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ショットガン の記事一覧

東京マルイ M3ショーティー エアーショットガン (vol.1) ~ ショットガン アタックを楽しむ

2007/9/30 By: maxi カテゴリー: ショットガン


東京マルイ M3ショーティ
東京マルイ M3ショーティー
コッキングエアーショットガン

スペック
全長:640mm
重量:1500g
装弾数:30発(3発x10連射)
参考初速:82m/s(0.67J)

装備オプション
G&P M3 フォールディングストック

ショットガン・アタックを楽しむ!
東京マルイのエアーショットガンは、ショットガン比較レビューでも1-2位を争う実力派ウェポンとして紹介しているが、数ある中でも質実ともに「ショットガン」らしく、しかもゲームで有効に使えるのがこの M3ショーティー である。コッキングは静かだが、発射音はうるさく、撃ち応えという観点でも十分満足いく出来ではないだろうか。

戦い方としては、会敵したらおおまかに狙いながら、出来る限りのラピッドファイアで多くの散弾を撃ち込む方法が今のところ有効と考えているが、どこまで連射できるかはそのときの「姿勢」や「腕力次第」となる。一撃につき3発×2〜3回の連射が出来れば十分な効果はあげられるだろう。また、シェルはできるだけ多数用意し、カラになったらエンプティポウチなどに放り込んでいけば良い。

マルイ M3ショーティ ストック

購入当初、私は、 M3ショーティー の遠距離射撃性能があまりにも高かったので(M14並に)、じっくり狙って狙撃するような使い方をしていたが、よりショットガンらしく使うべく、現在ではM3ショーティにG&Pのフォールディングストックを取り付けて、コッキングの安定性を上げ、極力ラピッドファイア攻撃の方法をとっている。ストックがあったほうが連射がしやすく、狙撃安定性にも優れて使いやすいが、難点もある。このストックはチークパッドが設定されているため、相対的にノーマルのサイト位置が低くなり、狙いづらくなるのである。似合うかどうかは別として、レール&ドットサイトでも装着すれば、かなり狙いやすくはなるだろう。

さて、ラピッドファイア戦法は、まずあらかじめコッキングした状態で索敵しつつ、射撃が必要と判断したときトリガーを引く→狙いを維持しつつトリガーは引いたまま力いっぱいコッキングを1〜2回行う、という工程になる。電動ガンよりも「初弾到達のレスポンス」と「瞬時の連射弾数」はこのショットガンのほうが上回る。ただし基本的には、トリガーを引きっぱなしで連射し続けられる電動ガンとまともに対峙するのは危険であり、勝ち残るにはヒット&アウェイなど、相応の戦術を要求されることは念頭に置くべきである。

東京マルイ M3ショーティー 用 フォールディングストック 取り付け方法
M3ショーティー は、しっかり肩につけてコッキング&連射したら、もっと楽に運用できて射撃も正確になるのではないかと思い、G&Pのフォールディングストックを取り付けてみることにした。

M3 ショーティ フォールディングストック

このG&PのM4タイプストックを取り付ける際、英語の説明書を参考にしなければならないのだが、何より、超長いプラスドライバーを用意しなければならないことに手間取った。100円ショップで最長の15cmドライバーを買ったが、あとわずか数ミリが届かない。しかしホームセンターなどで買ってくる時間やお金もムダなので、ドライバーをコンロであぶって、プラの柄部分からペンチで少し引っ張り出すという荒療治をしたのち、作業を行った。実際は15.5〜16cm程度あれば足りるということになる。
本体側の出っ張りはノコギリでカットし、無事取り付けはできたが、1つ謎の?パーツが残る。説明によると “Screw Cap is for packing only not for assembly.”とされており、下記写真のスクリューキャップ?は組み付けには不要だと勝手に解釈して、外したあと取り付けはしていない。

M3 ショーティ フォールディングストック

それから、東京マルイのエアーショットガンシリーズは、複雑なローディングシステムを持っているため、マルイ以外の、特にエクセルのような小さめのBB弾を使用すると簡単に壊れてしまうことに注意しなければならない。小さい弾はちゃんと規定位置まで弾が行かずに、3つのノズルの真ん中に挟まってノズルが変形し、一発でオジャンになってしまうのである。(具体的には、エアー漏れによる大幅な初速ダウンを目の当たりにした)

