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SMG/PDW の記事一覧

東京マルイ MAC10 (vol.8) ~ リチウムポリマーバッテリー実装

2009/2/07 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ マック10 リポバッテリー
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.7)

MAC10に内蔵するリポバッテリーを見定めて、さっそく実装してみた。
▲トップ写真は試作状態
純正マイクロEXバッテリーのコネクターを流用して、最小限の加工に抑えてみた。

【ワンポイント・メモ】
◆ノーマルEXバッテリーの「接続端子」を切って引き剥がして、コードをハンダ付け。
◆前から見て、左側(エジェクションポート側)の内部下パーツを平行になるまで切削。アッパーレシ−バーのパーツは外す。
◆右側(セレクター側)のEXバッテリーエジェクションロッドを外す。
◆赤いコネクターはラジコンの受信機に使用されているもの
◆実際は接続端子とバッテリーの間にスポンジを挟んで、(端子が外れないよう)テンションがかかるように設置
◆回転数はノーマルバッテリーの充電したてよりも、気持ち速く元気な印象
◆セミのレスポンス、キレが非常に良好
◆ノーマルEXバッテリーも使用可能。

▼完成形の配線。今回はE-SKY 7.4V 800mAhリポをセレクト。実売は2000円以下と安い。
東京マルイ マック10 リポバッテリー

▼アッパーレシーバーを被せた収納時。前に出しているコネクターはバランス充電用。個々のセル(本品は2セル)を別々に、電圧を監視して充電するためのもの。こちらは動力用の直列7.4Vでなく、並列つなぎ(3.7V)になっている、ということになる。専用の充電器があれば、このまま充電ができる。
東京マルイ マック10 リポバッテリー

リポバッテリーを実装した結果、トリガーレスポンスが格段に向上した。セミオートでスパッスパッとタイムラグ無く発射できる。フルオートの回転数も上昇し、コンパクトウェポンがさらに戦力を増した気がする。これは、一度味わってしまうと元のニッカドには絶対に戻れない。

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東京マルイ MAC10 (vol.7) ~ 外部バッテリー化&リポ内蔵計画

2009/1/20 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

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バッテリーの外部化&ハイブリッド化
マイクロEXバッテリーの発射回転速度は、どうしても不足気味で、何となくゲームで頼りない為、簡単に外部バッテリー化してみた。EXバッテリーも使用できるよう、内部の中間コネクター部に延長ハーネスを半田付けして、後ろに引きだしている。
配線や接続はうまくいったが、いくつか問題点が出た。
ゲームで使用してみた所、今まで無かった「カールコード」が邪魔なうえ、コード自身の重量が気になってしまう。電源用カールコードは種類が少ないうえ、仕様選定も難しく、加えて抵抗が大きいのも問題で、カールを介さず、8.4V-1600mAhニッケル水素バッテリーを「直結」すれば相当な回転数を得られるのに、カールで中継すると、発射回転数が若干下がってしまうのである。コード自体は2種類、ともに細めを選んでテストしたが、それでもコード自体が重かったり、直結に比べて回転は落ちたりする。結果の悪いほうは、EXバッテリーと同等まで回転が落ちてしまった。しかし、ノーマルEXバッテリーよりは多少高く、安定した回転を得られるので、容量や途中変化(低下)を気にせず戦えるのはやはりメリットと言える。

東京マルイ MAC10

リチウムポリマーバッテリー内蔵計画
コンパクト電動マシンガン、電動ハンドガンには最適なソースと思われる、リチウムポリマー電池だが現在、内蔵すべく製品を選定中である。電池の特性としては、小型大容量、メモリー効果なし、継ぎ足し充電OK が利点で、「過充放電」には要注意となる。

現在、電動ハンドガン用のリポバッテリー 7.4V-550mAhは所有しており、電圧の高さによるハイレスポンスとサイズの小ささ、扱いやすさ(携帯電話と同じ要領) など、今のところすこぶる良い印象である。もちろんそれをMAC10に入れるのは容易だが、出来ればもっと大容量のリポを入れたい。サイズの制約と見比べれば、現実的には800〜1000mAh程になるが、それだけあれば十分であろう。
MAC10のバッテリー収納部分は、約 35x15x85 (mm)のスペースがあり、リポはメーカーによってサイズがまちまちなため、ここに収まる大容量かつ最適な製品がないか調査している。

製品例
サンダーパワー TP910-2SPL 7.4V-910mAh(16C〜24C)34x10x65mm
サンダーパワー TP730-2JSPL2 7.4V-730mAh(20C〜40C)34×9.5x55mm
LIPO 7.4V 740mah

EK1-0181 LIPO 7.4V800mAh(10C)30x12x55mm
Lipo EK1-0181

Waypoint LITE 7.4V-870mAh(31×11.5x55mm)
Lipo Waypoint LITE-870-3S-L

Enlipo 7.4V 1000mAh(35×10.5x67mm)
lipo enlipo1000

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東京マルイ MAC10 (vol.6) ~ 玄人的チューンで戦闘力アップ!?

