GUN道場レビュー

エアソフトガン、電動ガン、ガスガンのレビューサイト
Subscribe

電動ガン の記事一覧

G&P CAR-15 OLD STYLE (vol.1) ~ 原点に帰る スペシャルな一挺!

2012/2/01 By: maxi カテゴリー: ライフル

G&P CAR-15
G&P CAR-15 OLD STYLE (GX5857)
スタンダード電動ガン

スペック
全長:685mm – 745mm
重量:2640g
装弾数:110発 (東京マルイ互換)
インナーバレル長: 10.5inch (266.7mm)
メカボックス:8mmベアリングギアボックス/G&P M120ハイスピードモーター
初速:94.1m/s – 0.2g (0.88J)
回転数:約960rpm (ET1-7.4V800mAh使用)
メーカー希望小売価格:48,000円(税別)

実銃の紹介  出典:wikipedia
1965年頃、コルト社の CAR-15武器システム構築の一環として、車両や航空機の搭乗員向けの自衛用兵器、そして特殊部隊向けの特殊用途兵器として開発されたのが、CAR-15カービンであり、一連のシリーズはコルト・コマンドーと呼ばれる。M16を単に15インチに切り詰めた「モデル605」に始まり、銃身をさらに短縮して、銃床を伸縮式とした モデル607サブマシンガンを開発。モデル607はアメリカ軍特殊部隊によって「GX5857」の名称で試験採用され、ベトナム戦争に実戦投入された。しかし、長銃身のモデル602から流用したフラッシュ・ハイダーは消炎効果が不十分だった為、より大型のフラッシュ・ハイダーに変更。また、モデル602のデザインをそのまま伸縮可能にしたようなプラスチック製銃床では耐久性も不足していた。このことから、新設計でより簡素な金属製銃床を採用したサブマシンガンへと移行し、米軍でXM177として仮採用される事となる。

原点に帰る 個性的なオールドモデル
電動ガンとしては最新型の SCAR は、実銃同様、随所に長年の工夫、バトルプルーフが盛り込まれており、まったくもって非の打ち所がない。言ってみれば超・優等生だ。しかし・・・時折、逆を求めたくなるのも人間のサガというもの。今回は、2011年に遂に再登場した CAR-15 を嗜んでみたい。

M16系の最小モデル
CAR-15 (カーフィフティーン) は、M16 のライフルあるいはSMGの形をとどめたモデルとしては最小モデルである。東京マルイからも電動ガンとして、1997年10月ごろに発売されていたが、既に絶版となり、長らく中古品が出回るのみとなっていた。そして今回、遂に G&P が完全なファーストモデル GX5857 を再現してくれたのである。
GX5857 は、現代のM4シリーズの祖と呼ぶべきモデルで、ここから全てが始まったと言っても、恐らく過言ではないと思う。改良の結果、XM177となり、時を経てM4に進化していった。

▼シンプル極まりないスタイル。フルメタルながらも軽量で、ゲームでも活躍するに違いない。
G&P CAR-15

ファーストインプレッション .. 時を経て登場した完成形
まず手にとって思ったことは、フルメタルによる頑強な造りと、ボルトフォワードアシストの無いリアルさだ。これらは、東京マルイ CAR-15 では再現されなかったし、M16系で最初からこれほど剛性感の高いエアガンは自分としても初かもしれない。ようやくG&Pによって完成されたと言っても良いだろう。
パーツ精度の高さは、G&Pの得意とする所で、さらにパーカライズド仕上げ、スチール製の三股フラッシュハイダーなど、こだわりが随所にみられる。ボルトカバーもチャージングハンドルと連動し、引くとホップ調整ダイヤルが現れる仕様だ。

▼発射後、フラッシュハイダーからはキーンと響く音の余韻が約5秒間も続く。
G&P CAR-15

動作性能は及第点 .. 箱出しで使えそうなクオリティ
バッテリーは、懐かしい三角形のハンドガード内に納めるが、スペースが少ないので、ET1-7.4V2000mAhは入らない。1400mAh(30C)セパレートかスティック、800mAh(25C)であれば余裕で入る。
フルオート回転は約960rpmと高速だが、セミオート時はややタイムラグを感じる。
これは、M120モーターの特性ではないかと思い、近々 東京マルイ EG1000モーター に換装してみようと思う。とりあえずグリップエンドを開けてみたら、端子が差込みではなくネジ止めになっていたので、若干改修する必要はありそうだ。
あとは、ボールベアリングが入っているためかもしれないが、メカボックスから若干のギアノイズが聞こえる。とはいえ、それほど気になる程ではなく、ある程度使い込んだ東京マルイ電動ガンと同等の印象だ。

▼ストック後端のレバーをひねると、スプリング圧でストックが飛び出す仕様。微調整は効かないものの、中間でも固定できて、3段階ということになる。シンプルで意外に使いやすい。
G&P CAR-15