参考までに・・・
ショットガン比較レビューでは、マルゼン CA870 をNo1にあげているが、あちらは単発狙撃型、ラピッドファイアー無しとなっているため、この マルイ M3ショーティー とは運用方法がまるで異なる。CA870はどちらかというと、連射できるスナイパーライフル、という所になるので、物陰に隠れてじっくり狙い撃つほうが合っている。CA870は、くらげ/あたりめ+スコープ等を取り付ければ例えば10mで2cm以内に集弾させられるような精度や、40m以上の有効射程も持っているので、まったくもって侮れない。
双方ともヒットを取る実力は甲乙つけがたいが、マルゼン CA870 で隠れながらピンポイント狙撃する戦法のほうが「守り」が固くできるため、総合的には強いと考えられる。しかし”散弾”を利用して、より積極的にショットガンらしく戦えるという意味では M3 や スパス12 に軍配が上がると言えよう。何よりコッキングが硬いため、連射をすると狙いがかなりブレて、結果的に散弾ぽくなる。そして、結局はどちらを使っても「楽しめる」ということは言うまでも無い。好みや気分に合わせて、ハイレベルなショットガンナーを目指してみてほしい。

→東京マルイ M3ショーティー 次のレビュー記事 (vol.2)

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マルゼン CA870 ストック (vol.3) ~ フルメタル+くらげ+あたりめセットアップ

2007/3/17 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン CA870 カスタム
マルゼン CA870 ストック カスタム
コッキングエアーショットガン

スペック
全長:777mm
重量:1620g
装弾数:40発
参考初速:89.4m/s (0.799J)

←マルゼン CA870 前回のレビュー記事 (vol.2)

飛距離が足りない!?
前々回のバトルから、CA870 ストック は更なる質感を求めてフルメタルボディに換装している。G&Pのフロントキット、ZEKEのアルミレシーバー、ボルト部分はパーカーシール塗装で、剛性と質感はかなり向上した。タナカのM870とそう変わらない質感ながら、ゲームで大活躍できるポテンシャルを秘めている。

さて、そんなお気に入りの M870 ( CA870 )だったが、先日のゲームでやっぱり「飛距離が足りない」…と感じてしまった。しかも何となく、前回よりも有効射程が落ちている気がする。思い悩んでいてもしょうがないかと思い、巷では評判が良いという「くらげパッキン」「あたりめバレル」を装着してみることにした。

マルゼン CA870 カスタム

価格も比較的安価なので、驚くような出費ではない。上記の写真は取り外した状態のノーマルバレルAssyであるが、ピンひとつで付いてしまうインナーバレルの簡素さに驚いた。こんなに取替えの簡単なバレルは他に知らない。何はともあれ、特に苦労も無くくっついた。マガジン側からライトを当てて覗き込むと、くらげの隙間から光が射している!どれほどの実力を発揮してくれるか、次回ゲームの楽しみがひとつ増えた。

マルゼン CA870 CQBストック カスタム

ところで、エアーガンのコンディションを計るため、最近 弾速計を購入したので、実測値を掲載しておきたい。原則として、メカ部はノーマルを貫いているので、これまで掲載してきたカタログ値とそう変わるものでもなく、あまり要らないといえば要らないのだが、エアーガンのポテンシャルを計って戦術を練ることにも活用したい。

マルゼン CA870ストック カスタム

サバゲ実戦レポ(カスタム後1回目)
ホップアップをチューンした CA870 ストック を早速ゲームに投入してみた。結果は上々で、くらげホップ(甘口/黒)+あたりめバレルにより、0.2g弾使用で電動ガンとも同等の有効射程を得ることが出来た。約40〜50m程度の有効射程があり、なおかつ弾道も非常に素直で安定している。当然連射もできるため、手動コッキングガンとしては最強ウェポンと呼べそうな気さえする。

なお、私は使い慣れて気づかない部分だったが、 CA870 を人に貸してみたところ、扱いに少々クセがあるようで、下記の点を教える必要があった。
・マガジンにいっぱいまで弾を詰め込んではいけない
├ フルロードすると、弾を送り込むでっぱり(ローディングステー)が当たってマガジンがセットできなくなる
└ もしフルロードしたマガジンをセットする場合は、先台を引いた状態でマガジンを挿し、先台を戻す
・フォアグリップは必ず素早く元の位置に戻す
└ ゆっくり前に戻すと、ちゃんと弾をセットしてくれないことがある。

