GUN道場レビュー

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マルゼン M1100 ライアットショーティ (vol.2)

2006/11/05 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン M1100ライアットショーティ (ケースレス)
マルゼン レミントン M1100 ライアットショーティ
ケースレス・ブローバックガスショットガン

スペック
全長:約770mm
重量:約2000g
装弾数:18発 6ショット(BB弾3発発射)
参考初速:88.2m/s(0.78J / BB弾1発発射時)

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チューニングの悦
マルゼンM1100のブローバックにハマった私は、室内シューティング用にシェルタイプ、サバゲー用にケースレスタイプの2種類をそろえた。ケースレスタイプは現在では非常にレアで、メーカーの再生産を熱望している。
さて、ケースレスタイプは一見、BB弾用チャンバーとシェルを入れ替えれば、一挺でまかなえるのでは?と思うかも知れないが、シェル式にはシェルのローディングシステムと本当のマガジンチューブが存在し、簡単に相互互換はできない。ドカドカと舞い散るシェルはやはりシューティングかプリンキング用であり、集弾性に優れるケースレスはゲーム用として分けたほうが良い。

▼ケースレス用のチャンバーユニット。マガジンから、3発ずつ給弾するシステムになっている。
マルゼン M1100ライアットショーティ ケースレス

さて、中古で手に入れたケースレスタイプ M1100のチューニングメニューは以下の通りである。

【1】デフォルトでガス漏れが発生していたが、トリガーガードを外して現れる気化室のパッキンをグリースアップすることで漏れを封印。
【2】照準の定まらない、リブ付きのアウターバレルがどうにも気に入らないので、リブを「もぎ取って」ヤスリ掛けの後、パーカーシールで塗装。フロントサイトはお気に入り?のRC用ピロボールでシンプルな仕様に。
【3】中古ゆえ、3発装填用のインナースリーブしか付属していなかったので(スリーブ内には2発のBB弾が入る)、6mmの耐圧ホースをカットしてインナースリーブとして入れる事で1発仕様が可能に。(マルゼンも2種類のスリーブをつけておく必要は全く無いのではないだろうか…) 他の情報によれば、逆に弾の入る穴を深くすることで5発発射も可能のようだ。
【4】バレル内の清掃。(本体は美品だったが、相当汚れがついていた)
【5】スリングスイベルのオイルアップ(スチール製のため最も先に錆が出る)
【6】トリガーにワイドトリガーシューを装着
【7】ボディー+アウターバレルをパーカーシールで塗装。イジェクトポートやメカ部はマスキングで対処。パーカーはムラが出ないので塗りやすいが、しっかりマスキングすることが美しく塗るポイントだろう。

至って特別なことはしていないが、これで 6mで2~3cmの集弾性能が出ているのでゲーム用としても期待できる。あとは飛距離がどう出るかだ。
対して、シェルタイプの集弾はさすがにバラツキが出るのが現状である。時々それる弾があり、シェルのパッキンの差が出てしまう。

▼シェルはもちろん飾りだが、シェルタイプはすぐにジャムったりしてゲームでは心配事が絶えない。やはりケースレスのほうが戦いに集中できて良い。
マルゼン M1100ライアットショーティ ケースレス

ライアットショーティは発売から5年以上経っており、ほとんど忘れられている頃ではないかと思うが、その面白さは全く色あせていない。現に、フルサイズのM1100や、M870が再販されるところを見ると、いつ復活してもおかしくないモデルのはずである。

→マルゼン M1100ライアットショーティ 次のレビュー記事 (vol.3)

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マルゼン M1100 ライアットショーティ

2006/11/04 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン M1100 ライアットショーティ
マルゼン レミントン M1100 ライアットショーティ
ライブシェル・ブローバックガスショットガン

スペック
全長:約770mm
重量:約2000g
装弾数:3+1シェル(BB弾1~9発)
参考初速:88.2m/s(0.78J / BB弾1発装填時)
・コンバージョン カスタム品

M1100リヴィジョンをコンバージョン
最近、マルゼンM1100のフルサイズモデルが再販となったが、このライアットショーティは店頭から無くなって久しい。ゲームで使うならライアットショーティのケースレスモデルがもってこいだが、室内で遊ぶにはシェル仕様が楽しい。このモデルも是非再販してほしいものである。

新品で購入したシェルタイプの”リヴィジョン3″を、ライアットショーティのジャンク品と掛け合わせて、室内シューティング用ライフルバージョンとしてコンバート。まず、ピストルグリップはフルサイズ・ストックにチェンジ。ノーマルの短いガスホースをストック仕様にあわせて延長するべく分解しようとしたが、まず出だしのコッキングノブ分解でつまづき、メカの分解[参考サイト]も面倒で中断し、代用方法でコンバージョンを実行。ホースは接続のカプラさえあれば延長できたので、結局分解の必要は無かった…。

