GUN道場レビュー

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ハンドガン の記事一覧

東京マルイ SIG P226レイル (vol.2) ~ メイクアップで質感UP!

2006/12/03 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ シグ ザウエル P226レイル 塗装
東京マルイ シグ ザウエル P226レイル
ブローバックガスガン

スペック
全長:196mm
重量:797g
装弾数:25+1発
参考初速:69.2m/s (0.48J)

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使い込むほどに…
性能は抜群なのに、使いこめば使い込むほどカッコ悪くなっていく マルイ製 シグ P226レイル 。表面塗装の質が良くない(弱い?)と思われるが、気になったら塗ってみることをお薦めしたい。KSC の新型 P226レイル なら、段違いに質感が高いため、その必要もないだろうが、実射性能、とくに遠距離性能ではマルイにかなわないのが残念なところだ。

テルモ 耐熱スプレー

今回、10年来愛用のカンペ耐熱塗料(ブラック)で、スライドとグリップを塗ってみた。この塗料はシリコン系で匂いが少なく、無駄に耐熱性が高いが、塗膜が丈夫で色もリアルなものになる。粒子が荒めのつや消しになっており、クリアー処理などは不要だ。
グリップはプラ丸出しでテカっていたものが、ざらついてグリップ力も増し、格段に質感が向上した。こうなったらフレームまで塗ってしまいたいところだ。
なおこれで使用していくと、見事に使い込み感が出てくるのでエアーガン用の塗料として気に入って使っている。

東京マルイ シグ ザウエル P226レイル

KSCの新作 シグP226R も気になるところだが、この機種に限らずその作りのよさや質感の高さをとればKSCのほうがお薦めである。
ただしゲームの場合、インドアの超接近戦(10m程度)では大差は無いが、15m以上のロングレンジではマルイの精度にはかなわない。マルイなら1発で当てられるところを、KSCだと何発も撃ちこまなくてはならないので、とくに弾数制限をした場合は弾切れ負けの危険がつねに伴う。ゲームにおいてその差は大きく、やはり命中信頼性の高いほうを選ぶことになる。15m以上離れていて1発も無駄に出来ないような事態では、やはりマルイハンドガンのほうが安心である。

2者は、撃ったときの弾の飛翔感、命中感覚が異なっている。
東京マルイ の ハンドガン は”指した位置”に、有効射程まで狂い無く飛んでいくが、KSC は元から散っている印象があり、距離が離れれば大差となっていく。もしKSCで集弾性能の高い個体だとしても、精度と飛距離では負けてしまう。もしそれでもKSCのハンドガンを使って勝ちたいのであれば、なかなか難易度は高いがフィールドを熟知して、可能な限り接近する戦術をとる必要があるだろう。難しいがそれもまた選択肢だ。

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WA S&W ショーティ40 SCW (vol.2)

2006/11/25 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


wa s&w shorty40
WA スミスアンドウェッソン Shorty40

スペック
全長:180mm
装弾数:22+1発
参考初速:70.2m/s(0.49J/Rタイプ)

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S&W ショーティ・フォーティが帰って来る!
久々にWAサイトを覗いたらSHORTY.40復活のニュースを発見。
コンパクト・ハンドガンファンとしては見逃せない復活で、マグナテック系の固定ホップシステムを実装するとなれば、トイガン史上でも初めてゲームで実用的な飛距離を持った、S&Wのブローバックオートになるのではないかと期待している。

WAの紹介文抜粋
「根強いファンが多く、ラインナップ復帰のリクエストが非常に多いスミス&ウェッソン社の名カスタム「ショーティ・フォーティ」が、WAスライド固定式ガスガン時のイメージもそのままに、ABS樹脂×メッキ仕上で遂に帰って来ました!TSW発売時に行われたバージョンアップも反映された最新のショーティ40。6.03mm精密インナーバレルを使用した固定式ホップアップ機構や、Wスプリング仕様のリコイルスプリング等々、見逃せません!」

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KSC グロック19 (vol.1) ~ プロツールの真骨頂を垣間見る..シンプル イズ ベスト

2006/10/13 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC グロック19
KSC グロック19 (HW)
ブローバックガスガン
スライドディープブルー・フレームHWモデル

スペック
全長:186mm
重量:740g
装弾数:20発
参考初速:75m/s (0.56J)
・可変ホップアップシステム

プロツールの真骨頂 ~シンプル イズ ベスト~
実銃のグロックシリーズは世界でも有名な銃であり、映画などでも見ないことはない程である。どうみても真っ黒で角ばっていながら、のっぺりとしたハンドガンで、映像的に映えるとは思えないのだが、携行性や軽量化を含めて、現場の意見を徹底的に反映した結果だとうたわれており、映画に登場させるのも一つのリアリティなのであろう。外部にハンマーもなく、操作部品は、スライド、トリガー、スライドストップ、マガジンキャッチだけとなっている。初弾装填をして、あとは撃つだけと非常に単純な上、軽量で携行性も高い。そして、出現した当初よりも年々評価が上がっているというレポートもある。確かに、常に持ち歩くプロからみたら、軽くて滑らかなデザインは歓迎されるに違いない。
それらの数々のメリットや経緯、大成功のシナリオは KSC Gシリーズの取説にも詳細に書かれているので、是非手にとっていただきたい。まさか映画ダイハードで聞いたあの台詞が、外国製品の排除運動の一環で、無名だったグロックを逆に有名にしてしまったというあたりのオチも興味深い。

KSC グロック19

KSCのグロックシリーズ、正確にはGシリーズだが、かなり高いレベルでグロックを再現しているのではないだろうか。まずやはり「美しく」仕上げられている点が素晴らしい。重量感も抜群で、持ったときの適度な重さがたまらない。トリガー自体をインジケーター(撃発準備の目印)としているところも生きている。

KSC グロック19

グロック19 の 撃ち味は非常に軽快で、大きめの発射サウンドが非常に良い。ブローバック時にスライドから無駄な音が出ない点は実に心地よく、システム的にはマルイと似ているが、使っている素材(HWフレーム)やスライドの表面仕上げ、握ったときの質や充実感は断然KSCのほうが上である。さらに、メタルアウターバレルを装着してさらに質感をアップさせ、ゲームで愛用している。

KSC グロック19

ところで、東京マルイからもようやく グロック17 が登場したようだ..
ショップで マルイ グロック17 を触ってみたが、特にコメントできることは無い。ブローバック性能がこれまでで一番良いのもうなずけるし、表面仕上げが今までどおり80点なのも変わらない。刻印がちゃんと入っている点も嬉しい点だが、とくに目新しいところはなく、最高の命中精度を発揮できる点や、選択肢が増えた点を喜ぶべきなのだろう。これで、ベレッタ92F,ガバメント,グロック17,シグP226,デザートイーグルとハンドガンの王者ラインナップが揃ったわけで、KSCとも相当かぶってはいるが(しかもKSCは次にシグP226Rが予定されている)、古くなったハンドガンを相互にリプレイスするのも面白いかもしれない。

KSC グロック19

KSC グロック19

グロック19 は、トイガン唯一のモデルアップであり、今のところKSC以外の選択肢はない。さすがにロングセラーなだけあって、充分に満足のいく外観、質感、射撃性能を得ていると思うので、お勧めできるハンドガンだ。

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