GUN道場レビュー

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電動ガン の記事一覧

東京マルイ M14SOCOM (vol.9) ~ スナイパーバージョン

2012/5/23 By: maxi カテゴリー: ライフル


M14 SOCOM SNIPER 01
東京マルイ U.S. M14SOCOM
スタンダード電動ガン

標準スペック
全長:946mm
重量:3650g
銃身長:440mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)

←東京マルイ M14SOCOM 前回のレビュー記事 (vol.8.5)

M14のショートマガジンが登場
電動ガン M14 に待望のショートマガジンが登場した。標準の20連サイズマガジンは大型で、プローン(伏せ撃ち)の際に邪魔だったりしたが、これですっきりとスナイパー遊びが出来るというものだ。スチール製で、装弾数は70発。狙撃用途には充分なスペックではないだろうか。→ MAG M14 ショートマガジン の販売ショップをみる

M14 SOCOM スナイパー

その他のカスタマイズ仕様
M14SOCOM Vol.7でも紹介していたが、あらためてカスタムメニューを紹介しておきたい。 M14 は RAS仕様 が流行りだったりもするが、私は軽量化を軸として、アクティブに使いやすい M14 を目指してカスタマイズしている。

・フラッシュハイダーは PDI ボルテックスハイダー。クレイジーホース風の精悍なマズルが気に入っている。ちなみに同じハイダーが、キングアームズからも発売されている。
ハリスTYPE バイポッド。サバゲーではかなり移動を要することもあってあまり使わないが、シューティングや飾り置き用に便利。
・SIIS ライフルスコープ 3×9-40 + 東京マルイ スコープマウントリング(M)。全長265mmとショートで、シンプルなズームスコープ。短い銃には、短いライフルスコープが似合う。
・内部メカは気密性(安定性)を重視してピストンヘッドのみ交換。
・軽量化のため、標準のマウントベースは取り払い、リッドで目隠しをしている。
・バッテリーはもちろんET1リポバッテリー。軽量化にも貢献。たまたま1750mAhを入れている。もうラージバッテリーは必要ないので、本体の配線はミニコネクター化。
・ストックは標準のM14(OD)用をサンドカラーに塗装。色はもう少し暗めのほうが良いような気もする。

M14 SOCOM スナイパー

M14 SOCOM スナイパー

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G&P CAR-15 OLD STYLE (vol.2) ~ 実戦投入レポ&チューニング

2012/3/10 By: maxi カテゴリー: ライフル


G&P CAR15
G&P CAR-15 OLD STYLE (GX5857)
スタンダード電動ガン

スペック
全長:685mm – 745mm
重量:2640g
装弾数:110発 (東京マルイ互換)
インナーバレル長: 10.5inch (266.7mm)
メカボックス:8mmベアリングギアボックス/G&P M120ハイスピードモーター
初速:94.1m/s – 0.2g (0.88J)
回転数:約960rpm (ET1-7.4V800mAh使用)
メーカー希望小売価格:48,000円(税別)

G&P CAR-15 OLD STYLE 前回のレビュー記事 (vol.1)

早速のゲーム実戦投入
G&P CAR-15 はとりあえず箱出しでも作動の調子は良かったので、試しにそのままインドア戦に投入してみた。下記のような特徴があったが、インドアの短射程であれば、まずまずの戦績を収めることはできた。

・発射音が大きい
・リポバッテリー(ET1 7.4V800mAh)でもセミオートのレスポンスが鈍い
・フルオートの回転が速い

メカボックス 点検&チューニングの実施
ゲーム後、早速バラしてみた。構造は東京マルイのスタンダード電動ガンと同様で、いたって簡単に分解できる。ストックは、バッファーチューブ中間に空いている穴にドライバーなどを突っ込んで回せば丸ごと外れるという簡素ぶりだ。
しかし残念ながら、G&Pといえども、電動ガン製品としては未完成であり、使う側の事はあまり考えていない仕様が、所々に見て取れる。中華電動ガンのそういう所を楽しめるか否かは、大きな分かれ目だ。