・フォアエンドは染めQ ライトブラウンで染色。革やラバーに適しているというだけあってよく染み込み、自然に仕上がる。もう少し色味を暗くしたかった所ではあるが、ラバー素材の感触を損なわないのが良い。
・ガスホースは切断してワンタッチカプラに変更

マルゼン M1100 ライアットショーティー

リヴィジョン3のトリガーにはワイドトリガーシューが付属しており、比較的軽く楽に引くことができるが、それはこの後レビューしているゲーム用の「ケースレス・ライアットショーティ」に移植した。(なおジャンクで手に入れた部品取り用ライアットショーティは恐ろしく硬いトリガープルだった)

迫力の発射音とリコイルショック、舞い散るシェルの醍醐味
さて、早速実射してみた。11月の寒い時期でも、室内なら鋭いブローバックをしてくれる。ピストルグリップではどうしてもリコイルが逃げてしまっていたが、ストックを肩に当てて撃つとガツッとくる。命中精度も6mでほぼ4cm以内に収まるが、シェルパッキンの具合でたまに外れる。カート仕様のブローバックライフルは、実は今回が初めてだったりするが、この面白さは病み付きになる。

マルゼン M1100 ライアットショーティー

▼リブサイトなしアウターバレルバージョン。フロントサイトはRC用ピロボールに変更。リブサイト付のアウターバレルより、照準としては見やすくなるので実用的だ。
マルゼン M1100 ライアットショーティー

M1100ライアットショーティーシリーズは、シェルタイプが稀に再生産されるので、欲しい場合は見かけたらすぐに入手しておいたほうが良い。ゲーマーとしてはケースレス仕様が欲しいところなのだが、メーカーは全く再生産してくれないので、中古で探すより他無いだろう。

→マルゼン M1100ライアットショーティ 次のレビュー記事 (vol.2)

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マルゼン CA870 ソードオフ (vol.1) ~ シンプルで楽しいエアコキショットガン

2006/10/20 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン CA870 ソードオフ
マルゼン CA870 ソードオフ
エアーコッキング

スペック
全長:555mm
重量:1300g
装弾数:40発
参考初速:89.2m/s(0.79J)
・シングルショット(単発発射)

装着品
G&P 22連ショートマガジン

▼パッケージイラスト。メカニカルなイメージがマニア心をくすぐる。
マルゼン CA870 ソードオフ

シンプルで壊れにくいエアーコッキング・ショットガン
シンプルなシステムと外観、頑丈な構造、確かな命中精度。オイルで磨くことで味が出るというファイバー製のボディ etc..。マルゼンの CA870 シリーズ はオーソドックスなコッキングエアーガンながら、ユーザーには深い楽しみを与えてくれる。

マルゼン CA870 ソードオフ

エアーコッキングの楽しさとは?
エアーガン全体から見ると、サバイバルゲームでのメイン戦力として考えるには劣る部分があるが、セカンダリーウェポンとして背中にかけておいたり、インドア・ハンドガン戦で使ってみたり、シューティングマッチを楽しむツールとして、抜群の面白さがあるのがこのエアーショットガンだ。何より、一発撃つごとにいちいち操作しなくてはいけないところが、電動ガンよりも楽しい。また、独特の雰囲気やカッコよさは他にはない味があり、持ってみれば不思議と愛着がわいてくる。

マルゼン CA870 ソードオフ

下側がフラットに収まるリアルなマガジン(22発)がG&Pから1000円弱で発売されているので、こちらは是非お薦めしたい。外観がガラリと変わり、ショットガンらしさが倍増する。

マルゼン CA870 ソードオフ

まずチューニングしたい点はフロントサイトだ。標準でサイトレスという仕様は、「散弾」であれば納得いくのだが CA870 は単発なうえアウターバレルにテーパーがかかっているので、かなり狙いにくく、照準に迷いが生じてしまう。これは解消しておきたい。

マルゼン CA870 ソードオフ

今回、ラジコン用の4mmピロボールを代用して装着してみた。ネジ長が内側に出過ぎないように若干切って、アウターバレルにキリで穴をあけてねじ込むだけなので簡単なものだ。これだけでも、狙うのがずいぶん楽になり、戦力も上がるだろう。
さて、これで早速ゲームフィールドに持ち出してみたいと思う。

→マルゼン CA870ソードオフ 次のレビュー記事 (vol.2)

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