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SMG/PDW の記事一覧

東京マルイ MAC10 (vol.3) ~ 夢一つ叶ったり!ファースト インプレ

2007/11/15 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10 ファーストインプレ
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
電動コンパクトマシンガン シリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.2)

ついに発売! MAC10 ファースト インプレ
2007年11月15日、ついにイングラム MAC10 が発売となった!たった一週間がどれほど長かったことか。早速、第一印象を記しておきたい。
まず・・・箱を開けると、オリーブドラブの布が張られた土台に、本体およびオプションが綺麗に並べられており、単なる梱包を超えた、ディスプレイレベルの演出となっている。これは、マルイ開発陣の思い入れが伝わってくるし、そのまま飾っておいても良いパッケージングだ。そのぶんコストがかかってしまっているのかもしれないが、これなら箱を開ける瞬間、いつでもワクワク感を得られるに違いない。

東京マルイ MAC10

そして本体を取り出し、まず握ってみるとグリップがデカい!さすがは.45ACPのSMG。握り心地としては WA の ミニUZI に近いだろうか。MAC10 はやや縦方向に長くしかも角ばっているので、正直握りにくい。純粋に親指と人差し指が遠くなってしまい、慣れという問題ではない。しかし、本体が軽量なので、まったく苦にはならないだろう。
コンパクトなイングラムシリーズの中でも、この.45ACPモデルは一番大きいが、これを良しとするか悪しとするかは使い手次第と言えそうだ。もちろん私は良しとしており、大きいとはいえ30cmを切る全長と、ストックを伸ばしたときの距離感が自然で使いやすいサイズでもある。ボディは、同東京マルイの M1911 ガバメント と同じように、サンドブラスト後にシリコンオイルで仕上げられているため、鈍く光る感じでなかなか質感は高い。このタイプはオイルを拭き取ったり、ゲームで使って放置しておくと白っぽくなってしまうので、時々シリコンオイルをかけて軽く拭いてメンテする必要がある。

意外に大きなマガジン&グリップ
写真ではコンパクトに写るが、MAC10 のマガジンサイズは実際、トンプソンM1A1 や FN-P90 と同等である。ごらんの通り、マガジンポーチは、SWAT-SYSTEMのP90用(下記写真中央)以外では小さすぎてフタができないので、今のところP90用が推奨と言えそうだ。

東京マルイ MAC10 マガジンポーチ

夢の?ツーショット
現代SMGの代表格 MP5K-PDW と比較してみた。ストックを伸ばした状態の長さはほぼ同等だが、何というか空気がまったく違う。MP5 の、構えて使いやすそうなデザインも魅力だが、これ以上ないほどシンプルでコンパクトな MAC10 にも違った魅力が潜んでいる。取り回しの大きな違いは、片手で振り回せるかどうか、という所だろうか。

東京マルイ MAC10とMP5K-PDW

他にストックの伸縮で気づいた点をひとつ…
マルゼン の イングラム M11 ではボタンを押さずとも、たやすくストックが伸びてしまう仕様だったが、マルイ M10 ではそういうことがない。強い力で引っ張るか、ボタンを押さない限りは(摩擦で)しっかり固定されているようなので、スリングをつけて手を離して走っても大丈夫そうだ。私はバトルで MP5 や UZI を使う場合は、LAYLAXのバンジースリングを使用しているが、マック10 で使う場合はストックのプレートにある穴を利用するので、勝手に伸びてしまわない事は良い。それにしても、こんなにコンパクトで軽量なメインウェポンを首から下げておけるなら、今まで以上にアグレッシブなゲームを楽しめるに違いない。

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.4)

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東京マルイ MAC10 (vol.2) ~ 発売日決定→延期orz

2007/11/06 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.1)

2007年11月9日発売予定
期待の MAC10 は、発表から早くも2007/10/29に発売日がアナウンスされ、各ショップで予約受付も開始したので、早速スペアマガジンと共に予約を入れておいた。メーカーサイドにアクシデントがなければ、11/9発売日に当日入手できる見込みになったが、なんとその翌日、土曜に某フィールドで身内バトルの予定がある。翌日に早速実戦投入して、使用感を試すことが出来るのは何というラッキー!あとは天気が崩れないことを祈りたい。

・・・と意気込んでいた矢先、11/6の夕方に、発売日1週間延期の知らせがあった。まんまと起こったアクシデントなのか、何となく心の片隅で予感していたが、ゲーム投入はまた次の機会となってしまった。。

妄想は膨らむ…
.45ACPグリップの太さや、無駄に(?)バカでかいマガジン、程よい大きさのストック、やや回転数とスタミナに頼りないEXバッテリー、特に面白くはない撃ち味 etc を予測しているが、そんな弱点よりもMAC10が電動で撃てて、ヒットを勝ち得られそうな事が楽しみである。