1. グリップ底のピニオン調整ネジが固くて外れない →ネジ止め剤が強固。ガスバーナー等で炙れば外せる
2. フラッシュハイダーが固くて外れない →上記と同様
3. モーター端子が ビス止め のため、容易にモーター交換できない
4. インナーバレルは226mmだがフルサイズシリンダーが入っている
5. ピストンラック2枚カット仕様で若干ハイサイクル向け
6. セレクタープレートが簡単に折れる

▼ピン3本を抜けば、アッパーレシーバーが外せる。
G&P CAR15 チューニング
▼ビス止めのモーター端子。信頼性は高いが、東京マルイのモーターはそのまま取り付けできない。M120モーターが入っているが、セミの立ち上がりが鈍く、フルは速いというハイサイクル仕様のモーター。
G&P CAR15 チューニング
▼メカボを取り出す工程で、セレクタープレートが割れてしまった。割れた状態でも撃てるが、セミからフルに切り替えた際に、最初の一発がセミ発射となってしまう。
G&P CAR15 メカボ チューニング
▼メカボのネジ配置。トルクスネジは使われていない。
G&P CAR15 メカボ チューニング
▼フルサイズのシリンダー、固いトリガースプリングなど、パーツのバランスが良くない。ベベルギアは旧式の2枚ラッチ。
G&P CAR15 メカボ チューニング
▼グリスは機械油のような金属向けのタイプにみえるが、匂いは少ないのでシリコングリスなのかもしれない。国産のグリスに替えたいところ。
G&P CAR15 メカボ チューニング
▼モーターは東京マルイのEG1000に変更したが、そのために端子を交換。エーモン No.1133 平型端子セット を使用。他の電動ガンの補修用にも使える。
G&P CAR15 チューニング

初回のチューニングメニュー
・モーター換装 (東京マルイ EG1000 ロング)
・シリンダー交換 (穴あきタイプ)
・マガジン交換 (東京マルイ M16ベトナム用 190連マガジン)
※初速は90m/s程で安定 (ノーマルスプリング×加速シリンダー)

まず第一段階の、EG1000モーター換装でセミオートのレスポンスは格段にアップし、フルオートの回転数も抑えられた。さらにこれから、内部カスタムを煮詰めたい。
同時期に CAR-15 を入手したMOMOPAPA氏のカスタムでは、さらに鋭いレスポンスと軽いトリガータッチ、次世代電動ガン並みに延びる弾道を得ており、CAR-15のポテンシャルの高さを伺わせる。G&P CAR-15 は外観のデキが非常に良く、なおかつ軽量コンパクトなので、ゲームで非常に重宝するウェポンになるだろう。

今後のチューニング予定
・トリガースプリング交換
・ホップチャンバーラバー交換
・バレル交換
・ベベルギヤ交換、シム調整
・FETスイッチ組込み

→G&P CAR-15 OLD STYLE 次のレビュー記事 (vol.3)

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東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.7) ~ メンテナンスとドラムマガジン改良

2012/3/01 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


スコーピオン カスタム ドラムマガジン
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売

← 東京マルイ スコーピオン Vz.61 前回のレビュー記事 (vol.6)

愛用中の スコーピオン Vz.61 は、サイドマウントシステムを開発・搭載以降、その扱いやすさから比較的、ゲームで酷使していた。内部は完全にノーマルの状態だったが、さすがに最近、回転数の低下や、ギヤノイズが気になってきたので、メカボックスを開けて点検してみることにした。

★酷使した結果の 初速・回転数は以下のとおり
初速:68.47m/s – 0.2g (0.46J)
回転数:839rpm (14発/秒) ※ET1-EX800リポ使用

