


G18C custom
東京マルイ グロック18C
セミ・フルオート ブローバックガスガン

スペック
全長:186mm
重量:698g
銃身長:97mm
装弾数:25発/ 50発(ロングマガジン)
参考初速:70m/s (0.49J)

←東京マルイ グロック18C 前回のレビュー記事 (vol.2)

東京マルイのグロック18C(GBB)は、昨年の夏にゲームで多用していたが、リコイルが強くて暴れるので、グロック17カスタムに付いているようなサムレストが欲しいな…などと前々から思っていた。しかし今年はグロック18Cを使う機会が無く、想像の域を脱しなかった。ガスブロ全開シーズンは終わってしまったが、ようやく試してみたので紹介しておきたい。

▼仮組み試作
グロック18C カスタム

グロック18C ⇔ グロック17 互換情報
基本的に、グロック17カスタム→18Cの組み換えをするだけなので、互換性について調べてみた。

・グロック18Cのフレームは、グロック17と互換性がある
・グロック17のサムレストは18Cのセレクターと干渉するので削る必要あり
・スライドやトリガー周辺などのメカ部分はそれぞれ専用で互換性なし
・リヤサイトはそれぞれ専用で、純正レベルでは互換性なし

グロック18C カスタム

今回はまずイメージをつかむために仮組みで写真を撮ってみた。サムレストの加工など、何も行っていないが、セミオートオンリーならこのままいけそうでもある。しかし、スライドを外す際(前方に抜きとる際)につっかえてしまうので、やはりカットは必須だ。
マグウェル(六角レンチ一本で外せる)とバンパー付きマガジンも付け替え。
あとは、フレームをブラックのまま行くか、フラットダークアースで組むか迷っている。ブラックもなかなか精悍で捨てがたい。

しかしやはり、このゴツゴツしたスタイルと、安心感のある握り心地は好みだ。リコイルや撃ち応えは、グロック17よりもグロック18Cのほうが鋭く強いので、カスタムパーツの効果もより一層感じられるのではないだろうか。サムレストを加工したら、実戦投入も含めてまた紹介したいと思う。

▼後日サムレストを加工。スパッとストレートに落とすのではなく造形に変化を付けた。セレクターをセミオートモードにすれば、スライドの分解も可能になっている。
GLOCK18C-CUSTOM

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マルシン モーゼル M712 ショートバレル ~ 取り回しの良い 軽量バージョン

2011/11/03 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


マルシン モーゼル M712 ショートバレル
マルシン モーゼル M712 ショートバレル
ブローバックガスガン
6mmBB弾仕様

スペック
全長:254.5mm
重量:1120g
初速:73.5m/s (0.54J 11月計測)
・ABS樹脂仕様
・可変ホップアップ機構
2011年10月発売
メーカー希望小売価格:26,040円

←マルシン モーゼル M712 (6mm HW)のレビュー記事を読む

モーゼル M712 の コンパクトバージョンが登場!
マルシン モーゼル M712 (6mmガスブローバック) にショートバレル・バージョンが登場した。ショートバレル版は、ただバレルがショートなだけではなく、スタンダードの M712 に対して何点かコストダウンが図られ、約5000円も価格が抑えられている。それは、付属マガジン が ロングマガジン のみであること、フレーム素材が ABS樹脂 であることの2点だ。しかし、せっかく発売となったものの生産数が少なかったようで、次回の生産時期も不明となっている。欲しい場合は早めに入手したほうが良いだろう。

マルシン モーゼル M712 ショートバレル

モーゼル M712 の場合、ボルトがブローバック作動するだけなので、フレームの素材が変わってもブローバックの調子には影響が無い。そのため、見た目と重量感のみの違いになってくる。見た目に関しては、半ツヤのマットブラックに仕上がっていて写真映りは良いが、実際に手にとって見ると少々チープな感じは否めない。重量については、一番の重量物であるマガジンがグリップより前にあるため、持ってみると結局どちらも同じように重い印象を受ける。ABSのほうは再塗装など、表面仕上げで遊べるのがポイントだろうか。

射撃性能やリコイルの大きさに関しては、スタンダード(HW)版 とほとんど変わらないが、やはり ショート のほうが4センチも短い分、取り回しが良い。ゲームで使うにはこちらの ショートバレル ABS仕様 のほうがお勧めだと思う。

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マルシン モーゼル M712 ~ 作動良好な 6mm バージョンが登場!

2011/7/12 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


マルシン モーゼル M712
マルシン モーゼル M712
ブローバックガスガン
6mmBB弾仕様

スペック
全長:296mm
重量:1290g
装弾数:ショート9発 / ロング25発
・フル、セミオート切替式
・可変ホップアップ機構
発売日:2011/6/16
メーカー希望小売価格:31,290円

テクニカルデータ ショートマガジン ロングマガジン
装弾数 9発 25発
初速 ※気温約30度 57.5〜66m/s
(平均60.3m/s 0.36J)
57.7〜69m/s
(平均64.3m/s 0.413J)
燃費 ※セミオートでテスト 約30発 約68発
フルオート回転数 計測不可 約860rpm

実銃の紹介
1896年に誕生した世界初の量産型オートマチック拳銃が、 モーゼル ミリタリー ピストル C96 である。発売当初はライフルのような「クリップ」による装填方式で、当時のハンドガンとしては多い10発装填、距離調整式タンジェントサイト、着脱式(しかも本体が収納できる)の木製ストックが用意されているという、非常にユニークなシステムを備えていた。その特長は以下のようになっている。
・弾倉が銃把の前にあるため重心が前にあり、射撃競技銃のように正確な射撃が可能。
・ストックを併用すればカービンとして使用可能。
・独特の形状をしたグリップは、ブルームハンドル(ほうきの柄)と呼ばれ、手の小さな民族でも関係なく使用できた。
そのC96をマガジン装填式にして、フルオート射撃を可能にしたのがモーゼルM712モデルとなる。

