KTW ウィンチェスター M1873 ランダル ~ 魅力の褪せないレバーアクション
KTW ウィンチェスター M1873 ランダル
コッキングエアーガン
スペック
全長:640mm
重量:1650g
装弾数:14発
参考初速:75.3m/s – 0.2g (0.567J)
今でも輝き続けるレバーアクションライフル
ウィンチェスター M1873 は、実銃が現在でも作られているほど、根強い人気があるようで、この古臭くもカッコいいデザインは時代を超えても変わらないようだ。M1873 の中でも ランダル カスタム は、カービンモデルをソウドオフ(切り詰め)して、銃身はオクタゴン(八角)バレルに、レバーも大きなループタイプに変更したモデルである。
KTW の モデルは、コッキングエアーガンとしては中々出来が良い。フルメタルボディで頑丈に作られており、コレクションとしても充分な質感を持っている。レバーアクションは、ポンプアクションより少ないアクションで連射出来たり、パワーソースが不要だったりと、エアーガンとしても様々なメリットや楽しさを感じさせてくれる。
手に取った率直な感想はまず、ズッシリとした重量感と、金属の冷たさ、総じてとても良く出来ている!いうことだった。1600gと手ごろな重さに、頑丈なメタル製のフレームの安心感は、今まで手にしたコッキングエアガンと比べても随一の出来だと言える。たまに取り出して遊びたくなる逸品だ。
ゲームで使うには要チューニング
早速、M1873 ランダル カスタムを ゲーム(ハンドガン戦)でも使用してみた。比較的パワーもあり(カタログ値75.3m/s)、弾道はなかなか素直で、0.2gで30~35mほどの有効射程が得られる。ただ、ドノーマル状態ではトリガーがひどく重いために、ブレてしまってなかなか当てることはできなかった。照準が付いていないという問題もある。コッキングは引くときも戻すときも異常に重く、手が痛くて疲れてしまうが、手袋をしてがんばれば、それほどタイムラグもなく連射も可能というレベルである。
分解&調整をしてみる
さて、ゲームで使ってコッキングの重さに少し辟易してしまったため、こちらのサイトを参考に分解調整してみることにした。
説明書の分解手順どおりバラすと、ネジ5本でバレル周辺が外せる。ぱっと見では、バレル・ピストン・シアを収納しているモナカの黒いABSプラパーツ(メカボックス的なもの)の精度がいま一歩のようだ。バレルは10cmほどしかないが、よくあの飛距離が出せるな、と感心した。ポンプのエア量・圧のバランスがいいのかもしれない。
調整の目的は、トリガープルの軽減と、コッキングのスムーズ化である。個体差はあると思うが、私の場合はポリカーボネイト製のピストンと、それを包んでいる黒いABSの側の突起(バリ)が干渉してコッキングの引き+戻しが重かった。まずはこれを削ることで、コッキングは軽くなった。今度は全く手も痛くならないし疲れない。
トリガーに関しては亜鉛合金製のシアを、ピストンを出来るだけ戻さないような形に削ってみた。具体的には、シアのピストンに当たる部分を、寝かすような角度にしたということである。 これでトリガープルも若干改善された。既にお持ちの方は、一度調整して見ることをお勧めしたい。
こうしていじっていると、子供のころ何度も分解・組み立てしたLSやマルイの組み立てエアーガン・モデルガンのような基本の楽しさ、自分で調整する楽しみを思い起こさせてくれる。コッキングエアーガンは素朴で、心が休まる気すらさせてくれる。さらにレバーアクションというはどこかしら癒し系のアイテムなのかも知れない。この ランダル カスタム も 是非コレクションのひとつとして、お勧めしたい。
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