電動コンパクトマシンガンの美点
既に分解したことのある方は分かると思うが、電動コンパクトマシンガンの構造は非常に単純で、分解・組み立てに労力を要さない。(→分解手順) そこが、非常に気に入っている点の一つなのだが、複雑化してしまった次世代電動ガンと比較して、構造がシンプルで、メンテナンスがしやすい所がコン電の特長・美点である。何しろ部品点数が少なく、時間もかからない。これは、次世代電動ガンとは逆方向に行った、電動ガンの素晴らしい進化なのだと思う。

メカボックスの状態
この スコーピオン に関しては、初めてメカボをあけたが、グリスやピストン周辺が黒ずんで、汚れが付着していた。やはり、ゲームで酷使した結果であろう。機械だけに、定期的なメンテナンスは必ずやらねばならない、ということをあらためて感じた。そんな時も、部品点数の少なさが救いで、あっという間に分解できるので、何となくミニUZIやMAC11などのガスブローバックSMGを思い起こさせる。まさに「楽しい」と思える範囲でメンテナンスが出来るのである。

▼ガスガンのフィールドストリッピング並に分解が簡単だ。今回、メカ全般のクリーニングとボールベアリング化を実施。
東京マルイ スコーピオン チューニング カスタム
ボールベアリング軸受けの組み込み
今回、更なるレスポンスの向上と、燃費の改善を狙って、ボールベアリングを組み込んだ。取り付けに際して、何も苦労することは無くすんなり付いたし、シムはとりあえずノーマルの組み合わせで組んでみたところ、特に気になるノイズも出なかった為、そのままでいくことにした。つまりポンづけでOKだった。なお、万が一のクラッシュ時の逃げと、ノイズの低減を期待して、一番大きなトルクがかかるセクターギア部分だけノーマルのプラ軸受けのままにしておいた。

★メンテナンス後の 初速・回転数
初速:75.28m/s – 0.2g (0.56J)
回転数:1063rpm (17.7発/秒) ※ET1-EX800リポバッテリー使用

ドラムマガジンのカスタマイズ
しばらくの間 スコーピオン はノーマルマガジン5本でゲームに挑んでいたが、色々なゲームをやっていくと、多弾マガジンのほうが便利なシーンがあるのも事実だ。しかし、リポバッテリー化で高速回転が実現した反面、標準的な370連ドラムマガジンでは給弾が追いつかず、弾がまばらに発射されてしまうという状況になる。
これを改善するアイデアとして、東京マルイ MP5ハイサイクルの400連ドラムマガジンを、スコーピオンに流用する方法を紹介しておきたい。MP5用ドラムマガジンは、ハイサイクル対応のために、巻き上げのスプリングが強化されているので、リポバッテリー化したスコーピオンにも適している。

スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼MP5HC用400連ドラムマガジンとスコーピオン用370連ドラムマガジンの外観比較。マガジンの口とドラムの厚みが異なっている。
スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼六角レンチで皿ネジ(5本)を外せば、簡単にカバーを開けることができる。
スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼MP5HCのほうが後に作られたからか、内壁が改良されており、BB弾のジャラジャラ音が響くのを抑える加工が施されている。
スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼MP5HC用はマガジンの口部分を外すと、中からなんとスコーピオンのマガジン形状が出現する。MP5用にチューブが延長されているだけだ。
スコーピオン ドラムマガジン 改造
▼それぞれのドラムマガジンの構造。スコーピオン用の給弾口部分は、ノーマルマガジンのそれとは形状が異なる。MP5HC用のドラムに、スコーピオン用のマガジン給弾口を取り付けるだけで、ハイサイクル対応カスタマイズは完了する。
スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼ドラムのフタ部分は、370連と400連のどちらでもお好みで取り付けられる。下記は、MP5HC用の400連を取り付けたところ。若干トリガー側のドラムが厚くなるが、操作性は変わらない。
スコーピオン ドラムマガジン カスタム
▼これで、リポバッテリーにも対応する多弾マガジンが完成。実射してみると、気持ちよくフルオート全弾連射が出来る!
スコーピオン カスタム ドラムマガジン

→ 東京マルイ スコーピオン Vz.61 次のレビュー記事 (vol.8)

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