▼タイガーストライプ+サスペンダー+バンダナ など、かつてのSEALを髣髴させるオールド装備に、一切飾り立てしない CAR-15 を携えて、ゲームに挑んでみるのも楽しそうだ。
メタルギアソリッド3

▼改良バージョンの CAR-15 (New Style)も販売されている。こちらは、30連サイズマガジン以外は、昔、東京マルイから発売されていたものと同じ外観仕様だ。
G&P CAR-15 NEW STYLE

→G&P CAR-15 OLD STYLE 次のレビュー記事 (vol.2)

G&P CAR-15 の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’CAR-15 オールド’ sort_type=’6′ category=’101164′]

G&P CAR-15 のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

タグ: , , ,

東京マルイ スコーピオン Vz.61 (vol.6) ~ 機動力こそ最大の武器!

2012/2/01 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW

東京マルイ スコーピオン vz.61 カスタム
東京マルイ スコーピオン Vz.61
電動コンパクトマシンガン

スペック
全長:270mm – 522mm
重量:1110g
銃身長:127.5mm
装弾数:58発/ オプション370発(ドラムマガジン)
実測初速:69m/s – 0.2g (0.47J)
回転数:1150rpm (19発/秒) ※ET1-EX800使用時
・アンダーレイル / ジョイントバレル付属
メーカー希望小売価格:¥26,800
2007年4月25日発売

←東京マルイ スコーピオン Vz.61 前回のレビュー記事 (vol.5)

東京マルイ スコーピオン vz.61 ゲーム実戦レポ

先日、新しいフィールド インフィニ でゲームをした際に、SCAR-H の お供として連れて行ったのが スコーピオン Vz.61 だ。SCAR-H とは棲み分けが全く異なるカテゴリーの銃であり、地形や戦術に応じて切り替えれば、成果を上げてくれるに違いない、と思ったのであった。

高速移動を要し、隠密行動で接近するような部隊に最適
インフィニは基本的に視界のひらけたフィールドということもあって、当日は SCAR をメインにしていたが、 スコーピオン に持ち替えてみると、その軽さにあらためて驚いた。SCAR-H に対して、重さはなんと約1/3である。
とにかく、全ての行動が楽になる。今回ゲームした山岳フィールドは高低差が激しく、手ぶらで歩いても体力が消耗していく程だったが、 スコーピオン は全く苦にならなかった。それでいて、交戦にも瞬時に対応できる機動力、命中精度は、捨てがたいものがある。

東京マルイ スコーピオン vz.61 サイド マウントシステム

射程距離は約30mを基本に考えたほうがよいだろう。次世代電動ガンに比べれば、パワーも低く射程も短いため、視界の良い開けたフィールドではアドバンテージも無いが、ブラインドコーナーや遮蔽物がある地形に入ると、途端に威力を発揮する。相手より速く動いて、撃てるのである。ブッシュが濃くて移動が困難な場所も、さほど苦労せずに進攻することができた。

まだ試してはいないが、夜戦でも真価を発揮するに違いない。昼間に比べて隠密行動がしやすくなるので、極力接近して、音も無く倒していくなど、是非試してみたいシチュエーションだ。

装着オプションパーツ
GUN道場 スコーピオンvz.61 サイドマウントシステム
HYUGA オープンドットサイト (マルチレティクル)
GUN道場 ET1-EX800 リポバッテリー
東京マルイ ショートサイレンサー
東京マルイ ショートフォアグリップ
東京マルイ スコーピオン Vz.61 スペアマガジン

→ 東京マルイ スコーピオン Vz.61 次のレビュー記事 (vol.7)

東京マルイ スコーピオン Vz.61 の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ スコーピオン 電動’ sort_type=’6′ category=’101164′]

東京マルイ スコーピオン Vz.61 のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン (vol.2) ~ 実戦投入レポ

2012/1/31 By: maxi カテゴリー: ライフル

SCAR-H 実戦レポ1
東京マルイ SCAR-H Mk17 MOD.0
次世代電動ガン
FDE (フラットダークアース) カラーバージョン

スペック
全長1:スタンダード (折畳み時 711.2mm) 901.7mm – 965.2mm
全長2:CQC (折畳み時 635mm) 825.5mm – 889mm
重量:3630g 銃身長:300mm(インナーバレル)
装弾数:90発/ オプション540発
初速1:94.8m/s – 0.2g (0.89J / ノンHOP)
初速2:90.5m/s – 0.2g (0.8J / HOP)
発射速度:890rpm (ET1-7.4V2000mAh使用時)
発売日:2012年1月20日(FDE)

←東京マルイ SCAR-H 前回のレビュー記事 (vol.1)

2012年1月に出来立ての 新サバゲーフィールド インフィニ で SCAR-H のシェイクダウンを行ったので早速、実戦レポしておきたいと思う。ゲーム当日のフィールドは、強い風が吹いており、遠距離射撃ではかなり弾が流されてしまうという悪条件下であったが、それでも持ち前の性能は充分に発揮された。
(さらに…)