→マルゼン CA870 次のレビュー記事 (vol.4)

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マルゼン CA870 ストック (vol.2) ~ モジュラーコンバットショットガン!?的な面白さ

2006/12/30 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン ca870 ストック
マルゼン CA870 ストック
コッキングエアーショットガン

スペック
全長:777mm
重量:1620g
装弾数:40発
参考初速:89.4m/s (0.799J)

←マルゼン CA870 ストック 前回のレビュー記事 (vol.1)

マルゼン CA870 ストック ベース で レミントン M870風 のショットガンを1挺、カスタマイズで作ってみた。この組み合わせで売っていてもいいのに、販売されていないスタイルである。
当サイトではショットガン比較などを行ったりして、「より面白いエアガン」を模索しているが、つまるところゲームで”活きる” レミントン M870 モデルは、マルゼン の CA870 をおいて他は無いのではないかと思う。遠距離でのピンポイントショットが出来るこのエアーガンはアウトドアではかなり有効で、前述記事のとおり大活躍を見せた。サバイバルゲームにおいては「散弾」の有効性が低いため、ショットガンとは言え、このようなちゃんとした「普通のエアーガン」が結構良かったりする。

ここでは既存のものを組み合わせて、今回ケースレスエアーショットガンとしての M870 を組んでいる。多少フロント部が短いがライアットショーティといった所だろうか、おおむね M870 の姿になっている。

組み合わせモジュール(?)
・CA870フォールド のフォアグリップ
・CA870ソードオフ のボディ/メカ
・M1100ライアットショーティ のストック
・G&P ショートマガジン

これを足し算して出来たのがこの M870 である。組み合わせとしては、CA870フォールド本体+固定ストックでもいける。なお、ダミーボルト・フレーム・アウターバレルは塗装してあり、さらにストックをブラックにすると精悍さが増すに違いない。

ベースである CA870ソードオフ は、フォアエンドのデザインが レミントン M870 とは異なり、イサカやモスバーグ風になってしまっているので、CA870フォールド のショート・フォアエンドに入れ替えている。しかしながらCAシリーズは、実銃でいう M870MCS (モジュラーコンバットショットガン) のようで、色々組み合わせが出来て面白い。室内射撃テストをした感じでは、ストックを肩に当てた際にフォアエンドまでの距離が短くなった印象があり、 CA870-CQBストック よりも使いやすい気がした。サイズはほぼ同等のはずだが、これはゲームでも使いやすそうだ。

▼レミントン870 モジュラーコンバットショットガンの全容。まるで工具のように、状況に合わせて組み替えるというのは何とも男心をくすぐる。

▼後日、外装をメタル化。また別の機会に写真&レビューをアップしたい。(ジークのレシーバー+G&Pのアウターバレルセットを導入)
マルゼン CA870 ストック

ゲーム実戦投入インプレッション 2007.01
早速、極寒の中でアウトドアゲームに投入してみた。
その活躍ぶりはソウドオフのときと変わらないが、改めて感じたのは平行飛距離が短いということ。ただし左右のブレは少なく、どんどん上を狙っていくと、有効射程も延びていく格好だ。ちなみにフロントサイトをアドオンするなら、低く収まる小さめのものが使いやすいだろう。

今回は1対4の狐狩り戦(10分逃げ切り/フルオートxコッキングライフルのみ)をやってみたが、狩り側のときはもっぱら役に立った。スナイパーライフルより優れているのは、ラフなサイティングで連射が可能な点で、動き回る敵を追うには都合が良い。なお、フォアグリップを前に伸ばしきらずに途中で戻して2発装填をすると、2発が同じ弾道で飛び、「到達距離」が落ちるだけなので、何ら散弾的なメリットがなかったことを付け加えておきたい。CA870はハンドガンより初速が高いので、インドアのハンドガン戦で使用しても役に立ちそうである。

→マルゼン CA870ストック 次のレビュー記事 (vol.3)

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