2008/8/28 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.5)

気になる点を少しずつ解消していく
ゲームにおいてはMAC10をメインウェポンとして使うことも多々あるが、実銃由来の、どうにも「いただけない部分」というのはあった。そこで今回はゲームでより使いやすくするべく、各ポイントを地道にチューンしてみた。内容は非常に細かいので、ぱっと見には分からないようなものばかりだが、使いやすさが倍増するため、より一層MAC10への愛着も深まったというものだ。

1.ガチャガチャとうるさいハンドストラップを消音化
しっかり作られていて頑丈なハンドストラップだが、クリップとストラップをつなげているスイベル部分が結構騒がしい。それなら外してしまえ、という方法もあるのだが、付いていれば何かと便利なので、私は付けておきたい。隠密行動の時にも、高めに響く音がどうにも気になる部分だったので、パラコードを挟み込むことで消音化した。(トップ写真)

2.ストックが半自動で伸びる仕様(?)をキャンセル
スリング(バンジースリング)をストック基部に取り付けているが、大抵ストックは縮めて使用している。バンジーは自在に伸ばすことができて非常に便利だが、手を伸ばして射撃しようとすると一緒にストックが伸びてしまうことも多々あった。これはロック部分が斜めにカットされているためで、その部分をヤスリで90度に削り、リリースボタンを押さないと伸びない、という仕様に変更した。
これで余計なストレスもなく、操れるようになった。
東京マルイ MAC10

3.ストックの肩当て部分の増強
ゲームでは「突入」や「面制圧」は常時するものではなく、序盤では索敵や中〜遠距離戦が多くを占める。そのため、意外にもストックを伸ばして、狙って撃つことも多いのに気づいた。ご存知の通りノーマルストックでは、全く自然には肩に固定できず、無理な姿勢を強いられた。それならばと、LAYLAX フリップダウンストックを付けてみたら、ラクに肩にあてられるようになった。これ一つで完全に機能するストックに変わったのである。MAC10はバラマキ専用SMGだと思い込む必要はない。特にマルイ電動なら、他と遜色ない狙撃精度を持っているわけで、楽に狙えるようになればより戦力としても上がるだろう。
東京マルイ MAC10

4.ナイトゲームorインドアゲーム向けのオウルサイト
ドットサイト取り付けは、本体に加工をするのがイヤで、頓挫してしまっているが、特に無くても良いというのも確かだ。しかし暗いところではサイティングも何もあったものではないので、ナイトorインドア戦用に、前後サイトに夜光テープを貼ってある。特に珍しいチューンではないが、夜光テープは非常に良く見え、ドットサイト的に照準を合わせることも可能である。テープ形状などはもちろん自由なので、いくらでも試せるのが楽しいところだ。夜戦ではホタルが飛んでいると見間違われるかもしれないが、敵からは概ね見えないであろう。
東京マルイ MAC10 夜戦対応

メンテナンス試行錯誤
大活躍のMAC10はメカ部分においては全くもってノーマルのままである。ニッケル水素バッテリーを仕込もうとしたが、インナーバレルの固定パーツを外すことになるため、ぐらついて命中精度に影響が出るのでは?と思い、踏みとどまった。その際、回転数アップを期待してヒューズを外してはあるが、大して変わったような気がしない。メカ部に関しては、ノーメンテで半年たち、やや初速が下がったようなので、ポンプのクリースアップなどの基本メンテを行ってみた。メンテ中の初速の変遷を記載しておく。

・購入時 71.5m/s(0.51J)
・半年以上ノーメンテ(多分1万発ぐらい使用)・・・65m/s (0.42J)
・今回、簡易グリースアップ・・・70m/s (0.49J)

まずピストンにオイルをさしただけでこんなに変わるものかと驚いた。しかしその後、バレル内がオイルまみれになってしまったことを確認、再度、インナーバレルを分解して、オイルの除去を行ったところ、75m/s (0.56J) まで上昇した。(しかしこの際ホップ圧をいじってしまったため、どれが適正ホップ時かは不明)
購入時よりわずかに上がって、そんなこともあるのかと驚いた。コンパクト電動ガンの不安定性?を示しているような気もするが、どのあたりで安定してくるのかはまだ分からない。なお回転数は、12〜14RPSで、ノーマルのバッテリー個体差もでた結果となった。

これらの数値だけみると、ヘタレ銃のように見えるが、こんなものでも充分に全ゲームを戦えるのだから、チューンアップの必要性は無いと考える。巷ではハイサイクルなどもはやっていて圧倒的な火力を目にするが、ゲームの楽しさや勝ち負けはそこには無いということをいつも思う所である。火力を高めて本当の戦争のように遊ぶのではなく、足りない「性能」を、頭や足、チームワークで補うことにゲームやスポーツとしての面白さがあるのではないか、いつもそんな思いで参戦している。

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