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マルゼン M1100 ライアットショーティ

2006/11/04 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン M1100 ライアットショーティ
マルゼン レミントン M1100 ライアットショーティ
ライブシェル・ブローバックガスショットガン

スペック
全長:約770mm
重量:約2000g
装弾数:3+1シェル(BB弾1~9発)
参考初速:88.2m/s(0.78J / BB弾1発装填時)
・コンバージョン カスタム品

M1100リヴィジョンをコンバージョン
最近、マルゼンM1100のフルサイズモデルが再販となったが、このライアットショーティは店頭から無くなって久しい。ゲームで使うならライアットショーティのケースレスモデルがもってこいだが、室内で遊ぶにはシェル仕様が楽しい。このモデルも是非再販してほしいものである。

新品で購入したシェルタイプの”リヴィジョン3″を、ライアットショーティのジャンク品と掛け合わせて、室内シューティング用ライフルバージョンとしてコンバート。まず、ピストルグリップはフルサイズ・ストックにチェンジ。ノーマルの短いガスホースをストック仕様にあわせて延長するべく分解しようとしたが、まず出だしのコッキングノブ分解でつまづき、メカの分解[参考サイト]も面倒で中断し、代用方法でコンバージョンを実行。ホースは接続のカプラさえあれば延長できたので、結局分解の必要は無かった…。

・フォアエンドは染めQ ライトブラウンで染色。革やラバーに適しているというだけあってよく染み込み、自然に仕上がる。もう少し色味を暗くしたかった所ではあるが、ラバー素材の感触を損なわないのが良い。
・ガスホースは切断してワンタッチカプラに変更

マルゼン M1100 ライアットショーティー

リヴィジョン3のトリガーにはワイドトリガーシューが付属しており、比較的軽く楽に引くことができるが、それはこの後レビューしているゲーム用の「ケースレス・ライアットショーティ」に移植した。(なおジャンクで手に入れた部品取り用ライアットショーティは恐ろしく硬いトリガープルだった)

迫力の発射音とリコイルショック、舞い散るシェルの醍醐味
さて、早速実射してみた。11月の寒い時期でも、室内なら鋭いブローバックをしてくれる。ピストルグリップではどうしてもリコイルが逃げてしまっていたが、ストックを肩に当てて撃つとガツッとくる。命中精度も6mでほぼ4cm以内に収まるが、シェルパッキンの具合でたまに外れる。カート仕様のブローバックライフルは、実は今回が初めてだったりするが、この面白さは病み付きになる。

マルゼン M1100 ライアットショーティー

▼リブサイトなしアウターバレルバージョン。フロントサイトはRC用ピロボールに変更。リブサイト付のアウターバレルより、照準としては見やすくなるので実用的だ。
マルゼン M1100 ライアットショーティー

M1100ライアットショーティーシリーズは、シェルタイプが稀に再生産されるので、欲しい場合は見かけたらすぐに入手しておいたほうが良い。ゲーマーとしてはケースレス仕様が欲しいところなのだが、メーカーは全く再生産してくれないので、中古で探すより他無いだろう。

→マルゼン M1100ライアットショーティ 次のレビュー記事 (vol.2)

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マルゼン M1100 リヴィジョン ディフェンダーRIII

2006/6/12 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン M1100 リヴィジョン
マルゼン M1100 リヴィジョン

スペック
全長:520mm
重量:1850g
装弾数:3+1シェル(1~9BB)
参考初速:88.2m/s(0.78J)

マルゼンのオートマチック・ブローバックショットガンM1100のフェイスリフトバージョンが「リヴィジョン」である。20mmレイルを4面に装備した一体型タクティカルフォアグリップが特長であり、今のところのエアガンとしては珍しい、現代風のショットガンといえよう。

ショットガンは、M870のようにジャキン!と毎回コッキングするのも気分的に楽しいのだが、ガスブローバックや電動の連射感になれてしまった今、マニュアルポンプアクションでゲームをすると、両手がふさがれるうえにかったるく感じてしまうこともある。その点このM1100シリーズは新鮮な面白さを提供してくれるだろう。

3シェルしか入らないからこその、再装填の楽しみ
M1100 リヴィジョン(ディフェンダー3)は、全長520mmと非常にコンパクトで、映画バイオハザード2のアリスさながらの片手撃ち(あれはモスバーグのようだが)も可能だ。ライブシェルは3+1発(BB弾は1~9発まで収納可能)しか装填できないが、実際に散る弾と、まめに要求される「装填」の醍醐味は、他にはない楽しみである。ゲームで勝てるかどうかはその戦術によるが、勝ち負けや弾の当たる当たらないよりも、ただ何でもいいから「シェルを込めて」「ぶっぱなしたい」衝動にかられるのがこのショットガンである。
完全にゲーム用なら、中古でケースレスタイプのM1100を選ぶという手もあるが、シェル装填~派手な発射音と強めのリコイル、見事にイジェクトされるシェルを目の当たりにすると、エアーガンとしての面白さではシェル式M1100が現在唯一の存在であり、最高の楽しさを提供してくれる。

さて、マルゼンの説明書はいろいろと丁寧に書かれている。グリップ内のガスタンクは50回程度まで撃てるとか、3発を装填するとベストなホップアップ効果が得られる、など製品の特性やユーザーが知りたいポイントをちゃんと説明している点は親切で良い。またリビジョン3においてはワイドトリガーシューが付属しており、重く硬いトリガープルの負担を少しでも減らすように工夫されている。

お試し旧式化カスタム
個人的にはヘビーデューティなオリジナルデザインの先台がいまいち馴染めなかったので、スマートなCA870の先台を装着してみた。せっかく現代風のリビジョンを崩してどうすると言われそうだが、すぐに戻すことも可能なので、お試しというところだ。シェルチューブ部分のサイズやバレルは全く同じものを使用していたので、入れ替えは難なく可能だった。
CA870の先台は、動作するボルトに繋がったバーと連結させるわけにもいかず、そのままではシャカシャカ動いてしまう。そのため、先台内部にある数本のレールをニッパーで切り、インナーフレームとかみ合わせる事で、引いた格好でガッチリ固定させてみた。フロント側に固定するならネジ止めで出来るし、CA870用コッキングバーの加工(切り取り)で、カンタンにオートマチック+マニュアルポンプアクションに出来そうなのも興味深い。グリップはソウドオフにしてみたいと思ったが、さすがにガスタンクの内蔵がきかないため見送った。

マルゼン m1100 リヴィジョン

こうすると見慣れたショットガンのカタチになる。これでシェルがドカドカと排莢される迫力とブローバックサウンドは、静かなポンプアクションとはまた違った楽しさがある。しかもシンプルで取り回しやすさが増し、片手撃ちが似合う(?)ところがポイントである。

マルゼン m1100 リヴィジョン

CA870と比べると、コッキングこそボルトノブ仕様になっているが、シェルをカポッと押し込んでいく感触はたまらない。また、撃ったときの迫力は当然エアコキよりもこちらのほうが上である。これこそショットガンの迫力や楽しさを具現化したモデルであろう。インドア戦に使うのも面白そうだ。

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