気の早いチューニング計画
これまでは30m先のターゲットをまともに全弾フルオート射撃できるイングラムのエアーガンはなく、そういう意味では20年待った MAC10 だけに、手にする前にいろいろと想像が膨らんでしまう。

EXバッテリーは頼りないので、バンジースリングに外部バッテリー(NIMH)を装着してみようかとか、そのためには配線をきれいに後ろに持ってこれないだろうか・・・またドットサイトのマウントを何とか作れないかなど、まだ見ぬうちにチューンアップを含め、実戦計画まで妄想を膨らませてしまっていた。
しかしながら基本、サブマシンガン好きな私としては、MAC10 をもって今までの夢がすべてかなうことになる。愛用していた マルイ UZI や WA ミニUZI も捨てがたいのだが、MAC10 のコンパクトさや便利さは適わないだろう。他の「夢」?として「MP5A2ストレートマガジン仕様」を残してはいるがその夢はもう捨ててしまおうと思う…。

小型電動SMGはゲームでの行動の幅を広げてくれるので、イングラム のくせに、影からスナイピングしつつも攻撃に出て、次には逃げまくる、といった熱い戦いが出来そうで、とても待ち遠しい。

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.3)

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東京マルイ MAC10 (vol.1) ~ 新製品発表と期待レビュー

2007/10/17 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ イングラム MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

伝説のSMG
MAC10 (マックテン)といえば、マックQ や MAC10 など、映画の名前にもなったほど有名な サブマシンガン である。最近では デスペラード シリーズや、男たちの挽歌II をはじめ、映画でさんざん登場する、悪役用の超小型サブマシンガンというイメージがあるほど、一昔前の映画でいったいどれほど登場しているのか計り知れない。とにかく弾をばら撒くことに徹した銃である。その、小型でシンプルなデザインは、粗雑とも取れるしクールとも取れる、魅力的な存在感を放つ。

2007年現在、イングラム M10A1 モデル の エアーガンはモデルアップされておらず、長らく絶版となっていたが、2007年10月ついに 東京マルイ から近日発売のアナウンスが出た。電動ガンとしての「復活」は非常に嬉しい。私の記憶では20年以上前?のマルゼンのコッキングM10A1、外部ソースのJAC(45ACP)や、マルゼンのガス(9mmモデル)タイプしか製品化されておらず、所有して気に入っていながらも、満足できる性能は持ちえていなかった。
さらに小型版となる イングラム M11A1 であれば、マルゼン、WA、KSC などから ガスブローバックモデル として継続的にモデルアップされてきたが、ゲームで使用するには小さすぎ、不完全なHOP、ガスブローバック ゆえのスタミナ切れなど、厳しい一面があったのも事実である。

東京マルイ MAC10 イングラム M10

今回、東京マルイ製 電動ガン のモデルアップにより、トイガン史上初めて、確実に季節を問わず全弾フルオート発射が可能で、30m以上の有効射程をもつイングラム( MAC10 )のエアーガンが誕生することになる。システムの近似している電動ハンドガンに比べると、弾の装填数も多い上、一応のストックも付いているので、多少の安定性が望める。何よりも小型で約1500gと軽く、装填数も65発/オプション480発と多いので、ゲームでのアタックにはうってつけである。拡張性という点では近代的な MP7 の設計概念にはかなわないが、イングラムの魅力はその無骨でシンプル極まりないデザインにあるのではないだろうか?今や性能で個性が出しにくなってしまったエアーガンは、ベースモデルの個性の比重が高くなるが、その点イングラムには他にはないシンプルさという個性があると思う。

ところで、今のところ MAC10 の別売オプションの予定は見られないが、折角の電動であれば、マルゼンの M11-CQB や PS2 のゲーム BLACK (EA)で見たような、トップ マウントベース が是非ほしいものである。ドットサイト や ライト が容易に取り付けでき、インドアや暗いフィールドでの照準性能がグッと上がるので、ゲームで活躍する機会はさらに増えるに違いない。

アグレッシブなアタッカーにうってつけのSMG
MAC10 は使用者を非常にアクティブにしてくれる。攻撃側なら基本的に一撃離脱の戦闘を行うことになるが、片手で扱えてしかもコントローラブルであることは有利以外何ものでもない。同シリーズのMP7と比較してもさらに小さく、装填数が多い点は強みであろう。ゲームにおいては、アイテム輸送戦や護衛、人質奪回戦など、銃を持つ以外の手で何かをしなければならないようなシチュエーションが生じた場合、MAC10 は最適といえそうである。さらにドットサイトが加わればさらにさまざまな条件で有利に動けるに違いない。これまで、MP5-MP5K-UZI-P90-MP7-Vz61と、いろいろなSMGがモデルアップされてきたが、ついに真打ちSMGの登場と言えるのではないだろうか?期待が高まる。

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.2)

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東京マルイ MAC10 のヤフオク出品状況

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