ハンドガンらしからぬ、サブマシンガンのようなデザイン
現代のハンドガンからすれば、 モーゼル ミリタリー ピストル のデザインは不恰好にもみえる。しかし サブマシンガン や カービン として捉えてみると、納得のいくデザインではないだろうか。小さなボルト、細長いバレル、使いにくいが確実なセレクターなど、各パーツの造形は時代を感じさせるが、唯一無二のスタイルは、見れば見るほどに、また撃てば撃つほどに愛着のわく不思議なハンドガンである。

▼ショートマガジン装着
マルシン モーゼル M712

モーゼル 拳銃 はさまざまな映画やゲームにも登場しているが、特に個性的な存在として扱われ、インパクトが非常に強いのが特長である。例えば、下記のようなゲームに登場していた。
・メタルギアソリッド 3 / 4 / PW(ピースウォーカー)
・バイオハザード4 (レッド9)
・レッド デッド リデンプション(Mauser Pistol) etc.

▼ロングマガジン装着
マルシン モーゼル M712

思う存分に撃って遊べる 6ミリ仕様
長らく8mm路線を走ってきたマルシンも、 サバイバルゲーム ユース を想定してか、ここに来てようやく6mmラインナップを増やし始めた。M1ガーランド、M1カービン、モスバーグM500 など、8mmBB弾のパンチ力は魅力的ではあったが、BB弾が高価だったり、ガスの放出量が多い(燃費が悪い)、冬にはさらに使い物にならない等、デメリットも多く存在していた。これが6mmだったら買うのにな、という声もよく聞いたものだ。 モーゼル M712 ブローバック の 6mm化 は、その最たるものではいだろうか。
事実、6mm化 により燃費と装弾数が向上し、よりゲームユース向けとなった。リコイルも中々ハードで、息の長い連射が出来る。

▼ボルトは板のように薄っぺらく、それほど重量があるわけではない。しかし射撃時にはなかなかの手ごたえ・反動を生んでいる。この季節(7月)は快調そのもので、撃っていて楽しいモデルだ。
マルシン モーゼル M712

▼マガジンが空であることを示すボルトストップ機能はない。
マルシン モーゼル M712

バースト現象
撃っていて気になる点がいくつかあった。セミオート時、フルオート時にそれぞれ2-3発のバーストになることがあった。その他、個体によってトリガーを引いてもハンマーが落ちないなどの初期不良品があった。
どうも、シアやディスコネクター周りの精度、または設計仕様に問題があるように思われる。ただし、その点は説明書にもこう書かれている。「セミオート発射時: 構造上、トリガーをゆっくり引くと連発作動する場合がありますが故障ではありません。その場合はトリガーを少し早めに引くことで解消されます」
なおフルオート時には、指でトリガーを右か左に押し付けながら撃つと、何となくバーストで止まらずに撃てることを発見した。分解調整でうまく解消できるのか分からないが、何となく惜しいところではある。致命的な問題ではないので、あとは使いこなせるかどうかだ。

上々の実射性能
20m程のシューティングレンジで射撃テストを行ったところ、20mぐらいなら充分ヒットを取っていける射撃安定性があることが分かった。(適正ホップ調整、エクセル0.2g弾使用)。さすがにフルオートでは散るが、左右の逃げ場を封じられそうな散り方だ。
なお、フルオートモードは常にバースト気味で、2〜3発発射で安定している。ゲームユースにおいてはフルオートよりも、かえって都合が良いかもしれないと、プラス思考をしてみた。マルシン製品のことなので、途中で調子が変わる可能性もあるが、とりあえずは撃ち味、安定性ともに合格点を与えられるレベルだと思う。

▼マズルから見たところ。さすがにオートマチック拳銃の元祖、時代を感じさせる古いデザインだ。ルガーP08と同じ時代の銃である。
マルシン モーゼル M712

▼セーフティレバーの操作性は非常に良好。ストロークが大きく、撃発状態か否か状態が良く分かる。その左に見えるのがセレクターレバー。写真ではセミオートモード(N)になっている。このセレクターレバーはボタンを押しながら回す仕様になっており、操作しにくい半面、誤動作を起こすことがない。
マルシン モーゼル M712

▼ホップ調整は、付属の六角レンチを使って行う。この銃はホップラバーとチャンバーに装填されたBB弾の間にブランクが無い(つまづきホップでは無い)ため、命中精度の高さにも期待できる。しかし、箱出しで適当に撃ったら、5mで6-7cmの集弾だった。問題があるとすれば、初速のばらつき(放出ガス量のばらつき)が大きいことかもしれない。
マルシン モーゼル M712

マガジンキャッチボタンの配置が素晴らしく非常に扱いやすい。アサルトライフルのM4系と同じ感覚でチェンジできる!

▼コストダウンが図られた、シンプルなパッケージ。綺麗な写真や変なイラストを載せられるよりも、よっぽどこちらのほうが銃のパッケージらしくて良いと思う。説明書は8mm版そのままとなっている。
マルシン モーゼル M712

2011年6月の初回ロットは出荷数が非常に少なく、あっという間に品切れとなってしまった。その際は、スペアマガジンも入荷できなかった。次回は9月に再生産予定があるらしいので、増産とバースト発射の改良を期待したい。

→マルシン モーゼル M712 ショートバレル のレビュー記事

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